葉鍵板最萌トーナメント2回戦Round85!!

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808MITUKI ◆XqniXHe2
七瀬支援SSその10(1/1)テンション下げるために……

「浩平、待ってた、ずっと…… 待ってた」

 あいつが帰ってきた。私の元に、返ってきてくれた。
 ずっと待ってた。ずっとずっと、待ってたんだよ?

「このドレス、もう煤けちゃったよ」

 寂しかった、寂しかったんだよ?

「でもいいよね、こんな私でもいいよね?」

 嬉しい。嬉しい。嬉しい。

「ねえ浩平、踊ろ?」

 私は彼の手を取って踊りだす。
 真夜中の公園。二人だけのワルツ。

「あははっ、あははははっ」


「ねぇままー、あのお姉ちゃん一人で回って笑ってるよ?」
「だめよ、指差しちゃ!」

「あはははははははっ!」

 真夜中の公園で、私と“浩平”はずっと踊り続けた。
 ずっと、ずっと。