葉鍵板最萌トーナメント2回戦Round100!!

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812名無しさんだよもん
マターリ4回目逝くか。

彩のお泊まりイベント、特に彩の寝息にはお世話になった者多数だと思われ。
欲望を抑えるので必死の和樹をよそに、規則正しい寝息を立てる彩
現実やられたら辛いけど見てる分には非常に萌えるシチュである。
しかし疑問が一つ。
このとき彩は本当に寝てたの?
実は誘ってない??
勇気を出して和樹を誘う彩も(・∀・)イイ!と思いません!!?
813名無しさんだよもん:02/01/19 05:35 ID:gOkHcXHh
>>732
遅レスだけど、なにがし氏に同意だね
1レスでよくまとまってると思う
同じシチュ書きとして、ちょっとうなってしまったよ

…さて、寝よう
814石 ◆GUTSspiM :02/01/19 05:35 ID:co7U7Ufh
長谷部彩支援SS 『雨』

いつのまにか外は雨が降っていた。
雨は私にあの時のことを思い出させる。

一人で焦って先走っていた。
あの人の気持ちを理解してなかった。
あの人を困らせてしまった。
あの人に嫌われたと思った。
大切な気持ちに気づいた。

そして・・・2人が結ばれた夜。

冷え切った身体を、心を、温めてくれた。
全ての過ちを拭い去ってくれた。
ゆるぎない愛をくれた。

遠回りをしたけど辿り着いた、あの人のもとに。
雨がどんなに冷たくても、この想いは決して冷めない。
あの人が隣にいるから・・・
815名無しさんだよもん:02/01/19 05:37 ID:9wjPpswl
>>812
(◕ฺ∀◕ฺ)イイ!
816名無しさんだよもん:02/01/19 05:39 ID:kucqYFze
>>793
首輪をした彩…。

BGM:kiss the huture
「和樹さん、私のこと、奴隷にして下さい」

スレ違いスマソ。
「売れない猪名川由宇」<<長谷部彩>>に1票。
817名無しさんだよもん:02/01/19 05:44 ID:zLy1DCDd
100スレ達成オメ。
記念カキコ。
818石 ◆GUTSspiM :02/01/19 05:52 ID:co7U7Ufh
<<長谷部彩嬢>>にイピョーウだ。
みなみおねーさんもいくみんも敗れた今!
こみパの最萌えを支えるのはこの娘しかいない!!

※ちゃん様・瑞希・あさひが勝ち上がってるのは内緒だ(w
819名無しさんだよもん:02/01/19 05:54 ID:uXZ7kAlK
>814
音つけて彩に唄って貰いたいyo!
820名無しさんだよもん:02/01/19 05:58 ID:W2f3tfbn
由宇は!? …最燃? いや、燃えだけど萌…え…(ガクリ

DC、操作難しいって聞いたんだけどなんとかなりますか?
821MITUKI ◆XqniXHe2 :02/01/19 05:59 ID:elHVANKJ
彩支援SS(1/2)

 とくんとくんとくん……

 心臓の音が和樹さんに聞こえてしまわないだろうか。
 微かに上気しているであろう頬を見咎められないだろうか。

 ふしだらな娘だと、思われないだろうか。

 男女の営みがどんなものかは、私だって知っていた。
 でも自分には関係の無い世界の話だと思っていた。
 ……いや、そう思い込もうとしていたのかもしれない。

 自分のことは、自分が一番良くわかる。
 私はつまらない娘だと思う。
 地味で、口下手で、引っ込みじあんで、面白みの無い娘だと、他の誰でもない
私自身がそう思う。

 でもこんな私だって、いつかは王子様が迎えに来てくれるんじゃないか。
 そんなことを密かに夢見たこともあった。
 他愛の無い、まるで小さな女の子のような夢。
 でも、王子様は本当に私の前に現れたのだ。

 千堂和樹さん。
 私の、王子様。

 この人が望むなら、私はどんなことだってできる。
 求められたら、なんだって差し出すだろう。

 たとえそれが、私自身であっても。
822MITUKI ◆XqniXHe2 :02/01/19 06:00 ID:elHVANKJ
彩支援SS(2/2)

『あなたが求めるのだったら、なんだって……』

 じっと目を瞑り、ともすれば乱れそうになる息を、必死に整える。
 和樹さんの視線を感じる。
 胸が…… 苦しい。

 私に伸ばされる彼の手。
 心臓が、破裂しそう……

 そして和樹さんは、私の頭をそっと、撫でた。

 不意に
 そう、不意に、涙が出そうになった。

 私は、馬鹿だ。

 『求められれば何だって差し出します』
 『だから、捨てないで下さい! 嫌いにならないで下さい!』

 何と卑しい考えだろう。なんと醜い考えだろう。
 私は和樹さんを、そんな人だと思っていたのだ。

「おやすみ、彩」

 和樹さんの声が、止めだった。
 溢れる涙を見咎められぬように。嗚咽が口から漏れないように。
 私は、寝返りのフリをして彼に背を向けることしかできなかった。