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「初音ちゃんの初ギャンブル」1:
初音「お姉ちゃん帰ってくるまで退屈だね」
耕一「まだ、夕飯の支度にはちょっと早いもんな」
初音「うん」
耕一「ちょっとしたゲームをやらないか?
初音「ゲーム?」
耕一「負けたほうは、勝ったほうの言うことを一つ聞かなきゃならないって事で」
初音「えーっ!」
耕一「って、俺がそんな酷いことを言うと思ってるの?」
初音「え…? ううん、そんなんじゃないよ…」
耕一「んじゃ、やろう。酷いことなんて言わないからさ」
初音「う、うん…」
耕一「この間、ポーカーは覚えたよね」
初音「うん、覚えたよ」
耕一「それじゃあ、先に5本取った方が勝ち」
初音「うん。負けないよ!」
………
初音「あー、耕一お兄ちゃん手加減してよぉ」
耕一「賭けだからね、負けられないのさ」
初音「だって、私、まだコツとか知らないのに…」
耕一「さてと、何を頼もうかなぁ〜」
初音「う〜」
耕一「えーっと…キス、してほしい」
初音「え、えーー!!」
耕一「…」
初音「そ、そんなぁ、だだ、だってお兄ちゃんと…!!??」
耕一「ほっぺに…」
初音「え? そ、そうなの? で、でででもでも…、え〜!? だだだだって…」
耕一「ははは、ごめん、ちょっと意地悪が過ぎたかな」
初音「え? もぅ…」