葉鍵板最萌トーナメントブロック決勝Round135!!
そのとき、佐藤雅史は声を失った。
それはそうであろう。お茶とお菓子をもって自分の部屋に戻ってきたら、家に遊びにきていた友人が、自室で素っ裸で睦み合っているとしたら−−
「あかりちゃん、浩之、なにを……」
「見てわかんねえか?」
平然と言い放つ浩之。浩之は全裸でベッドに腰掛けている。
「あん……浩之ちゃん…もっと…」
そして、これまた全裸のあかりが、浩之の膝の上に座らされている。
脚を大きく広げて。
浩之の手は、片方はあかりの胸の上にあり、もう片方はあかりの太腿に乗せられている。
あかりの股間の中心−雅史が目をそらそうとしてもつい視線をやってしまうそこ−はしとどに濡れて、雅史がいない間に行われた行状をいやがおうにも想像させる。
「たく……しょうがねえなあ」
浩之は、太腿の上に乗せた手を、内股を這わせて、あかりの秘所にやる。
「あん…っ」
指先がそこに触れ、あかりが嬌声を上げる。顔が歓びに紅潮している。
くちゅ、くちゅ
浩之の指が、あかりの媚肉をいやらしく揉みほぐしていく。
雅史は、そんなあかりの痴態を、ただ声も上げることも目をそらすこともできず見ていた。
「ほら……雅史がおまえのいやらしいオマンコ見てるぜ」
雅史の視線に気付いた浩之が、わざと大き目の声であかりに告げる。
「あ……ごめん…僕…そんな……」
声に反応したのは雅史だった。呪縛から放たれたように、目前の痴態から目をそむけようとする
「ね…雅史ちゃん………見て…私の…いやらしいトコ…見て…っ」
「え……?」
あかりの切なそうな声。意外な言葉に、雅史はどうしていいかわからず、ただ目前の光景を眺めつづける。
「あ…あ…っ…」
くちゅ、くちゅと、いやらしい音と、嬌声とだけが、部屋にこだまする。
「雅史…おまえ勃起してんのか?」
「え?」
ややあって、唐突に問いを投げられる。目前の事態が雅史の思考を大きく越えていて、咄嗟には反応することができない。
やがて言葉の意味することを理解し、慌ててテントを張る股間部を手で隠そうとする。
「雅史ちゃん…隠さないで…いいから」
あかりは、浩之から立ち上がり、雅史の手を押しのけてジッパーを下ろす。
「そうだぜ。見せてやれよ」
浩之もすばやく雅史の背後に回り、雅史の手を封じる。
「ちょ…ちょっと、やめてよ…」
「何言ってんだ、雅史。チンポそんなにしといて説得力ねえぞ」
すでにあかりがズボンとパンツを引きずり下ろしていて、雅史の下半身はもはや何も覆うものがない。
そそり立つペニスは、まだその先端を皮に隠している。
「ふふっ…雅史ちゃんのおちんちん、可愛い…」
「やめてよ…あかりちゃん……」
雅史は羞恥に顔を赤くして、鳴きそうな声で懇願する。
「ダメ…雅史ちゃんのおちんちん、食べちゃうから…」
そんな雅史を尻目に、あかりは、雅史の先端にキスをする。
「あんっ!」
今まで経験したことのない快感に思わず、雅史は声をあげた。
「ふふ…雅史ちゃんの声、女の子みたい…」
妖艶な笑みをたたえて、あかりは、雅史のペニスにキスの嵐を降らせる。
先端に、竿に、袋に。そして敏感な部分を包む皮に。
「あ…や…あかりちゃん…っ…」