葉鍵板最萌トーナメント!!1回戦 round48!!

このエントリーをはてなブックマークに追加
85ファーレンハイト
かちゃん、、、
(お)
ぱたん、と小さな音が鳴り、元気な足音が聞こえてきた。
今何時だろう……
手元の時計に目をやると、もう2時を回っていた。まったく、沙織ちゃんったら、、、
僕は、手元の雑誌を取ってそれをかぶる……少し、インキ臭い。
「祐君?」
「   」
ぱっと白い光がほんの隙間から射し込んできて僕の目を刺す。
もう、おきてると思って帰ってきたのかな……僕は、返事の代わりにいびきで返事をした。

「うーん、、、寝ちゃった、かな?」
「   」
とととと、、、と沙織ちゃんが枕元を回っている様子が窺える。
もう、寝てるに決まってるじゃないか……
おきてる人間の考えることじゃないかな、と僕は思わず零れかかる笑いを我慢した。

ぱち、と電気が暗くなる。