葉鍵板最萌トーナメント!!1回戦 Round53!!

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892名無しさんだよもん
今夜は真琴が泊まりに来ています。
「そろそろ休みましょうか?真琴」
「うん、美汐」
そういいながらも、真琴はじっと私の方を見つめてきます。
「まだ眠くはありませんか?」
「えっと、そうじゃなくて。えっと、その、キス」
「鱚?」
「あぅ。じゃなくって、真琴は、美汐に、お休みのキスをしてほしいの」
・・・真琴・・・可愛いことを言ってくれますね。
「美汐?ねえ、美汐ってば」
はっ、少々遠くの世界に誘われていたようです。気をつけないと。
「こほん・・・では真琴、目を閉じてください」
頷いて目を閉じた真琴の顔に、自分の顔を近づけていきます。
そっと真琴の頬に手を添えて、自分の唇を、真琴の唇にそっと重ねます。
「ねぇ、美汐。お休みのキスって、普通おでこにするものじゃないの?」
「あっ、そ、そ、そういう家庭も多いのですが、我が家では代々お休みのキスは
唇にするものと決まっているのです!」
「へー、そーなんだぁ」
真琴、素直に人を信じすぎるのもどうかと思います・・・。
「今度は真琴がしてあげるね」
「そうですか。では、お願いします」
私は目を閉じます。真琴の唇が私の唇に再び重なるのが感じられます。
目を開けると、そこには真琴の顔。頬が赤く火照っています。恐らく私もそうなのでしょう。
「美汐・・・」
言いかけた真琴の唇を、私は自分の唇でふさぎます。
真琴はちょっと驚いたようですが、すぐに私に抱きついて、私の耳元でささやきます。
「ねえ、美汐。今夜はずっとキスをしていようよ」
・・・・・・
とまあ、べたべたな展開ですがこんなとこで。
<<天野美汐>>に一票です。