あゆ「ボク、あの木に登りたいな。もう一回7年前に見た街をあの木の上から見てみたい…」
祐一「ダメだ!また落ちたらどうするんだ!!俺はもうあんな悪夢は二度と見たくないんだ!降りて来い」
あゆ「大丈夫だよ。今度はきっと祐一君が受け止めてくれるってボク信じてるから…。ね、いいでしょ?祐一君」
祐一「…仕方ないな…。その代わりあんまり高い所までは登るな。それと俺が見ている時以外は木登り厳禁だからな」
あゆ「うん、ありがとう。祐一君」
あゆ「祐一君も登っておいでよ。いい眺めだよ〜」
http://sakura2.room.ne.jp/~boogie/cgi-bin/img-box/img20020208105257.jpg 祐一「俺はお前が落ちるのをここで待ち構えてないといけないからな」
あゆ「うぐぅ、ボク今度はもう落ちないもん」
あゆ「それにしてもいい景色…ボクたちこれからこの街で、一緒の学校に通って暮らせるんだね」
祐一「そうだな。俺たちこれからはずっと一緒にいられるさ」
あゆ「祐一君…すっごく恥ずかしいこと言ってるよ?」
祐一「気にするな。さあ、もう帰るぞ」
あゆ「うんっ。また来ようね」
祐一「ああそうだな。何度だって来るさ。ここは俺たちの思い出の学校なんだからな」