189 :
INU☆:
「このへんまでは濡れてないかな?」
エプロンと上着でだいぶ吸収したようだけれども、もしかするとこのあたりまでしみ
込んできているかもしれない。
確かめるために俺は裾元から手を忍び込ませて、初音ちゃんの胸の上を探るようになぞった。
「あっんっ……おにい、ちゃ……」
感度の良い初音ちゃんの胸はそれだけで感じるらしく、初音ちゃんは駄々をこねる子供みたいに身をくねらせ
声にも鳴らない熱いため息を付く。
わずかな膨らみを下から持ち上げ、指の間で乳首を挟み、力を入れずにゆっくりと揉みしだく。
手のひらにすっぽりと収まってしまうその薄い胸は、しかし極上の絹もかくやと思わせるほど滑らかで、
その上つきたての餅のように熱く、柔らかかった。
「初音ちゃん、可愛いよ」
はあはあと息を乱し始めた初音ちゃんの耳元にそう囁きながら、俺は首筋に唇を落とした。
俺の手のひらが衣服の下で初音ちゃんの肌を熱く擦る音が間近で聞こえてくる。
女の子特有の甘い匂いが漂ってきて、俺も自分の理性がだいぶ痺れはじめだしたことを自覚せざるをえなくなった。