葉鍵板最萌トーナメントブロック決勝Round141!!

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537名無子
<綾香とひなたぼっこ> [[KABXXF40]]

「よお、綾香」
「なあに、浩之」
「俺たちって、一体なにしてるんだ」
「あたしとひなたぼっこしている」
「そりゃ、そうだが……」
「浩之は、ひなたぼっこは嫌いなの」
「いや、嫌いというわけじゃないんだがさ。せっかく呼び出しくらっといて慌ててきてみたらひなたぼっこ……もっと他にすることないのか」
「だったらいいじゃない。こうして河原でのんびり寝転んで、太陽の日差しを浴びるって気持ちよくらならない?」
「それはそうだけどさ、俺としてはもっとこう、例えば《葉鍵板最萌トーナメント》で、<<綾香>>に1票と書いて応援SSあげるとか、そういう時間を有意義に使いたいと思うんだが」
「あら、浩之はあたしと一緒にのんびりしているのが無駄な時間だというわけ?」
「い、いや。そういうわけじゃないんだが」
「残念ねえ。あたしは浩之と一緒に過ごせるなら、どんな時間でも結構楽しんだけど」
「…………………本当か?」
「なに、その間は。けっこう疑っているわね。寝技かけてあげましょうか」
「いやだなあ、おれがあやかのことをうたがってるなんて、あるわけないじゃないか、あはははははは」
「セリフが棒読みよ、浩之。これはお仕置きが必要ね」
「おい、こら。やめろ、綾香。太ももが密着して嬉しいけどマジで痛い」
「だーめ、あたしと一緒にいたくないって言うやつには、腕ひしぎ四の字固め!」
「そんな事言っていない! いてててて、そっちがその気なら俺だって……どうだ!」
「く、くくく、きゃはははは。浩之。くすぐり攻撃だなんて反則よ」
「綾香はふとももが弱点なんだよなあ。うーし、もっとわきわき」
「や、やめて浩之。きゃははは、よーし、そっちがその気ならこっちだって」
「うお、ばか、やめろ。うつぶせにかさばるな。息が苦しい……」


「ひなたぼっこって、気持ちいいわよねえ」
「ああ、気持ちいいよなあ」