Key新作　CLANNAD - クラナド -　part8

「岡崎さん？」
「お、俺の身内はどうでもいいだろ　いつ死ぬかわからないような奴に聞かせる話は一つもない」
「また、それ言いますか　ねぇ、あの建物なんだか煙が出てるみたいですよ、火事です？」
「変なオヤジがパン焼いてんだ　このパン売ってる」
「なるほど、パン屋ですか」
「そのパン屋でレジしてる上さんが弁当代わりにって、いつもパンくれんだよ　この世にいない母さんみたいに･･･」
「えっ････」
「あ、あの建物見てください」
「運動場のあるあの建物、私が通った幼稚園です」
「私、ジャングルジムから飛び降りて足を捻挫したんですよ」
「それで、大きな体育館がある建物が私の小学校ですね」
「実はその屋上から足を滑らせて骨折してしまいました」
「でもって、その隣が中学です」
「って、おい」
「中学の時は何もなかったですね　残念です？」
「なにかあったら、ここに伊吹はいないだろ」
「今ごろ、私は入院してると思います」
「うん？」
「ああ、あの白い建物は病院だよ」
「知ってますよ、だって････」