464 :
1の場合:
「んうっ……」
美咲さんが目を瞑る。逆に俺は目を開いて、最接近中の彼女を
観察する。頬が赤く上気している、瞳の端に涙の跡があるのは
……美咲さん、ごめんよぅ……。
お詫びに、彼女に不快感を与えないことを誓いながら、
ゆっくりと美咲さんのパンツを指で引っ張った。
美咲さんは俺に背中を向けている。逆に、顔だけは俺とキスするため
に横を向いている。従って、抵抗は不可能だった。
「ああっ……恥ずかし……い……」
朝陽の照らす中では、はっきり言って美咲さんの恥ずかしい部分が
丸見えである。さらによく見ると、そこが粘液質にぬらぬらと光っていた。
「冬弥くん、ひどい……よ……」
いかん、また泣きそうだ。俺は慌ててキスを再開した。
勿論、左手で彼女の秘所を弄くるのも忘れなかったが。
「んっ、んー……っ、ひゃんっ、んんっ……」
美咲さんはキスに夢中だ。俺は素早く彼女のブラを外したが、
気にも止めていない。秘所を弄くっていた左手を、乳房に移し変える。
ちなみにエプロンを外さないのは、紳士の身だしなみというやつだ。
美咲さんは、普段の服からは窺い知れないほどのボリュームある
乳房を持っている、それがふにゃふにゃと俺の手で形を変えていく。
何度触っても、キスしても、飽きない。
「とうや……くぅん……わたし、もうっ……」
キスを自分から離した美咲さんが切ないという表情で、俺を見た。
「うん……じゃ、いくよ」
美咲さんは顔を真っ赤にして、
目尻に涙を溜めて、それでも。
「うん……」
そう言ってこくりと頷いてくれた。
<つづく>