葉鍵板最萌トーナメント!!2回戦 Round79!!
「ちょっと聞いてくれよ名雪、お前に関係ある話だからさ」
「くー」
「今、お前の側に居るんだけど、さっきから声をかけてもさっぱり起きやしないんだよ」
「うにゅ……」
「今日は試合があるから頑張るよーとか言ってたのにも関わらず、早くも睡没ですよ」
「……」
「今寝てるからって夜起きるとは限らない、もうねアホかと、馬鹿かと。
このまま本戦始まっても寝ているのがオチじゃ無いのかと問いたい、問い詰め……寝てるから無理か」
「とりあえず。起きろ、名雪」
「うにゅ、起きて……くー」
「起きてるって言えてねーじゃん」
そこでまたブチキレで……いや、ブチキレてどうする。
「今更起きてるフリくらいで諦めるとでも思ったか、ていうかフリにすらなってなかったがそれはそれ」
「くー、大丈夫だよー、ゆーいち……」
「名雪を起こすプロとしては、最近の流行りはこれ」
質問を適当に連呼して、最後にこれで決まり、これ最強。
「スリーサイズは? 上から……」
「はちじゅう……わ、なに言わせるのー」
しかし、フォローを忘れるとしばらく口をきいて貰えない危険を伴う諸刃の剣。
素人にはお勧めできない。
「お前がなかなか起きないからだ。
うーむ、やはり名雪を起こすのはこの方法に限るな」
「う〜。恥ずかしいよ〜」
「ぶっ!!煤i´Д`) 」
「どうしたの?」
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/3971/nayuki2.jpg 「お前……その格好…サンタガールじゃないか」
「だって、クリスマスイブだもん」
「……えー、うん、いや、萌えるからOKだ!」
「でも、私夜に寝ずにいられるか心配だよ〜」
「おいおい、それくらい起きとけって」
「うん、がんばってみるよ」
「ふぁいと、だよ」
「……それ、わたしのセリフだよ、祐一…」
というわけで、水瀬名雪入場〜。
あくまでも眠そうに入場〜。