由起子さんの妄想で1000レスめざすスレ

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95ふじい00
                「休日、由起子さん」(4レス)

「もう、今日は徹底的にやるんだから…」
由起子はそう呟くと、浩平の部屋の前に立つ。
「浩平は、今日は夕方まで帰らないって言うし、久しぶりの休みだから、隅まで綺麗にしちゃお!」
掃除機を持って浩平の部屋に入る。
案の定、浩平の部屋は散らかりっぱなしだった。
「もう、掃除のし甲斐があるっていうか…」
床にはラーメンの空きカップが散乱しているし、読みかけの本は広げたままであちこちに散らばって
いる。
「ふう、それじゃあ始めましょうか…」
とりあえず床に散らばっている空きカップなどをゴミ箱に捨てて、足場を確保する。
そして読みかけの本を綺麗に本棚にしまっていく。
「もう、漫画とかばっかりなんだから…。もうちょっと勉強の本でも読んでくれてればいいのに」
とつい、子供を心配する母親のような口調で呟く自分を、由起子は苦笑する。
ビュイーーン、ビューーン…
掃除機がゴミを吸い取る音が静かな家に響く。
・・・・・・・・・
「ふう、とりあえずこれで綺麗になったわね」
一通り片付いた部屋を見て、由起子は満足そうに呟く。
「でも、今日はまだまだこれからよ」
今日はとことん部屋を掃除してやろう、と気合の入る由起子は、そう言って腕まくりをする。
「とりあえず、布団を干しましょうか」
布団は瑞佳ちゃんがよく干してくれているから、今日はどっちでもいいんだけど、天気もいい事だし。
そう思って由起子は、布団を窓の所に干す。
そして、ベッドのシーツを新しい物と取り替えて、ベッドの下や、ベッドとスプリングの間などを
テキパキと掃除しだす。
「あら…、何かしら?」
それは、ベッドの下の隅の所に、そっと置かれていた。
「本みたいだけど、んんっ、取れないわね…」
96ふじい00:02/02/07 13:52 ID:bVQgtXZj
由起子は一所懸命に腕を伸ばす。
「ふぅ、やっと取れた」
ベッドの下の端の所に置かれていたその本を手に取って由起子は目を丸くする。
…あら、Hな本…
それは、そういう行為が描かれた話が載っている雑誌だった。
「…もう、浩平も隠すならもうちょっと見つけにくい所に隠してくれればいいのに…」
そんな、的外れな事を言いながら、由起子はその本をどうするか思案に暮れる。
…浩平も、もう立派な男の子なんだから、こういう事に興味を持つのは解るけど…。
とりあえず、勝手に捨てるのも悪いし…。仕方ないわね。掃除が終われば、元の所に置いておきま
しょう。
そう考えて、とりあえず雑誌は机の上に置いておいて、残りの掃除にとりかかる。
・・・・・・・・・
「ふう、今度こそ終わりね…」
浩平の部屋は前とは見違えるように綺麗になっていた。
掃除が終わった由起子は、お茶にでもしようかと、浩平の部屋を後にする。
その由起子に、机の上の雑誌が目に入る。
「あら、片付けるの、忘れていたわ」
浩平が隠していたHな雑誌を持って、由起子はベッドの方へ行こうとする。
けれど由起子は、ベッドに着く前に、歩を止める。
うーん…何となく、気になっちゃうのよね…
浩平がどんな雑誌を読んでいるのか気になった由起子は、とりあえず表紙をめくってみる。
「あら、すごい…」
表紙をめくり最初のページを見てみると、いきなり、裸の男女が抱き合っている絵があった。
「最近のこういう雑誌は、過激なのねぇ」
そんな感想を漏らしながら、由起子は数ページその雑誌をめくってみる。
「あらやだ、こんなのまである」
あまりこういう雑誌を見た事の無かった由起子は、興味深々でページをめくる。
少しの間、雑誌を立ち読みしていた由起子は、はっと我に返り、その雑誌を片付けようとする。
けれど、本心では、もっと先を読みたい、という気持ちに駆られる。
「浩平が…帰ってくるまでに、返しておけば…いいよね」
97ふじい00:02/02/07 13:53 ID:bVQgtXZj
そう思った由起子は、その雑誌の中の一冊を手に取り、自分の部屋に戻る。
自分の部屋に戻った由起子は、手に取った雑誌の続きを読みふける。
…本当、最近のこういう雑誌は凄いわね…
読んでいる由起子は、少しずつ呼吸を早くしながら、次々とページをめくる。
由起子の胸は、少しずつ動悸が激しくなっていく。
…もう、浩平も、こんな雑誌、置いとかないでよね…
浩平に八つ当たりをしながら、由起子はその雑誌を読み続ける。
由起子の胸の動悸は、ますます激しくなっていく。
…どきどき、してきちゃった…
由起子は、動悸を抑えるように、自分の手を自分の胸の方に持っていく。
「…やんっ…」
自分の手が、自分の胸に触れた瞬間、由起子はつい、そんな声を出してしまう。
…やだ、私、感じちゃってる…
胸に触れた瞬間、由起子の体を痺れるような感覚が駆け巡る。
胸に置いていた手を退けようとするが、自分の体が言う事を聞かない。仕方なく由起子は、少しの間、
動悸が治まるのを待った。
けれど、動悸は治まるどころかますます激しくなって、由起子の体を静かに揺する。
不意に、由起子の手が、服の上から自分の体を優しくまさぐる。
「あっ、やっ…」
そっと胸に触れた手は、優しく自分の胸をもみしだく。
…ああっ、駄目なのに、こんな事しちゃ…
そういう行為自体に殆ど経験の無い由起子は、胸を触りだすと、もう自分の体をコントロールする事
が出来なかった。
…駄目、駄目なのに…、体が言う事聞かないよ…
左手で浩平の雑誌をめくりながら、右手は自分の胸を優しく触っている。
…ああっ、駄目だよ。…もう、これ以上しちゃ…
そう思ってはみるものの、由起子の体はますます激しく動悸し、胸を触る手も、ますます激しくなっ
ていく。
そして、胸を触っていた右手が、ゆっくりと下のほうに降りていく。
駄目!絶対に駄目なのに…
98ふじい00:02/02/07 13:55 ID:bVQgtXZj
そして右手は、女性の大事な部分の少し上まで降りてくる。
…そこは駄目だよ。そこは…
けれど、もうどうしようもなく動悸が早くなっていた由起子は、理性が止めるのを聞かずに、右手を
そこに持っていく。
「ああっ、やんっ」
一際大きな声を出してしまった由起子は、はっと我に返り、口を閉じる。
けれど、自分の大事な部分に置いていた手は、もうそこを優しく触り始めていた。
…駄目、駄目なの…そんな事しちゃ…。でも…、でも…もう、体が言う事聞かないよ…
右手をパンティの上で優しく上下しながら、さっきまでページを持っていた左手は、今は自分の胸の
上で、激しく胸をもみしだいている。
「ああぅ…、はぁ、駄目、だよ…」
そう言いながら由起子は、右手をパンティの中にそっと忍ばせる。
「やんっ」
必死に声を抑えようとするが、閉じた唇の間からは、激しい吐息と声が漏れ出す。
浩平が…こんなの置いとくから…いけないんだよ…
雑誌の持ち主の、甥の事を思い出すと、急に体が切なくなるような感覚が由起子を襲う。
駄目だよ…浩平。そんなの、駄目だよ…
もう由起子は、何も考えられないくらいに激しく動悸し、一心不乱に自分の体をまさぐる。
「ああっ、もう、もうっ、だめー!」
一際大きい声を出して、由起子はゆっくりと体を床に倒す。
肩で激しく息をしながら、呼吸が落ち着くのを待つ。
…もう、浩平。あなたの、責任なんだからね…
うっすらとした笑顔で、由起子はそっと呟く…
そして、気だるい感覚に身を任せて、ゆっくりと由起子は仰向けに寝転ぶ。
…浩平が帰ってくるまでは、ゆっくりしてよっと…

…後で、こっそりお仕置きしなくちゃね。覚悟しててね、浩平。
99ふじい00:02/02/07 13:56 ID:bVQgtXZj
以上です。
H系は駄目です。書いてて恥ずかしいです(^^;
もっと長くしないと駄目なんですが、短いストーリーにしました。
でも、H系は苦手です。多分もう書きませんw。
あまとうさんVer.の由起子さんを想像して書いてますので、あまとうさんの絵を見ながら読んで
頂ければうれしいです。では。