葉鍵板最萌トーナメントブロック準決勝Round115!!

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895はね〜〜
両者支援SS 第2弾 「チェンジ!! 観鈴de茜!!(後編)」(1/3)

「大変な事になった……お、俺の茜が……」
 浩平……頭抱えてる場合じゃありません……
「み・す・ず〜〜!! お前はあれほど走るなと言っただろうが!! 見ろ、一体この事態どうすれというんだ……」
「が、がお……ごめんなさい……」
 なんだか、私が怒られてるみたいです……
「えっと……茜、だよね」
「はい……」
 詩子が心配そうに私を見ています。
「詩子……」
「まあ、おきちゃった事は仕方ないし、とりあえず自己紹介しようか」
「はい……」

「ええと、俺達は3人で旅行に来てたんだ。俺が折原浩平、んで、こっちが……」
「柚木詩子だよ。で、そこにいるのが……って、今は違うんだった」
「里村茜です……」
 でも、なんだか自分自身に向かって自己紹介するって……変です。
「うーむ、こういう観鈴ってなんだか新鮮だな。俺は国崎往人、見てのとおり旅芸人だ」
「がお……わたしは、神尾観鈴だよ、そこの高校の2年生。う……まだ頭が痛いよ〜」
「すばらしい!!」
 な……なにがですか、浩平……
「情けない茜なんてそう見られるもんじゃない!! よし、今のうちにもっと見ておこう」
「うんうん、そうだよね。こんな時逃したらもう2度と見れないよね」
 2人ともそんなにじっと見ないで下さい……
896はね〜〜:02/02/02 19:35 ID:QAv0D4yr
両者支援SS 第2弾 「チェンジ!! 観鈴de茜!!(後編)」(2/3)

「……恥ずかしいから嫌です」
「くう、しかしこんなにしっかりした観鈴を見られるとは……いつもこのくらいまともならいいのに」
「がお……」
 ボカッ!
 わ、私が叩かれました。
「だから、それを言うなと……って、すまん! 観鈴はこっちだったんだ……」
 そういって、神尾さんを叩きにいく国崎さん。
「……戻った時に痛そうなので、嫌です。それより……元に戻る方法考えませんか?」
 このままだと話が全然進みません……
「そうだな……基本としてはやはり……ちょっと来てくれ2人とも」
「うん、わかりました」
「……嫌です」
 嫌な予感がします。
「な、何故に?」
「浩平、先に何をするのか言ってからにして下さい」
「おいおい、俺はただ、もう1度2人の頭をぶつけてみようと……」
「嫌です」
 凄く痛かったんです。また頭ぶつけるのは嫌です……
「じゃあ、茜、そのままでもいいの?」
「絶対に嫌です……」
「がお……わたしも嫌だよ……」
「よし、じゃあ話もまとまった事だし、やるか。2人とも、いいか?」
「がお……」
「はい……」
 気は進みませんけれど……
「せーの!!」