>>139 まずは何よりもさきに、ゆっくりとなでなでしてあげる。てっぺんのクセっ毛をなでつけるように、手のひら全体で優しく。
こうしてあげると、初音ちゃんはとてもうっとりとした表情になる。
ちょっとくすぐったそうな、気持ちよさそうな顔になって、俺の腕の中で次第に緊張がほぐれていくのがわかる。
俺はそれを確認して、左手でなでなでを続けながら右手を初音ちゃんの胸元に伸ばした。
触れる。――この歳の女の子にしては目立った成長の無い、控えめで慎ましやかな初音ちゃんの胸に。
「っ……!」
頭をなでなでされてぽーっとしていた初音ちゃんが、胸に当たった俺の手の感触に驚いたように一瞬息を飲み、
けしからぬ動きをしようとしている俺の右手に自分の手を添えてきた。
俺はその手を軽く握り返し、その手をつかんだまま洋服のボタンを一つづつゆっくりと外していった。
「……恥ずかしいよぅ、耕一おにいちゃん……」
「どうして? こんなに可愛い胸なのに」
一番下までボタンを外すと、俺はすこし体を離して両裾に手をかけゆっくりとそれを脱がせた。
ブラジャーを付けていない、可愛らしいレースの薄物一枚の初音ちゃんの上半身が露わになった。
続こう