葉鍵板最萌トーナメントブロック準決勝Round115!!

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792はね〜〜
両者支援第1段!!  「チェンジ!! 観鈴de茜!!」2/3
「ま、まあ気にするな茜」
「はい……」
 当初は詩子が候補地を選ぶと言っていたのですが……中学卒業の時にディスコに行こうなんて言い出したくらいですから、結局私が選んだんですけど……
「あ、茜。あんな所で大道芸……かな? やってるよ」
 本当です……面白そうです。
「しかし、見事に閑古鳥だな……ちょっと見てみるか?」
「はい……」

「くそ、今日も敗北か……情けない」
「ねえ、大道芸やってるの? ちょっと見せて見せて」
 先に詩子が男の人に話し掛けます。近くで見てみると、結構若い人ですね……私たちとそんなに年は離れてないみたいです。
「な、なにっ!! 客か! ついに久しぶりに来たのか客が!!」
「あ、あの〜……」
「くっ……やはりこの俺の腕は落ちてはいなかった!! よし、さあ見てくれ!! 気合を入れてやろう!!」
「なんだか、大道芸っていうのも大変なんだな……」
「はい……」
「今からだな、この人形が……」
『往人さーーーん、ジュース買ってきたよーー』
 あ、遠くの方から女の子が走ってきます……でも、あんなに急いだら……
『わっ!! わっわっ……』
「おっ、観鈴、やっと来たか……って、馬鹿! ドジなお前が全力で走ったりしたら……」
「わーーーっ!!」
 ぶ、ぶつかります……
「きゃっ!」
 ドシーーーン!!!!