葉鍵板最萌トーナメント!!2回戦 Round80!!
242 :
某総帥:
ヤロー、とうとう寝やがった…。
一緒に勉強しようと誘っておきながら、30分で寝るとはな。まだ、23時にもなってないぞ。
テーブルの向かい側で教科書を開いていた名雪は、今ではそれに顔を載せて寝息を立ててしまっている。
顔を長い髪で隠しきり、呼吸に合わせて頭が微妙に揺れる様は、まるでお化けか妖怪のようだ。
お札を貼ったら退治できるかもしれないな。
ペタ
…空しかった。
幸いにもここは名雪の部屋だ。ベッドもすぐそこにあることだし、そこに寝かせて帰るとしよう。
ムニ
でかい。
後ろから抱えるようにして運ぼうとしただけなのだが、何故か腕が胸に当たってしまう。
前々から思ってはいたが、やはりでかい。そして柔らかい。
ムニ
これは太股だ。
ベッドまで引きずってきた名雪を、それに乗せようとしただけだ。背中と太股の手を当てなければ
できないのだから仕方のないことだ。
243 :
某総帥:01/12/24 03:52 ID:CoqaW9mF
そしてベッドに乗せると、名雪の長い髪が振り乱したかのように見苦しい様相を呈してしまった。
顔にも掛かってしまっていて非常に面妖だと思う。
このまま放っておくと、寝返りを打った時に乱れた髪が首に巻きついて、朝には芯まで冷え切った
身体になっているかもしれない。
スベスベだ。
髪を直してやっているのだが、この滑々した髪のなんと心地良いことか。俺の髪とは大違いだ。
そうして髪を直してやると、可愛い寝顔が現れたではないか。
この可愛い顔もまた、滑々で柔らかいのだろうか? 実行してみる。
イイ!!
予想通りだった。触った時に『うみゅ』と声が漏れたりして最高だった。
そう言えば、名雪は寝たら朝まで絶対に起きないんだよな。
ふむ、では先ほど触ってしまった胸と太股に、明確な意思を持って触ったとしても起きないの
かもしれない。実行してみる。
イイ!!
胸に手を乗せ一揉みしてみたのだが、でかく柔らかく、それでいて弾力があり、パジャマ越しに
伝わってくる体温がまた心地良い。
今度は、揉み続けてみる。
「うぅんっ…」
…良い声だ! しかも、顔に赤みも帯びてきた。
なのに起きそうにない。平均睡眠時間10時間は伊達ではないと言ったところか。
244 :
某総帥:01/12/24 03:53 ID:CoqaW9mF
眠れる森の美女よろしく、キスでもしないと起きないのかもしれないな。…してみるか?
イカンイカン、ヒートアップしてきてやろうとしていることが拡大の一途を辿ろうとしてしまっている。
計画通り太股を触ってからキスに移るとしよう。それからは、どうしたものだろうか?
とりあえず、太股を触ってからにしよう。
「だ、だめぇっっ!!」
ぬおっ!
流石に起きたらしい。飛びのいて言い訳を必至で考える。『ちゃんとベッドで寝ない名雪が悪いんだ』
を主軸に推し進めよう。
しかし、当の名雪からは何の攻撃もない。目を開けてベッドを見ると、名雪は寝たままだった。
ベッドに寄って見ても、その顔は寝ているときのように目を閉じたままだった。
しかし、何かを喋っている。
「や、やだ、そんなことろにジャム塗らないでっ、あぅっ。
お母さんどうして、きゃぁっ、舐めちゃダメだよ、汚いよぅ…。
あぅ、またぁ。あぁんっ……」
………寝言? それにしてもなんつう……
ガチャ
「名雪、どうしたの? …あら」
「あ、いやっ、そのっ」
「了承(1秒)」
ガチャ
「な、何をですかぁーっっ!」
何を了承されたのかは、ドアの下に置かれていった『例のジャム』が物語っているのかもしれない。