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INU☆:
初音支援SS 「初音のおるすばん(天使編)」 (R98-778に捧ぐ)
「お兄ちゃんいらっしゃい! 今日は初音とお留守番だよ」
出迎えてくれた初音ちゃんに誘われ玄関に入ると、なんだか良い匂いがする。
「あ、料理してるところだった?」
「うん。メニューは何かわかる?」
「えーっと、これは……」
くんかくんか。
なーんて鼻を鳴らして匂いをかぐふりをしたけれど、答はとっくに解っている。
「……肉じゃが。タマネギと糸こんにゃくが入ってる。人参はない」
「ピンポンピンポン、大正解! 具までわかるなんて、お兄ちゃんすごーい!」
「もはやほとんど超能力だな」
自分でも呆れる。何の役にも立たないところがまたミソ。
続くかも