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>>237の続き〜
きちんと整理された初音ちゃんの部屋に入り、
小さな身体をベットに横たえる。
毛布を掛けようとしたとき初音ちゃんが目を開いた。。
「…耕一お兄ちゃん?」
潤んだ瞳でそう呟き、きゅっと俺の服をつかむ。
祭りの後の寂しさみたいなものだろうか。
今日の団欒で、両親のことを思い出してしまったのかもしれない。
「ああ…ここにいるよ」
俺は横に腰掛け優しく初音ちゃんの頭を撫でた。
「……うん」
寝ぼけただけだったのか初音ちゃんは再び瞳を閉じる。
雪明りにその寝顔は安らかに見えた。
(大丈夫。俺も…千鶴さんも梓も楓ちゃんも…みんないるからな)
俺は夜が明けるまで彼女の頭を撫でつづけた。
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ごめん ちょっと寝てくる…
ガンバレ初音たん(;´Д`)