葉鍵板最萌トーナメント!!1回戦 Round53!!
407 :
遅ればせながら:
1階席から2階席まで、
今にも会場あふれんばかりの人の山。
全ての歓声が、ステージに立つひとりの少女へと降り注ぐ。
「みっしー!!」「ミッシー!」「みしおた〜ん!!!!」
ステージの上に立つ少女。
ショートボブの癖っ毛がチャームポイント。
『みなさん、今日は私のためにどうもありがとうございます!』
「ウォー!!」「ミッシィー!!!!」
ミッシー! パパパン!! ミッシー! パパパン!!
エル・オー・ブイ・イー、ラブリー、ミッシィー!!!!
『今日、私に勇気を分けてくれたみなさんのために歌います』
『…風の辿り着く場所!』
テ〜ンテ〜ンテ〜ン…♪ テ〜ンテ〜ンテ〜ン…♪
「…〜い、おーい、天野〜!」
「…! 相沢さん…」
「もう試合始まってるぞ。はやく準備しろ!」
「えっ!? あっ…」
「それにしても、控え室の机に突っ伏したまま
寝ちまうなんて、天野もなかなか可愛らしいとこあるな」
「…私、いつのまに…」
「なんだかすごくにこやかな寝顔だったぞ。 なんか良い夢でも見てたのか?」
「…相沢さん、ずっと私の寝顔見て…」
「何を寝ぼけてるんだ。 さて、さあ行くぞ!天野美汐、一生に一度の晴れ舞台だ!」
「一生に一度は余計です!」
みしおたんいざ出陣!!!!
ハァハァ(;´Д`) みしおた〜ん…