葉鍵板最萌トーナメント!!1回戦 round48!!

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767応援レズエロSSですだよ。
>>261-264,>>303-305の続き)


それからあたしは、全部を話した。高校の時のこと。
その子は、もういないこと。三年ぶりに好きな人ができたこと。
そして……。
「その人が、佐織なんだ……」

長い、沈黙が部屋を支配した。
(駄目だな。やっぱり。もう、友達でもいられないのかな)
そう思うと、梓の目に涙が浮かんだ。
肩にまだもたれたままの頭のぬくさ。自分の背中に垂れた彼女の長髪。
最後かもしれないと思うと、すべてが愛おしい。
「なあ。ごめん。でも、なんかしゃべって」
「……びっくりした」
なけなしの勇気をふりしぼって佐織の顔を見ると、
佐織は“鳩が豆鉄砲食らった”顔の三分の一ぐらいの顔はしていた。
「びっくりしたよお…。うん。ほんと」
「ごめんね。そういうの、恐いだろ。気持ち悪いかな」
「そんなことないけど……」
「ごめん。ごめんね」
「なんで謝るの?」
「……」
「いや、あのね、あたしだって梓ちゃんのこと好きだよ。
恋愛対象としてかそどうかはわからないけど……」
「……」
768名無しさんだよもん:01/11/27 22:25 ID:dHTHFNls
デフォなようだけど、梓の夜は従順って設定があんましツボにこないんよ。

なんていうか、えちは相互理解でしたいんよ。
こっちの希望だけじゃなく向こうの気持ちを重視したいんれすよ。
で、さおりんはわりと恥ずかしがりつつも積極的っぽいので、萌え。
女の子でもえちしてえときはあるのだ。

ということでmentaiから過去ログ支援↓
http://hakagi.net/kako/view.cgi?key=965572359&st=31&to=31
769森崎くん:01/11/27 22:25 ID:MHoNgBvv
770応援レズエロSSですだよ。:01/11/27 22:25 ID:wJ8+oBEg
「気持ち悪くなんてないよ。
正直言って、梓ちゃんのこと友達としては大好きだし。
ここ何年かで一番気が合う人だなあって思うし。
仕事してる姿もきびきびしてるしさあ。リーダーシップもあるし。
憧れてるぐらいだもん。
その梓ちゃんが、あたしのコト、そんなに真剣に好きだって言ってくれるのに、
気持ち悪いとか恐いとか絶対思わないよ」
「…………ほんと?」
「けど」
来た。梓は、思った。
「自分が女の人相手に、恋愛できるかどうか、わかんない……。
考えたことないから。ほんと」
「じゃあさ」
梓は言った。
「一度。一度だけでいいから、試してみない?」

「行く…よ」
「ど……どうぞ」
梓は正面から佐織に向き合う。そっと、顔を近づけた。
唇が、触れた。
優しく優しく、押し、引きして、圧力を佐織の唇にかけ続ける。
「ん……」
佐織の声が、梓の唇にもこもる。
(佐織とキスしてるんだ……)
予定の倍くらいの時間くちづけて、梓は、佐織から唇を離した。
771応援レズエロSSですだよ。:01/11/27 22:26 ID:wJ8+oBEg
「…………はぁ」
「どうだった? 気持ち……悪かった?」
「……ううん?全然。気持ち……良かった……かも」
「ほんと!?」
「ていうかあ、梓ちゃんにファーストキスあげちゃいました。あはは」
「ええっ!」
「記憶に残ってる限りではあ、誰とも付き合ったことないから、初めてだよ?私」
「い、いいの? そんな大事なもの?」
「だって梓ちゃんは大事な友達だしね」
ニコっと笑う佐織が可愛い。
「じゃ、じゃあ……もうちょっと先まで試してみない?」

「気持ちいい……」
梓は今、佐織を横抱きにして、胸をこねまわしている。
酔いも手伝ってか、佐織は大人しく目を瞑って受け入れる。
「ああ……ん……なんか気持ちいい」
「ここは?」
服の上から乳首のあたりをつまむ。
「あっ!」
「痛い?」
「ううん? 敏感なんでびっくりした。気持ちいいよ」
梓は愛撫を続ける。
さっき謝ったはずなのに、唇も容赦なく奪う。
ちゅっ。ちゅっ。
「次は、恋人同志のキスをしてみる」
「えっ? …ぐっ」
舌を口に潜らせた。からめる。なでさする。
「うう──…ん」
たっぷりとふたりの唾液を混ぜ合わせてから離した。