葉鍵板最萌トーナメント2回戦Round86!!

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329 :MITUKI ◆XqniXHe2 :
七瀬支援SSその14

「ただいまぁー…… って、誰も居るわけ無いか」

 正月ボケというのじゃないだろうけれど、さすがに、疲れた。
 誰も居ない部屋。空しく響く声。なんだか疲れが更に増したみたい。

「はー、独り暮らしももう5年目でしょうに」

 独り言が多くなっていると気付いたのは、独り暮らしを始めて1年経った頃
だっただろうか。
 最初は酷く悲しい気分になった物だが、最近はもう慣れた。慣れたと思っていた。

「お化粧、落とさないとね……」

 そう言いつつも、ベッドにドサリと横になる。
 スーツが皺になっちゃう。お化粧も落とさないと、次の日が大変だ。

 ふと、留守番電話のランプに気付いた。
 気だるい身体を起こし、スイッチをON。

「あー、俺だ、浩平だ。なんだよ、まだ帰ってなかったのか」
「えーと、明日は会社休みだろ? どっか飯でも食いに行こうぜ」
「じゃあ、連絡待ってる」

 私はすぐにあの人の番号をプッシュする。

「……あっ、浩平? 私、留美 え? うん……」
「ただいま……」