1回戦の回顧と展望です。
<Aブロック・回顧>
なし崩し的に始まったこの企画。集計が基本的に手作業だったので、「<<>>で囲む」というルール
がなかったのも懐かしい話だ。ちなみに、名雪車氏は現在のように開始直後の投票ではなかった。
また、意外にも(?)名雪と同じKanonの舞ではなく、あかりに投票していたというのも興味深い。
尚、A-8では3行萌え文章を添えてという条件付きでの試合。本当に萌えているならそれくらいは
簡単なはず、というものだったが、盛り上がりに欠けるということでこの試合のみのルールであった。
Aブロックの1回戦は、ほぼ皆が考えていた通りの結果に落ちついただろう。しかし、まだ参加者が
少なかったことを考えても接戦が最も多かったブロックだった。初戦のあかりvs.舞戦をはじめ、8試
合中5試合が20票差以内の僅差という非常に熱いものだったのだ。ここまで接戦が多かったブロッ
クは他にない。初期から参加している住人は幸せ者だろう。
Aブロックのベストバウト、上に書いた通り接戦が多かったので絞りにくいが、やはり「あかりvs.舞」戦
を挙げたい。初戦にも関わらず、葉鍵のヒロイン対決という何とも悩ましい試合。しかし、この試合が
盛り上がりを見せたからこそ、トーナメントの繁栄に繋がった。私はそう考えている。もし、これがマイ
ナーキャラ同士の対決だったら・・・もうトーナメントは無かったことになっているかもしれない。偶然と
はいえ、このカードをトップに持ってきた集計人氏に激しく感謝だ。次点には「さいかvs.シンディ」戦。
妄想でのCG・SSの強さを見せつける、他とは一味違う戦いだった。「葉鍵板ではロリが強い」という
格言が出始めたのもこの試合が最初だったような。
このブロックのMVPには、やはり基盤を作った集計人◆Countsu2氏。次点には解説者だよもん氏を。
他にトーナメントを盛り上げた人として、美和子vs.夕香戦で母親の本名を公開した渡辺氏、後に多くの
信者を作った86氏の名前を挙げておきたい。
<Aブロック・展望>
Aブロックの上半分は葉の東鳩・こみパ、鍵のMOON.・AIRという新旧作品のヒロインが揃い踏み。
どのキャラが決勝まで勝ち上がるか全く見当がつかないが、とにかく熱い試合になることは間違いない。
やはり見所はあかりvs.美凪戦。2人ともまだトーナメントが浸透していない頃の試合を勝ちあがったので、
票数はいざ知らず、支援の数も凄い物になるだろう。しかし、勢いはあかり、というか東鳩にあるか。と
いうのも、Fブロックの葵vs.マルチ戦が引き分けという結果になってから東鳩陣営の結束が強まったよ
うに感じる。実際に、その後のG・Hブロックでは松本・坂下というサブキャラを含む4勝をあげている。
さらにみちる、神奈というAIRの2人を破っていることからも、AIRとの相性がいいということもあるのだ
ろう。対する美凪も、作中で繋がりの深いみちるのためにリベンジを果たしたいところ。勢いが勝つか
意地が勝つか。
もう一つの試合、大庭詠美vs.天沢郁未も熱い。MOON.勢から2回戦に進んだのは郁未を含めて2人
しかおらず、陣営はメインヒロインである郁未に勝負をかけてくるだろう。一方の詠美はこみパ内でも
かなりの人気を誇るキャラ。前評判的に詠美が有利なのは否めないが、郁未のまき返しは十分に
考えられる。双方の支援に期待したい。
逆に下半分は圧倒的に名雪有利。キャラの地力がそのまま試合に出れば、名雪がブロック決勝に
進む事になるだろう。しかし、そう簡単に行かないのがこのトーナメントの面白いところ。 さいか陣営
には立ち絵が無いという武器を存分に駆使しての戦いを激しくキボンヌ、と。また、他のカードに比べイマ
イチ地味な感が拭えない第3試合の桂木美和子vs.太田香奈子だが、同じ作品同士の試合は1回
戦の64試合中1試合だけしか無かっただけに傾向がつかめない。意外と見所が多い試合になる
かもしれない。個人的に渡辺氏の降臨をキボンヌ、と。