葉鍵板最萌トーナメント!!2回戦 Round79!!
882 :
某香里スト:
>873の続きっ!
足下がおぼつかない名雪に肩を貸そうと何度思ったことか……しかしダメだ!
アルコールが入ってほんのり赤らんだ頬。
俺に向けてくれる屈託のない笑顔。
今名雪に触れたなら、そのままホテル街へ足を向けてしまいそうな自分が怖い。
名雪は拒まないかもしれないが、こういうのってやっぱりお互いちゃんとした気持ちを伝えた上で……ってのが筋だよな。
複雑な想いを胸に名雪の2,3歩後を歩いていると、名雪が急にしゃがみ込んだ。
「どっ、どうした、名雪? 具合でも悪いのか」
「うー……気持ち悪い……」
この顔色は演技じゃない。
ドクン。
心拍数が急激に上昇する。
幸か不幸か、すぐ目の前には3時間ほど“ご休憩”も可能なその手のホテルが……。
『ちょっと休んでいくか』という言葉を飲み込んで、肩に掛けそうになった手を引っ込める。
「祐一……吐いちゃうよぉ」
ぐお……お、俺はいったいどうすればいいんだあっ!
一発ネタSS《俺は名雪をさすれない》終
※某サークルの同人ソフトの名作『俺は名雪を忘れない』とは一切関係ないYO
あ、それと<<水瀬名雪>>に1票
決勝で香里と親友対決できることを切望 (w