葉鍵板最萌トーナメント2回戦Round86!!

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169 :名無しさんだよもん:
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「当ててみろ」
「え?」
「だから、俺が何を考えていたか、当ててみろよ。正解したら、晩飯おごっちゃるぞ、ただしキムチラーメンだけど」
「――それ、本気で言ってるの?」
「ああ。予算は気にするな」
「そうじゃないわよ! し、信じられない、あ、あたしたち、今キ……キスしている最中なのに、別のこと考えているなんて……」

不機嫌が怒りに変わろうとしているのが、眉毛の角度と肩の震え具合と頬の色の変化で読みとれた。やばい、鉄拳制裁が飛んでくる前に、話をそらさないと命がない。

「正解だ」
「は?」
「だから、俺たちキスしている最中なんだな、って考えていた。やったな、七瀬。今晩のお前はキムチラーメンに不自由することはないぞ」
「……」

七瀬の目は、今、何か救いようのない馬鹿の姿を映している。多分、呆れているのだろう。
とにかく意表は突いてやったんだから、それに反撃するのは、七瀬の権利だ。後は野となれ山となれ……。

「……何当たり前のこと考えてるのよ、バカ。あたしたちは、その、そういうことしてもいい関係なんだし……ったく、もう少しで変な勘ぐりするところだったじゃない」

どやされることを覚悟した俺は、またしても「不思議な気分」に包まれた。なぜだろう、今の七瀬なら、よほどのバカをやらない限り俺を罵倒することなんてない、と分かっているはずなのに、どうして俺の七瀬に対する先読みは、いつも挑発的になってしまうのだろうか?