1 :
HAL:
ONEの由起子さんの良さ宣伝してみようというスレです
CG・SS等載せていってください〜
タイトルの意味は?
3 :
HAL:01/11/30 23:53 ID:rdzeAL8v
微マイナーっぽいから
誰?
顔が無い、年増。
同じ顔が無いみさおは別格ですか?
>7
実は見た目高校生ぐらいにしか見えないとか、妄想を働かせたりしないの?
9 :
◆UNKO55aI :01/12/01 18:40 ID:K92C5eBp
実は浩平とうりふたつとか(性格が)
10 :
名無しさんだよもん:01/12/01 18:41 ID:NsEqmp3C
早苗ママ=華穂さん
昨日立てて一日でこれか。
・・・つまり駄すれ?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜糸冬〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
oneのストーリーをまだ完全に脳内保管できてないんだがストーリー解説してるページキボンヌ
16 :
み:01/12/01 19:26 ID:Fz5f0ch8
由起子さん、すきすきーっ。
エスエスねー。
じゃぁ、さわりだけでも。
由起子さんはパジャマ姿のまま、おびえたように、ぱっちり
とした大きな目をますます大きくして立ちすくんでいた。
俺は本能的に悟った。由起子さんの中からも俺の存在が消えてしまったのだと。
「俺だっ、浩平だ。折原浩平。」
考え込むような、戸惑うような表情。そして、由起子さんは自分の部屋に戻り、
ばたんとドアが閉まった。
カチャリと掛けられた、鍵の音が明確な拒絶に思えた。
とりあえず、また出くわして由起子さんをいたずらにおびえさせてもいけない。
家の中で「見知らぬ」男と出くわすのは、若い女性にとっては恐怖以外の何者
でもないからな。
俺は階段をきしませなように、そっと二階にあがり、自室のドアをしめた。
そして、これからのことを考える。
自室にとじこもっていても、遅かれ早かれ見つかる。
どうせ俺に残された時間はあとわずかなのは自分でもわかっている。
だから・・・だから、この家を出よう。今日、由起子さんが出勤したら、その
間に、こっそりと。
17 :
み:01/12/01 19:27 ID:Fz5f0ch8
考える時間はたっぷりあった。
もっと早く決断するべきだった。なぜ、いままでこの家に固執したのだろう。
俺のことを覚えてくれる唯一の人がいるから?
それはある、でも、でも・・・
何よりも、由起子さんのそばにいたかった。
けれども、由起子さんの中に俺がいなくなった今、ここにはいられない。
さよならもいえないのが、つらいけど、彼女にとって、俺はただの不審者だか
らな。
・
・
・
そんなことを考えていると、扉が遠慮がちにノックされ、由起子さんの声がし
た。
「浩平、入るわよ」
俺は、二度と由起子さんの口から出てこないはずの名前を確かに聞き、熱い物
がこみあげてきた。
声がつまって返事ができないでいると、ドアが開き、由起子さんが部屋にはいっ
てきた。
「ゆ・・・由起子さんっ!」
俺はおもわず由起子さんにすがり付いてしまった。その胸に顔をうずめ、泣く。
ちょっと甘い、いい香りがした。
18 :
み:01/12/01 19:29 ID:Fz5f0ch8
「お・・・俺のこと・・・俺の・・・名前・・・・」
のどからなにかがこみ上げてきて、言葉にならない・・・。
そんな俺に由起子さんの優しい声がかけられる。
「ごめんなさい、私・・・・私、混乱してたみたいで・・・・」
それと同時に、俺の背中に暖かい手が回された。
由起子さんのやわらかい体、暖かい体を感じていると、すこしずつ落ち着いて
きた。
ずっとこうしていたいと思うほど、心地よかった。
「いつまで、私の胸に顔をうずめてるのかな、甘えんぼさん。」
そんな、からかうような声が聞こえ、我に返る。
気が付くと、俺は由起子さんのやわらかい、おおきな胸に顔をうずめていたの
だった。
19 :
lol:01/12/02 00:47 ID:I6UerNaO
由起子さんと椎名ママがかぶるんだけど、如何に?
>19
確かにちょっとかぶるかも。
俺的には>10に同意。
>22
62レスでdat逝きか。しかも途中からネタスレになってるし。
果たしてこのスレはそれを越えられるのだろうか(w
まあ、がんばっていこうか(w
25 :
み:01/12/04 01:20 ID:8w5wrWT0
由起子さんと一緒に暮らしたいよ・・・。
ネタ振り―。
由紀子さんの年齢と職業を考えてみない?
オレは34歳、ファッション雑誌の編集者だと妄想。
∧||∧ げっ、また変換ミスった。
( ⌒ ヽ ×由紀子さん→○由起子さん
∪ ノ ここで吊っておこう。
∪∪
>26
公式な設定かどうかは知らないけど、大手文具メーカーの管理職とか言う話を聞いたことがある。
29 :
名無しさんだよもん:01/12/05 12:18 ID:y6do6Ix4
>28
何故か俺も由起子さんは管理職というイメージがあるな。
なんでだろ?
30 :
名無しさんだよもん:01/12/05 16:57 ID:lcsht60r
つまんねぇ
由起子「珍しく上がったかと思ったら即『つまんねぇ』って言われてるわ。
はぁ、私って一体…」
浩平 「まあ、由起子さんは設定ほとんどないから、話題があんまりないんだよな」
由起子「せっかく年齢と職業が不詳なんだから、この際ジャム作りでもしてみようかしら」
浩平 「…そ、それは、某母親キャラに挑戦すると?(汗」
由起子「フフフ」
>26
年齢といえば、浩平が引き取られてから9年ぐらいらしいから、いくら妄想を働かせても
30歳切るのは無理だよなぁ。
>32
うん、確か浩平と10年同居してるんだったかな。ということは、
1.高卒で就職して、働き始めた直後(18歳)に浩平を引き取る→現在28歳
2.大学在学中に浩平を引き取る→現在28〜32歳
3.短大卒で就職して、働き始めた直後(20歳)に浩平を引き取る→現在30歳
4.4大卒で就職して、働き始めた直後(22歳)に浩平を引き取る→現在32歳
5.仕事に慣れてきた頃(25歳前後)に浩平を引き取る→現在35歳前後
考えられる可能性はこれくらいかな。
1・2あたりはかなり無理がある気もするけど(w
…ところで由起子さんって誕生日はいつなんだろうか?
引き取られたとき、浩平は7歳ぐらいだっけか。
そーすると一緒にお風呂入ったかな?
>34
もちろん一緒にお風呂入っていたはず。
浩平は由起子さんに体を洗ってもらったりしてたかも。
浩平のアレの大きさを把握してる由起子さん萌え(w
36 :
み:01/12/07 00:04 ID:NnWg9AEL
うう、由起子さんに、体をあらってもらいたい。
一緒にお風呂にはいりたい・・・。
そういや、浩平は引き取られたときは完全に無気力になってて、自分から何かをすることは無かったとかいうよね。
ということは、忙しい合間を縫って、お風呂入れたりご飯食べさせたりとかしてたんだろうなぁ。
うーん、一緒にお風呂…。
これってシチュ的にかなりいけるネタだなぁ。
でもむずかしそう。
誰かお願い(w
浩平鮪だから由紀子さん視点で…
39 :
某鍵:01/12/07 20:31 ID:BgeDHGZh
誰かー、由起子さんのCGくれ…
ねーよ
セリフ有るの?
なかったんじゃない?
>41-42
浩平のことを忘れかかってる時に、
浩平を怖がって逃げようとするシーンはあるんだけどね。
…残念ながら喋らないんだなこれが。
試しにちょっと書いてみた。
……ごめん、漏れには今のところこれが限界。
珍しく、といっては何だが、ほとんど休日なしで働いている由起子さんが今日は家でゆっくりしている。
本来は休日出勤のはずだったのだが、予定が変更になったとかで急に休みが取れたのだ。
それにしても、こうやって向かい合って一緒に飯を食うなんていつ以来だろう。
しかし最近はほとんど顔をあわせてなかったから、なにを話していいか正直わからない。
由起子さんはだいぶ機嫌がいいようだけど、オレとしてはなんだか気まずくてしょうがない。
うーん、なにを話したらいいんだろう。
オレがどうやって間を持たせようかと焦っていると、由起子さんが話し掛けてきた。
「浩平、いったいなにをそわそわしてるの?」
「え? いや〜、なんと言うか、その」
「落ち着かない?」
「そ、そんなことないよっ、絶対!」
あ、やべ、無茶苦茶不自然になっちゃった。
「そ、そう?」
うう〜〜、は、恥ずかしい…。
「それにしても、こうやって一緒にご飯食べるなんてほんと久しぶりねぇ」
「う、うん」
「…………」
「…………」
更に気まずい空気が流れる。
どうしたらいいのか半分途方にくれていると再び由起子さんが口を開いた。
45 :
44続き:01/12/08 00:27 ID:/zm98oX4
「…ごめんね、浩平」
「え?」
なにがごめんなんだ?
「一緒に暮らしてるはずなのに、全然かまってあげられなかったでしょう? 一番いろいろかまってあげなくちゃいけない時期に独りぼっちにしちゃって」
「ぜ、全然そんなこと無いよっ。オレ由起子さんには感謝してるんだからっ」
オレの言葉を聞いて、由起子さんは表情をさらに曇らせる。
「……感謝、か」
ん?どうしたんだろう?
「やっぱり浩平の母親代わりにはなれなかったのね…」
由起子さん気にしてくれてたんだ…。
「…………」
「…………」
「これでもね、少しぐらいは母親らしいことができないものかといろいろやってたのよ?」
「母親らしいこと?」
「そう、お風呂入れてあげたり、添い寝してあげたり」
うげ。そのネタはちょっと…。
「特にここで暮らすようになったころは、泣いてばかりで自分から何かをするって事が無かったからね」
……。
「それはもう毎日お風呂入れてあげてたし、ちゃんと三度三度膝の上にのっけてご飯食べさせてあげてたのよね」
ちょっ、まってくれよっ!
「ゆ、由起子さんっ!?」
「ん? どうしたの、浩平?」
「いや、どうしたのじゃなくてさ」
「あ、やっぱり恥ずかしい? でもね、ま〜だまだあるのよぉ」
「や、やめてくれよう」
「ふふ〜ん、残念ながらそうは行かないわ。なにしろ大切な思い出だからねぇ。もしかすると浩平はあんまり覚えてないかもしれないけど」
うぅ、まさかオレの知らない恥ずかしい秘密がっ?
「ゆ、由起子さん?」
「知りたい?」
46 :
45続き:01/12/08 00:30 ID:M+m8qzfG
ぶんぶんぶんぶんっ。
当然オレは激しく首を左右に振って否定の意を表明する。
もちろんそんなことお構いなしに話し始めるのがお約束と言うものだろう。
「んっふっふっふ〜。よ〜し、じゃ浩平がどれだけ可愛いかを聞かせてあげましょうかねぇ」
「え、遠慮しとくよっ! 激しく力の限りっ!」
「え〜? そんなに遠慮しなくてもいいでしょう?」
「いやほんとかんべんしてくださいよまじで」
「……そっか…」
ぐぁっ、そんなに悲しそうな顔しないでよ〜。
「浩平がそこまで嫌がるんならしょうがないわね…」
「た、たすかった…」
「今から瑞佳ちゃん呼んで聞いてもらいましょ」
ぐっはぁぁぁぁぁ!!!
「まままままってよゆきこさんってゆーかまじかんべんしてください」
「瑞佳ちゃんも大喜び間違いないわ」
って聞いてねぇっ!?
唖然とするオレを残して由起子さんは電話をかけに向かう。
パタパタとあたりに響くスリッパの間抜けな音だけが後に残った。
…お、終わった……。
一人残されたオレは、がっくりとうなだれながらおかずをつつくのだった。
一緒にお風呂を組み込もうとして挫折しました。
誰か書いてください。
ってゆーか、由起子さん難しいYO!
なかなかいい感じ♪
>>44〜46
俺もひとつかいてみるかのぉ。
私がしてあげられることはなんだろう。
一人残された甥っ子に、
私にとってたった一人の肉親のこの少年に最後にしてあげられることは
なんだろう…
今日も一日の仕事が終わる。
私は同僚や上司に挨拶もそこそこにして帰宅のしたくをする。
「………」
だれかが私のことを何か言っているらしい。
当然だろう。私が勤める会社は今、文字通り猫の手も借りたいほどに
忙しい。
入社して2〜3年の人間が、まだ忙しく働いている先輩連中を尻目に
とっとと帰っていく様など、他の人間の目に良い風に写るわけもない。
けれど、私はそんな視線を無理やりに遮り、家路へと急ぐ。
だって、あの子を一人にはしておけないから…
家に着く。
私は荷物を仕舞うのもそこそこにあの子の居る二階へと急ぐ。
キィ…
戸を開ける。
「…ただいま、浩平」
けれど、やっぱりその子は一人ぼっちで…
ころころ… ころころ…
代わりに返事をしたのは、彼が手に持っていたおもちゃだった。
朝、出かける前に用意しておいた浩平の分の朝ご飯は、今日も手付かずで
残っていた。
もうすでに見慣れてしまった日常。
「浩平…おなか、空いてない?」
「もう、これ冷めちゃったね。って、当然か…あはは……」
「浩平…もう、悲しまないで…」
嘘だ。本当はそんなことこれっぽちも思っちゃいない。
「…そんなことない」
厄介なものを背負い込んでしまった。
「そんなことない!!」
私の中のもう一人の私が囁く。
”いっそのこと…”
「いっそのこと…?」
…私はいつのまにか眠ってしまった浩平に近づく。
…眠っている浩平の首をつかむ。
…そのまま体重をかけて……
ドサッ…
私は畳の上に倒れていた。
「…出来るわけない…そんなこと、出来るはずないじゃない…!」
私は、部屋を飛び出していた。
さっきまでの自分に激しい自己嫌悪を覚える。
私は、自分自身の手で、浩平を…
「殺そうとしたんだ…」
もう何も考えたくない。これ以上浩平のことを考えていたら、私、また無意識に…
ふと気づいたら裸足で家の前に立っていた。
こんな夜更けに自分の家の前でぼーっと突っ立っている。
他人の目にはさぞかし滑稽に写るのだろう。
家の中に戻ろうとしたその時…
「………」
一人の少女が視界に写った。
浩平と同じ位の年だろうか…?
私は、なんとなく近づいてみた。
「こんな時間にどうしたのかな?」
一瞬ビクッとしたようだがすぐにこちらに寄ってきた。
物怖じしない子だ。
「あのね、お父さんとお母さんがけんかしてるの。だから私、外に出てきたの」
「早く仲直りしてくれないかなぁ…」
そうだ、この子なら…
「…ちょっと、お願いを聞いてくれるかな?」
「お願い?」
「うん。えっとね、この家にあなたと同じ位の年の男の子が住んでるの」
「うん」
「その子はね、とても悲しいことがあって、ずーっと一人で泣いてるの」
「だから、その子が本当に泣き止んでくれるときまで、いっしょに居てあげて欲しいの」
「いっしょに?」
「うん。ずーっと、いっしょに」
「うん、わかった」
「私にはもう無理みたいだから、最後にあなたに任せるわ」
「え?」
最後の言葉の意味は多分伝わらなかったのだろう。
「じゃあ、わたしそろそろかえるね」
「ええ、おやすみなさい」
「おやすみなさい、えーっと…」
「くす、由起子よ」
「おやすみなさい、由起子さん」
少女が家の中に戻って行く。
「…そうだ、あなたのお名前は」
「わたし? わたしは…」
おしまい
疲れた…SSかくって難しいね、初めてかいた。
ちなみにONEはもう1年くらいやってないので
どっか間違ってたら吸いません。
54 :
み:01/12/08 19:01 ID:i7AabZDC
>16−18のつづきだよもん
由起子さんのやわらかい体、暖かい体を感じていると、すこしずつ落ち着いて
きた。
ずっとこうしていたいと思うほど、心地よかった。
「いつまで、私の胸に顔をうずめてるのかな、甘えんぼさん。」
そんな、からかうような声が聞こえ、我に返る。
気が付くと、俺は由起子さんのやわらかい、おおきな胸に顔をうずめていたの
だった。
慌てて、体を離す。
すると、由起子さんはさきほどの声とは裏腹に、真剣な顔をしていた。
「ねぇ、すこしお話していい?」
そう言われ、二人で階段を下りた。
居間のテーブルを挟んで座ると、由起子さんはすぐに紅茶を淹れてくれた。
「ね、何が起こってるのか、私に話してくれる?」
「・・・」
55 :
み:01/12/08 19:02 ID:i7AabZDC
「こんな時間になっても、浩平は学校に行かないし、それに・・・・、私、あ
なたのこと、さっき、完全に忘れていた。
あなたと一緒に暮らすようになってから、生活の一部、いえ、私のすべてだっ
たのに。」
「・・・・」
「私にだって、何か起こってることくらいわかるわよ。
だから、話してくれる?」
俺は、観念した。
たとえ、つらい思いをさせることになろうとも、ここまで真剣に俺のことを考
えてくれる女性に対して、いいかげんにごまかすことはできない。
だから・・・
俺は、えいえんの世界について、俺の知っていることを全部話した。
といっても、たいしたことは、俺自身も知らないのだが・・・。
「にわかには、信じられない話ね。」
やっぱり、信じてもらえなかったか・・・。そう、思ったとき。
「でも、信じるわ。だって、私自身あなたのことを忘れそうになったし・・・。
それに、浩平のいうこと、信じる。
あなたに残された時間がどれくらいあるのかわからないけど、最後まで支える。
それが家族ってものでしょう?」
その言葉に、再び、涙がでそうになった。
56 :
み:01/12/08 19:04 ID:i7AabZDC
由起子さんは、その日は結局会社を休んで、一日一緒にいてくれることになっ
た。
二人で、街へ出て思い出をたどって歩いた。
やがて、学校の前にさしかかった。
ちょうどホームルーム終了のチャイムが鳴り、昇降口から生徒が吐き出されて
くる。その中に、見覚えのある顔があった。
長森だ。
校門を出ると、俺たち二人のほうへ歩いてきた。
そして・・・
俺のほうを見ることもなく、すれ違って・・・消えていった。
幼馴染の中からも、俺の存在はない。知っていたとはいえ、改めて現実を目に
すると、涙があふれてきた。
だが、その涙の理由は、由起子さんしか知らないのだった。
由起子さんは白いハンカチを俺の目に当て、涙を拭いてくれた。
「私は、もう私は絶対に浩平のこと忘れたりなんかしないから。」
そういって、俺の手を、その暖かい手でつつみこんでくれた。
57 :
み:01/12/09 02:55 ID:FMFbKHnb
>44−46
由起子さんに添い寝してもらいたいよー。
お風呂にいっしょにはいってもらいたいよぉ・・・・。
「家族や友達の絆を伝って帰ってくるシナリオが( ゚д゚)ホスィカッタ……」
と言ったのは誰だったか。
>>44-46 面白いね。
ただ、浩平が「まじかんべんしてください」とか言ってるのがなんか変な感じだけど(w
>>48-52 瑞佳が浩平をしつこく誘った理由はこれだったのか(w
こういうアイデア好きです。
>57
不定期連載ですか?
続きが楽しみだ。
>58
誰が言ったとかは知らないけど、PS移植のときにスタッフが残ってたらあったかもとか妄想してみたり。
まぁシナリオじゃなく2次創作だけど、友情でってのはたまにみかける。
でも家族の絆でってのはないみたい。
家族って言えるの由起子さんしかいないし、由起子さんの設定があーいう感じだからかな。
そう意味でみさんに期待だな。
>60
おお、これはレアな物を(w
>61
確かに友情でってのはたまに見かけるね。
浩平のことを覚えてるのが住井ってパターンとか。
>>62
住井が1年間待ってるのか(w
家族の絆か…ある意味浩平が永遠の世界に行くこと自体が
それと言えるのかもしれないな。(みさおのこと)
64 :
ん?:01/12/09 22:39 ID:VPwQpPIm
前スレのレス数超えたね。
>>23〜24
みんなおめでとう。
もっと伸ばしていこう。
65 :
み:01/12/09 23:45 ID:HYKA/7ln
がんばるにょー
>60
SSよかったのー。由起子さんと一緒の時間過ごしたいですね・・・。
66 :
み:01/12/09 23:49 ID:HYKA/7ln
>59
えとえと、ありがきゅーっ♪
>56の次の行からでし。
手をつないだまま、歩く。
商店街。洋服屋の前にさしかかったとき、由起子さんが言った。
「あたらしいお洋服、買いましょうか?」
もしかしたら今日、消えるかもしれない俺のために、洋服を買ってくれる。な
るべく普通に接してくれる。そんな由起子さんの気遣いが嬉しかった。
何点か適当にみつくろって、試着室に入る。一人になると、小さい頃、由起子
さんがよく服を買ってくれたことを思い出す。
その頃、俺は由起子さんの半分くらいの背丈しかなかったが、いまでは十分つ
りあう背の高さになった。試着室の外で店員さんがこう話していた。
「素敵な彼氏ですね。それに仲がよさそうでうらやましいわ。」
少し間があいて、由起子さんの声が聞こえた。
「・・・そう見えます?」
由起子さんの声は心なしか嬉しそうだった。
由起子さんと恋人同士に見える。何故か俺も嬉しかった。
67 :
み:01/12/09 23:50 ID:HYKA/7ln
家に帰り、また昔の思い出話などをしながら、時を過ごす。
やがて、寝るべき時間がやってきた。
歯を磨いて、パジャマに着替えて、階段を上ろうとした時、俺は由起子さんに
呼び止められた。
由起子さんは、もじもじしながら、顔をうつむけて、俺のほうをちらちらと見
ていた。正直言って、かわいいと思った。
そして、由起子さんの口がついに開いた。
「浩平、あのね・・・、その・・・・。
今晩は一緒に寝て欲しいの。」
「!?」
俺はしばらく間抜けな顔をしていただろうと、自分でも思う。
「そんな、意味じゃなくて・・・、別々に寝ちゃうと、こわいの・・・。
離れていると、忘れちゃいそうで・・・。
明日起きたら、あなたがいなくなってそうで・・・。」
俺も正直それが恐かった。大切な人に忘れられるのはもうたくさんだ。
「は・・はい。」
緊張と興奮で、ちょっと声がうわずっていたかもしれない。
そんな意味じゃない、といわれても、つい意識せざるを得ない。
由起子さんは、身内の俺から見ても、スタイルも抜群だし、美人の部類にはい
るから。
俺の返事を聞いた由起子さんは、ちょっと顔を赤らめながら、俺の手をとって、
自分の寝室に招いた。
うーむ…
続きが気になって眠れないぞ。
ところで、何故に俺のIDは変わらないんだろう?
69 :
あら?:01/12/10 00:51 ID:nTjlybje
変わってた。
わけわからんレスすまん。
(昼と夜でIDが同じだったんよ)
71 :
み:01/12/11 00:52 ID:NbtFa0CY
>68
うー、すまん。今、別のところでSS書いてる。
今夜、最萌トーナメントの試合なもんで・・・。
>70
よかったよー。
ほとんど顔をあわせなかろうが、なんだろうが、由起子さんは家族なんだよね。
不覚にも、ちょっとだけホロリと涙してしまった。
由起子さん関係のネタなら問題ないと思うよ。
というか断りを入れる必要もないんじゃないかな?
>>73 別スレとか読んでても、こういう断りは正直ウザイとは自分でも思うんですが、
やっぱり、へたれSS書きですので、言い訳として欲しくなるんですよ。
駄目って言われたら書かないのか? というのもありますしね。
あーもう、無駄口叩いてないで、行きますね。
10月10日、私は『小坂』と宛名を打たれた、一通の封書を手に取った。
『拝啓――
小坂由起子さま。
2chは葉鍵板において、最萌トーナメント開催が決定されました。
以下の日程にて、Eブロック第7試合にエントリーされております。
どうか参加のほど、お願い致します』
たった、それだけの文面が事務的にワープロで綴られていた。
馬鹿らしいと思う。
(悪戯かしら?)
尤も有力的な思いつきに、自分で答えを出す。
気にも掛けないで、私は日常を過ごすことにした。
今日も、明日も、仕事はある。
毎日が、忙しくて、そして充実していた。
他の事に、構ってなどいられないほどに……。
だけど――
「……え?」
今、私は食卓に置いてあった箸を掴み損ねた。
ぽろっと床に転がる。
「? だから長森が最萌トーナメントっていうのに、出るらしいんだ」
「……冗談でしょう?」
浩平は私の動揺を、よくわからない、という眼(まなこ)で見ていた。
どうして、私はこうして、胸騒ぎを隠せないのだろう。
不安だけが、胸を横切っていた。
「……最萌トーナメントか」
どうして萌≠ノついて優劣を決める必要があるのか、私には理解できなかった。
参加の辞退を表明したのは、そんなこと。
いやな予感。
「大体、企画自体に無理があるのよね……」
自作自演。多重投票。CGの無断使用。数え上げたら切りもない。
職人といえる人が、どれほどいる?
萌を主張したい人が、どれだけいるというのか?
荒らしなんて、眼に見えている。
ただ、私に言えることは――
「だからこそ、祭りは思い出深いものになるか……」
拙くても良い、想いをぶつけて、共有することこそが、手段ではなく、目的ではないか?
でも、私も若くはない。トーナメントに勝ち抜くだけの力もない。
やはり参加は止めておこう。
私は、そう心に決めて、ベッドに体を滑り込ませた。
せめて、良い夢を、見れるよう……。
明日も、朝早いのだし……。
しかし……、明日は、明日の風が吹く。
「……あっ」
町を歩いていると、僅かながら気配を感じた。
よく知っている、彼女のだ。いや、懐かしいくらい。
私の勘も鈍ったものだ。
「……気づかせないものね」
ほっと息をついて、私は空を見上げた。
太陽が、燃えていた。
そこに、影。
黒点のように揺らめく、確かな存在を――
「答えなさい! 由起子! 流派! 北方不敗は!」
「女帝の風よ!」
打ち出されるコブシは、いつかの過去の栄光で――
「前進!」
「系列!」
はじけ合う力は、若し日の思い出で――
『天破侠乱! 見よ! 葉鍵板は紅く萌えているっ!!』
そして、重なり合うのは、声と声。
「久しぶりね、クイーン・オブ・フォールス・ハート$瀬秋子」
「そうね、エース・イン・クラブ・ウインター¥ャ坂由起子」
「ふふっ、昔のあだ名よ。それより、何の用かしら?」
「友達と会うのに、理由は要らないでしょう?」
澄ました顔で、言うのが当てにならない。
「うそつき。まあ、いいわ。そうね……喫茶店にでも入る? いいお店知ってるのよ」
「了承」
「ほんと……その癖、変わってないわね」
「褒め言葉として、受け取らせてもらうわ」
頬に手を当てる彼女に苦笑して、私は商店街のほうに足を向けた。
「良い店ね……」
「まあね、学生時代には無かったでしょう?」
ちょっと洒落たつくりのティールームは私にとってもお気に入りで、そのせいか特別なときにしか足
を運ばないようになっていた。大切なものとは、時として人を遠ざける。
「この町も変わってしまったわね」
「私たちもでしょう?」
「そうかもね……」
「……って、前言撤回するわ。貴女は年を取らないの?」
「どうして?」
「若作りとか、そういうレベルじゃないわ」
「企業秘密よ」
「あやかりたいわね、まったく」
「じゃあ、アレ食べる?」
「ああ、アレか……正直、まだ作ってたの? って感じよ」
「若さの秘訣よ」
「私は、健康第一がモットーなのよ。やめとくわ」
オーダーに、ハーブティーとケーキを適当に頼んで話を続ける。
「で、本当にどうしたの?」
「うん? 何のことかしら?」
秋子が、分からない、という風に首をかしげていた。
似合うわね、私と同じ年の癖に。
「用件のことよ。秋子と会えたのは嬉しいけど、理由も無く会いに来る貴女ではないわ」
「冷たい言葉ね、落ち込むわよ?」
「よく言うわ。学生時代は、そうやって何度、私をことに巻き込んだことか」
「偶然よ。由起子は……誰かから誘われないと、自分からは何もしないでしょう?」
「まあ、そんなんだけど……って、話がずれてない?」
秋子はくすっと笑って、運ばれてきた紅茶に口を付けていた。
「最萌トーナメントって知ってる?」
「うん? アレのこと?」
惚けて見せながら、内心ではしまったと思わざるを得なかった。
「さあ、何のことかしら?」
「嘘が下手ね、相変わらず……そこが良いのだけれど」
「うるさいわね、良いでしょう?」
「いえ、良くないわ」
「……?」
私は思わずどもってしまった。
「……なに?」
「辞退したんでしょう、由起子は?」
良い勘してるわね、と秋子は面白おかしく笑ってみせた。
「その様子じゃあ、知らないんでしょう?」
「何をよ」
と、聞き返したのは間違いだった。
それこそ、秋子の思う壺。
「優勝商品のことよ」
「え? なにそれ?」
「これだけ大掛かりな大会なのよ? 何も無いって言うほうが変じゃない?」
「……初耳。そんな大きなものだったの?」
「トーナメント表も見ずして辞退を決めたの? まあ、良くも悪くも由起子よね。ほんと」
「呆れたような声出さないでほしいのだけど……」
不意に、秋子は私に耳打ちしてきた。
「……は?」
私はそれだけを言うのが精一杯だった。
馬鹿げてる……。
「優勝商品? よく言うわ」
「まあね。参加者でも知ってるのはごく小数のはずよ」
私は紅茶を手に取る。
――しまった!
話に夢中になっていて、すっかり冷めている。
これでは台無しだ。
まあ、兎にも角にも――
「話を聞いた以上、参加せざるを得ないってこと?」
「そう、私たち『SEASON・KEY同盟』が必要なのよ。分かる?」
いや、そのネーミングセンスは分からない。
「晴子の力も要るわね……」
「マザージョーカー′テ河早苗の力もね」
「二つ名に拘るわね」
「言い出したのは、貴女のほうでしょう?」
「あ、そうかも知れないけど、みっともなくない?」
「主観的に見れば、そうでもないわ」
「それ、客観的には駄目ってことじゃない?」
「そうかもね……」
私たちはお互いに押し黙る。
知っているからだ。足りないピースがあることを。
「キング・ザ・サマ−・スペード=v
私はぽつりと呟く。
「奈津子のことは、今でも仕方ないと思っているわ」
「……仕方ない、か」
そうなのだろう。仕方なくて、だから――彼女は居ない。
「そうね……参加するわ」
私の行くべき道が、そこにあるのなら。
由起子さんの最萌参加前のお話です。あまり意味はありません。
書きたかったから書くのは、どうだかと思うんですけどね、ほんと。
>81
Gガンネタか。
どうせなら、同じ母親系キャラの天沢未夜子・椎名華穂もその同盟に入れて欲しかったな。
小さい頃に一緒に寝たとき以来、はじめて入る、彼女の寝室は落ち着いた間接
照明に照らされ、意外に可愛い趣味の調度品や、ぬいぐるみが品よく並べられ
ていた。
そして、小さめのシングルベッドが、サイドテーブルのスタンドで照らされて
いた。
「おやすみ」
そう声をかけて、由起子さんがベッドにもぐりこむ。
俺がしばらくためらっていると、横になったまま、怪訝そうな顔で俺の顔を見
上げた。
「何してるの?寝るわよ」
「失礼します・・・」
そう声をかけてから、俺は意を決して、由起子さんの隣にもぐりこんだ。
ただでさえ狭いベッドに、二人並んで寝るから、ともすれば、落っこちそうに
なる。
だから、どうしてもべったりと密着する格好になる。
由起子さんの髪の毛の、湯上りのいい香りがひろがる。
そして、ちょっと甘い匂いのする吐息が、おれの顔をくすぐる。
お化粧を落としても、なおきめこまやかな肌で構成される整った顔が間近に拡
がる。
由起子さんの体温も、体のやわらかい部分もはっきりと感じられる。
幼い頃から、ずっと一緒に暮らしてきた由起子さん。
どんな時にも俺のことを守ってくれた。
そして、今、このときも、俺のことを身を呈して支えてくれている。
本当にいとおしく思える。
「浩平?」
由起子さんの声に、俺が顔をあげると由起子さんのぱっちりとした目が、俺を
見つめていた。そして、形よい唇がひらいた。
「浩平は私のこと好き?
その・・・女として。」
最初は、母親と同様に思っていた。
やがて、精神の成長とともに芽生えた淡い恋心。
だけど、それは決して表に出してはいけないものだった。
けれども、今言っておかないとえいえんにその機会を失ってしまう。
「好き・・、大好きです。」
由起子さんの返事はなかった。その代わりに、両手のひらで俺の頬を包み込み、
唇を合わせきた。
やがて、遠慮がちに舌が差し入れられてきた。俺も応えて舌をからみあわせる。
長い、長いキスだった。
「わたしも・・・浩平のこと・・・・大好き。」
キスのあと、呼吸を整えながら、由起子さんが言った。
>83-84
お、いつの間にか続きが。いよいよ濡れ場ですか?(w
続きに期待。
ちなみに、み氏は由起子さんは何歳だと想定してるの?
30代前半?
はいですぅ。sage進行してたからね・・・(藁
えとえと、
>33さんのお話から察するに、パターン「5」で35歳くらいなのかなぁ。
個人的にはもう2,3歳くらい若くて31,2くらいをキボーン(って、私の願望を聞いてるわけじゃないよね)。
「わたしも・・・浩平のこと・・・・大好き。」
キスのあと、呼吸を整えながら、由起子さんが言った。
そしておずおずと、俺の体に手を回してきた。
俺もそれに応えて、由起子さんの体を抱き寄せる。
服をきたまま、確かめるように全身を愛撫する。
由起子さんの髪の毛も、細いくびすじも。豊満な乳房も・・・。
下腹部に手を這わせながら、由起子さんが甘い吐息を漏らしているのに気が付いた。
そのまま、パジャマのズボンを下ろすのに、ほとんど抵抗はなかった。
そして、ゆったりとした前開きのパジャマのボタンをひとつ、ひとつ外していく。
間接照明の中でも映える白さの、由紀子さんの肌が次第にあらわになっていく。
「ほんとうに、私でいいの?」
由起子さんは俺の顔を潤んだ瞳で見上げながら言った。そして、俺はきっぱり
と応えた。
「ああ、由起子さんだから。由起子さんのこと好きだから・・・
俺に残された時間の限り、由起子さんを愛したい。」
由起子さんは微笑んでうなずいた。
やがて、二人とも一糸まとわぬ姿になった。
改めて見ても、由起子さんのすべすべの肌、胸、へそ、腰のくびれ、完璧なス
タイルだと思う。
「きれいだ・・・」
俺は、思わずつぶやいた。
「恥ずかしいわ」
由起子さんはそういって顔を覆った。もっとも隠すべきところはさらしたまま、
顔だけを隠す。女の人って、不思議な生き物だと、いまさらながらに思った。
そのまま、しばらくキスしながら抱き合って、お互いの体温を、肌の感触を直
に感じていた。
やがて、一度体を離すと、由起子さんの体の上に舌を這わせた。
うっすら上気した、湯上りの清潔な肌は、舌にもここちよかった。
ピンク色の乳首が目の前に見える。そしてそれを口に含み、舌の表、裏、唇を
つかって、丁寧に刺激する。
由起子さんのあまい声の漏れる間隔が短くなってきた。同時に、やわらかかっ
た乳首がすこしずつ硬くなってくるのが、舌に伝わってきた。
反対側の乳首も同じように口に含み、舌で転がす。
いよいよ間隔が短くなってきた甘い声とともに、由起子さんが体を震わせる。
そして、俺が大事なところに手を伸ばすと、そこは、もうあったかく湿っていた。
俺が、そこを舐めようとすると、さすがに抵抗があるのか、由起子さんは可愛
い声でいや、いやと短く繰り返し、両手で顔を覆った。
間近に由起子さんの大事なところが見える。俺は自由なほうの手で硬く閉じら
れたその部分をそっと広げてみた。由起子さんは電気が走ったように、びくんっ
と体をはね、長めに声を漏らした。
その部分は、あふれでる蜜で、てらてらと光っていた。
俺は、その蜜を舌で掬い取るように、舐め始めた。
由起子さんは長い声を漏らし、時折、思い出したように息をする時だけ、声を
とぎれさせた。
>>83-84 86-87
しばらく来ないうちに
由起子さんが凄いことに…(w
次々回辺りでHappyEndingでしょうか?
続き期待してます。
次回は…
(*´Д`*)ハァハァ
89 :
85:01/12/15 21:44 ID:JNGHSI7c
お、また続きが。
次は遂に…かな?
由起子さんは経験済みで、繋がる時にリードするという展開はどう?と提案してみたり。
>>86 実はあなたの願望を聞いてたんだったり(w
オレも30〜35歳くらい希望かな。
漏れもハァハァ(;´Д`)
>89さん
えとえと、30超えて処女ってちょっと無理がありますが、個人的願望で初回限定版(ぉ?になってます。
リードしてもらう・・・。それも萌えるなぁ・・・。
年齢はあんまり若すぎると設定上不自然だし、そのくらいがちょうどいいですよね。
由起子さんの白い肌はいまや、桜色に染まり、うっすらと汗が浮き出ていた。
蜜のあふれるところから、上へ舌を動かし、小さな隆起も口に含んだ。
あふれる蜜はいよいよ量を増し、その部分はやわらかくなり、迎え入れる準備
ができていた。
俺はその部分から顔を離し、由起子さんに覆い被さる形になった。
そして、耳元で、「由起子さんと一つになりたい。」と、囁いた。
由起子さんは恥ずかしそうに顔を隠しながらも、はっきりとうなずいた。
そこで、俺はすでに固くなっていたモノを、由起子さんの大事なところにあて
がった。由起子さんの手を握り、キスをしながら、すこしずつ、前へ進んだ。
手を握る力がいっそう強くなる。しかし、あわせた唇の隙間から漏れる声は気
持ちいいというよりも、むしろ苦しそうだ。
唇を離し、顔を見ると、苦痛に端正な顔をゆがめていた。俺は一度腰を止めて、
「痛い・・・よな。
俺、初めてだから加減がわからなくて・・・。」
と言った。
そういうと、由起子さんは笑顔になって、
「ううん、大丈夫だから。浩平君ちゃんと優しくしてくれるもの。
それに・・・。いま、浩平君と一つになっておかなかったら、きっと後悔する
と思うの。
だから、続けてね。続けて欲しいの。」
と言った。
俺は「ありがとう」と短く答えて、その決意に応えるためにも行為を少しづつ、
続けた。
由起子さんの中は、ぴったりと閉じていて、その中をすこしづつ広げながら入っ
ていく感じがした。
1/3ほど、俺のモノが入ったところで、きつくて動かなくなった。
俺の手を握る力がますます強くなり、由起子さんの顔に脂汗がうかんでいた。
「きょ・・今日はここまでにしておこうか?」
そう聞くと、由起子さんは首をふり、切れ切れの息の下で言った。
「ううん・・・、続けて。」
「で・・でも・・・」
そういうと由起子さんは俺の唇をふさいで、あいている手で俺を抱き寄せた。
ここまで思ってくれる人に対して、中途半端なことをしてはいけない。
「ちょっと痛いけど、がまんしてくれな。」
そう言うと、由起子さんは心なしか嬉しそうな顔になり、うん、とうなずいた。
そして、俺はさらに腰に力をこめた。
なにかを突ききるような感触とともに、一気に奥まで入った。
そして、由起子さんは俺の手をものすごい力で握って、弓なりにのけぞり、そ
して、俺の名を呼んだ。いや、叫んだ。
>92
げ、破っちゃったのか・・・。
俺の(?)由起子さんの処女を帰せっ!、もとい、返せっ!>浩平
わたしって、処女の人としたことないから、このあたりの描写は想像の範疇をでないよぉ。
>93
そりゃ、相手が処女だと嬉しいとおもうけど、「今の」その人を好きになったんだから、
前に膜が破られちゃってても、気にしないことにしてます。
>88
期待ありがとうなの。
書き溜めた文は、あと残り53行(二分割投稿一回分)くらい。
初夜のところまでしかないよー。
1月16日(葉鍵最萌投票日)までには、加筆して、総集編みたいにだせるといいんだけどぉ。
95 :
:01/12/17 19:03 ID:nb9vV3Y/
暖かい粘膜につつまれ、その感触を味わいながら、しばらく、そのまま動かな
いでいると、痛みがすこし治まってきたのか、手の力もゆるんで、穏やかな顔
になってつぶやいた。
「嬉しい・・・。浩平君と一つになってる。」
「ああ、俺も由起子さんと一つになれて、嬉しい。」
そのまま、お互いに舌を絡めあう、長くて濃厚なキスをした。
やがて、由起子さんが口を開いた。
「わたし、浩平君に気持ちよくなってほしい。」
そういって、健気にも自分から腰を動かしはじめた。
慣れないためか、動くたびに苦痛が走るためか、その動きはぎこちなかったが、
由起子さんの愛をひしひしと感じた。
「ね、浩平君も手伝って。
二人で気持ちよくなりましょ。」
はっきりいって、今の由起子さんの状態で快感と苦痛とどっちが勝るのかわか
らないが、その気持ちにこたえるためにも、俺もなるべく苦痛を与えないよう
に、ゆっくりと抽送をはじめた。
それにあわせて、苦痛か快感かわからない声が、由起子さんの口から漏れる。
そして、俺のほうはというと、由起子さんの中はあたたかく、そして程よくし
めつけられ、油断すると、あっというまに達しそうになる。
最愛の人の名前を呼びながら、行為を続ける。
「由起子さん、由起子さん・・・、由起子さんっ・・・」
いよいよ、限界が近づいてきたころ、由起子さんの漏らす声が変わってきたの
に気付いた。
苦痛の声から、甘美な快感から漏れる声に変わってきた。
そして、そのペースがだんだん速くなり、やがて、俺の一突きで、長く尾を引
く声とともに、体をびくん、びくんっと跳ねさせた。そして、俺のモノが、きゅ
んきゅんと、締め付けられた。その動きと、締め付けのあまりの気持ちよさに、
俺も限界を迎えてしまった。
抜こうとする暇もなく、由起子さんへの熱い愛がほとばしった。
しばらく、つながったまま、余韻を味わっていた。
やがて、ふと気が付くと、シーツに拡がる鮮血が目に入った。そして、さっき
のなにかを突き破ったような感触を思い出した。
今、由起子さんの処女を奪ってしまったことに、気付いた。
「由起子さん・・・、はじめてだったんだね・・・。
ごめんね。」
俺が声を掛けると、由起子さんは
「今だけは、由起子、と呼んで。」
と、笑いながら、言葉を続けた。
「初めての相手が浩平君で、ううん、浩平で、ほんとに嬉しかったんだよ。
だから、謝らないで。ありがとうね。」
そういって、俺の胸に頭をあずけた。
98 :
み ◆MIYUciEM :01/12/17 22:30 ID:vIIxTJPG
おわったおわった。
ふぅ。
初夜を迎えて幸せの絶頂にある浩平と由起子さん。でも、ご想像の通り、えいえんの世界へ
旅立ってしまうのです。で、由起子さんとの絆でもどってこれる。
きっと、甥と叔母という関係に世間の非難にさらされるのでしょう。でも、えいえんを乗り越えた
ふたりなら、きっとそれをも乗り越えていけることでしょう。
ということで、今後の二人がどうなるか、皆様のご想像におまかせいたしますっ。
ちょっとエピローグをつけてみましょうか。
浩平が永遠の旅路に旅立っていったのは翌朝のことだった。
だが、二人に涙はなかった。
最後のひと時まで、お互いのぬくもりを分かち、完全に信頼しあっていたからだ。
そして、必ずかえってこれると、お互いに信じていた。
浩平と由起子の間はすでに、単なる血の絆だけではない、深い絆でつながっていたからだ。
由起子は思う。
明日にでも、二階の扉から、寝坊した時のようなばつの悪そうな顔をして浩平が降りてくるのではないかと。
おしまい。
すげぇいい話なんだけども!
叔母×甥ってどうよーとか思いながら読んでたんだが、
これ引くとか引かないとかの次元超えていい話だ。
ていうか、由起子さん萌え。素敵だ。素敵だ。
>98
乙カレ〜。面白かったよ。
ちなみに、途中から由起子さんの浩平の呼び方が、呼び捨てから君付けになってるのはわざとですか?
>100
百番、おめでとうございますっ♪
ありがとぉ。にこにこ(^^)
そういってもらえると嬉しいです。
ぉ、確かに、91のあたりから、君づけに・・・。
えとえと、母としての存在(呼び捨て)から、一人の男として認めた(君付け)、
恋人としての存在(再度呼び捨て)という、心境の変化があったのです。
というのはこじつけで、ミスですね。す・・・すびばせーん・・・。
>99
ありがとうございますっ♪
由起子さんの場合、叔母×甥になっちゃうんですよね。三親等だから結婚もできないし。
幸い(?)もともと一緒に住んでるから、子供さえつくらなければ世間にはばれないでしょう。
浩平君、これからはちゃんと避妊しないとだめなんだよ〜。できちゃったら、私生児になっちゃうよ〜。
それでも、二人でがんばって育てるんでしょうね。
でも、おおっぴらにデートできない葛藤もあるんでしょうね。そのあたりをうまく書ききることが
今後の課題です(藁
同じ家のままで、寝室だけいっしょになるんですね。あまり実感わかないかもしれないけど、
じわじわって、幸せをかみしめられます。でも、起こしに来た長森もびっくりですね。
102 :
100:01/12/17 23:47 ID:YlvYwAUM
>101
>えとえと、母としての存在(呼び捨て)から、一人の男として認めた(君付け)、
>恋人としての存在(再度呼び捨て)という、心境の変化があったのです。
漠然とそんな理由なのかなぁと思ってたけど、ミスだったのか(w
まあでも、その説明で納得できるからOKかな。
オレもなんか書こうかな。マグロな浩平を風呂に入れる由起子さんとか(w
素敵な物語を有難うございました♪
読み進めていく度、
久しく忘れていた感覚を思い出しました。
ONEをplayしてた時の
あの気持ち…
>102
はいです。何日間かにわけて、書いてるから、つい、呼び方がかわっちゃうんですね。
でも、いいほうに解釈してくださって、ありがとうございます。
呼び名は、かなり重要なウェイトを占めてますから、途中で意図せずにかわったらまずいですね。
気をつけます。
由起子さんとお風呂、いいですねー。うーん、浩平がうらやましい。
無理せず書けるときがあったら、書いてみてくださいね。気長に待ってみます。
>103
うぅ、誉めすぎだよー(すぐ付け上がる奴)。
でも、ほんと、最高の賛辞です。ありがとうございます。
また、がんばりまーす。
浩平が一年してエイエソから帰ってきたら、幼児を抱っこした由起子さんが……
>105
絆を確かめ合った一度だけで妊娠か(w
いや、一回でも、できるときはできます。ちょうど排卵日の直前だったりすると・・・。
前もこういうこと、考えてました。でも、由起子さんの場合は、生みやすい条件ではありますよね。
↓
ONEだと、浩平消滅前に一度だけ性交をした際に、子供を宿してしまい、だけど、
父親はいないんですよ。消えてしまっていますからね(笑)
だから、親にしてみれば、たまらないですよ。娘が妊娠させられて、相手がわからな
い。娘に聞いてもとんと要領を得ない。激怒しますよね。で、堕胎させようとする。
だけど、おんなのこにとってみれば、いなくなった、最愛の人との忘れ形見ですよ。
自分の存在のすべてをかけて、守るのは当然のことですよね。
それで、ひとりっきりの。本来たよれるはずの最愛の人もいない、本当にひとりっき
りの戦いははじまるんです。
誰かに相談しようにも、子供の父親のことを聞くと、くちをつぐんでしまうんですよ
?だから、この子は心を開いて、信用して相談してくれないんだなって、失礼な奴だ
なって、思って、親身に相談にのってくれないんです。
そういう苦労をのりこえて、次第に大きくなるお腹をいとおしげになでながら、たと
えば、夕日を見る日々が続くんです。その目には、涙がひとすじ。で、こうへい、は
やくかえってきてよ・・・、というつぶやきももれたり。
で、その何も知らずに能天気に、すべてが終わった後で浩平が戻ってくる。で、最愛
の人と再会したら、目の前に、貴方の子供よ。と、産着に包まれた子供をつきつけら
れる(笑)
1年でもどってきたのなら、生後1ヶ月半くらいでしょうか。
そういうダークな話もかけるんです。繭ちゃんだったら、たいへんでしょうね。年齢
もそうだし、ことばもたらないし。だけど、みゅーみゅーいって、精一杯抵抗する。
結局、二人の子供は守り抜くんですよね。でないと、話が終わってしまうから(笑)
>>108 ふむ。
確かにそう言う展開もあるかもしれないね…
例えば、小説七瀬シナリオの場合は
辛うじて広瀬が浩平の存在を思い出すから…
七瀬と想いを共有できる。
辛い状況の七瀬の力になってくれる。
無事、浩平の子供を産む。
(そんなに簡単なものじゃないのかもしれないけど)
浩平が帰ってきて、驚きつつも七瀬にあったかい一言。
…みたいなお話を思いついた。(全然由起子さんに関係無いけど)
み氏のレスを読んで。
>>107 なるほど。ちょっとダーク気味だけど面白いね、それ。
>109
ん、ありがとー♪
>108
うんうん、おもしろそうですっ。
もし、書きあがったら、みせてくださいね。
あとは・・・。浩平を忘れるためにヤケになって、他の男に抱かれるってパターンもありますね。
そうやって、わざと、自分を傷つけるのよね。
で、戻ってきたとき、浩平に向かって「何をいまさら」と強がる。でも、気持ちは浩平にある。
そこへ浩平が優しい一言・・・。
ああ、そろそろ、由起子さんの話題に戻りたいけど、ネタが・・・。
ONE、PS2版(出るのか?)では由起子さんの立ち絵きぼーん。
>>110 確かにもうネタ切れかも…
それに、み氏の由起子さんシナリオによって
もう由起子さんに対する想いは遂げたというか
なんというか…
PS2版、出たらいいですねぇ。
どうせならこのスレの内容を全面的に追加してさ…
たしかに・・・<ネタ切れ
そういえば、クリスマス。
毎年、浩平にプレゼントとか買ってあげてたんだろうな・・・。
女手一つで・・・。
帰宅時間があれだから、もう浩平が寝てしまったあとに、こっそりとプレゼントを置いておくことは
できたんだろうけど、浩平は子供心に、寂しい一人っきりのクリスマスだったのだろうか。
瑞佳ちゃんと一緒にクリスマスをすごしたのだろうか・・・・。
茜シナリオでケーキの作り方を知らなかったことから見て、一緒にケーキ作って飾り付け
したりはしなかったかもしれない。本来は由起子さんお菓子作り好きなんだけど、それも
できないくらい忙しいのね・・・。
久しぶりにSS書いてみました。
当たり障りの無いような内容だけど…
「ふぁ…おはよ由起子さん」
「あら?はやいのね浩平。…ふふっ、おはよう」
そういって、由起子さんはちょっと微笑む。
「…?なんかいいことあったの?」
「ええ、あったわよ」
「何?」
「浩平が早起きしてくれたこと」
どうも俺は,その言葉を聞いてよほど変な顔をしてしまったらしい。
由起子さんの微笑みがいっそう柔らかくなる。
「だって、浩平、私が休みの日はいつも早起きしてくれるでしょ?
…それで、家の事手伝ってくれたり、一緒に買い物にいってくれたり。
ほんと、嬉しいわ」
「……」
いや、実際そうなのだが、改めて言われると相当に恥ずかしい。
「たっ、たまたまだよ、たまたま」
「うふふ…ありがと」
…まっ、いっか。
俺は由起子さんの向かいのソファーに腰を下ろした。
あの、「えいえんのせかい」の事があってから、人とのつながりをとても
大切に思えるようになった。
この世界に帰ってきてから最初に思ったのは、一年間俺のことを忘れずに
待っていてくれた,、かけがえのない…大切な人のこと。
次に考えたのは、唯一の家族である由起子さんのことであった。
恥ずかしい話だが、あのとき、由起子さんに会う前には、とても緊張したものだ。
…もし、また他人を見るような目で見られてしまったら…
そんなことを考えながら家の前をうろうろしていたら、出社しようと家を出てきた
由起子さんに見つかってしまった。
そして、一言、声をかけられた。
「朝ご飯くらい、ちゃんと食べて行きなさいね」
その後、台所を覗くと、俺の分の朝食が用意してあった。
不覚にもそのとき、再び戻ってきた日常に、暖かくて懐かしい感覚に、おもわず
涙してしまった。
まあ、そんなこんなで「もう二度と大切な日常を失いたくない」という気持ちが、
こういう態度をとらせているのかもしれない。
「どうしたの?浩平」
座ったきりぼーっとしてしまっていた俺に、由起子さんが心配そうな顔を向けてくれた。
「いや…なんか、家族っていいなぁ…って思ってた」
「ふふっ、なにいってるの?変な浩平」
そう言いながらも、顔はとても嬉しそうだ。
「…じゃ、可愛い家族の為に、今日は腕を振るっちゃおうかな」
「え!?い、いいよ無理しなくても、普通で」
「まあまあ、たまには腕を振るわせなさい」
「…わかった。じゃあ俺、買い物行ってくるわ。買うもん書き出しといて」
「うん」
そう言いながら、エプロンつけて、準備に入る由起子さん。
俺は、メモを受け取って家を飛び出す。
「車に気をつけてー」
「わかってるー」
と、おきまりのやりとり。
うららかな春の昼下がり。
俺は自転車を漕ぐスピードを早める。
かけがえのない、この日常の風を感じながら…
おしまい
>>112 一人きりのクリスマスを過ごす浩平に
せめて手作りのお菓子を…とか。
そっか、もしかしたら浩平の為に
お菓子作りを覚えたのかもね。
関係無いけど、浩平が甘党ってのも納得。
あのね、こんにちは。
手作りのお菓子、いいですよね。
クッキーもケーキも作れるんだけど、最近忙しくてつくってないなぁ。
由起子さんもこんな心境なのかな。
ねた、使わせてもらって、浩平のためにお菓子作りに奮闘する由起子さんSS、いつか書くかも・・・。
>114-116
んー、よかったですっ♪
さいごのフレーズも、ONEの世界観を知っているだけに、じわっときますね。
これからの浩平は人との絆を大切に生きるんでしょうね。
このスレで由起子さんが好きになりました。
120 :
114:
>118
ありがd〜。
あのSSは、浩平がこちらの世界にかえってきてからの
本当に何気ないひとコマを思い浮かべながら書いてみました。
でも、み氏のような長編も書けるようになりたいなぁ…
>119
由起子さん…いいですよねぇ(w
自分もこのスレに居るうちに、由起子さん萌え〜♪
になってしまいましたー。