あの”森川由綺vs姫川琴音”から数日後……
超満員の森川由綺ライブ、その控え室。
英二「リハビリとしちゃまずまずかな………」
冬弥「英二さん、やっぱりあなたは名プロデューサーだ……ウレシイっすよ、なんか……」
英二「ハハおだてるねい、ただのケジメだよ」
冬弥「……………ケジメ?」
英二「ヤラれっぱなしってワケにゃいくめェよ、エエ?」
「なんせ地上最萌えってうたっちまッてッからな………WA(ウチ)は」
弥生「いいっスよ! 鬱ゲーの中のイチバンで!」
英二「鬱シナリオで評価されたって、誰も地上最萌えなんて言っちゃくれねェんだよ 青年」
弥生「だからって英二さんがッ…!」
英二「地上最萌えってのはよォ」
「萌やし続け そして(人気投票で)勝ち続ける者のみに許される称号なんだぜ」
英二「葉鍵板(あそこ)へ、理奈ちゃんを送り込む」
冬弥「じ…冗談はよしてくれよ英二さん……だって、あの人は……アンタ……」
英二「おめェらに究極のアイドル像ってやつを教えてやろう」
「まずは身長165センチ以上!」
「体型、うっすら脂肪を残しB83 W54 H82!」
「脚線美! 膝上30センチで魅せる!」
「ファンの総重量は300dに達す!」
英二「そしてその歌唱力は!」
「志保をはるか凌駕する!!!
………………………………となりゃ理奈ちゃんしかおらんだろ」
英二「俺の妹ではあるけどよォ」