葉鍵板最萌トーナメント!!1回戦 Round47!!
「浩平。今から着替えさせるから入ってくるんじゃないよ」
雨でずぶ濡れになり、気を失っている茜さんをベッドに横たえながら浩平に言い放つ。
「わ、わかってるよ。……バスタオルここに置いておくから」
「さっさと下に降りる!」
未練たらしく居残る浩平を睨みつけると、ようやくドアを閉めて出ていった。
まったく……
茜さんは、唇が紫色になっている。全身が冷え切っているようだ。
とりあえず、制服を脱がさないとね……
私はゆっくりと制服に手をかけると、脱がし始めた。
ん、水にしたった服って脱がしにくいわね……
肌に張り付く上着を取ると、そこにはピッタリと肌に張り付いたブラウスがあった。
透けて見えるブラジャーに包まれた胸はなかなか大きい。
……
違う、見てる場合じゃない。
肌に張り付くブラウスを取ると、一気にシャツまで脱がしていく。
ブラに包まれた胸は、苦しそうにゆっくりと上下していた。
……意外と大きいわね。最近の娘ったら……
……だったら、下はどうかしら?
そのままスカートに手をかけると、ゆっくりと足から抜いていく。
ピッタリと張り付いているから、なかなか脱がしにくい。
……あら、ブラとおそろいのショーツなんて、見えない所でお洒落してるのね……
……違う、見てる場合じゃないんだから。
私はタオルを手に、全身を拭い始めた。
顔、首筋、胸。
ゆっくりと全身の水分をタオルで取る。
手に伝わる体温は非道く冷たい。
……このままじゃ、埒があかないわね……
とその時、思わずくしゃみが出た。
どうやら、私もずいぶんと雨に濡れたようだった。
……このままじゃ、私も風邪ひいてしまうわね……
しばらく悩んだが、思い切って、私も服を脱いだ。
……冷え切った体を温めるのには、コレが一番なんだから
そっと茜さんの冷え切った体に、覆い被さるように重なる。
そして冷たい体に顔をしかめながら、ゆっくりと全身をさすり始めた。
顔、腕、そして胸。
抱きしめながら、片手でさすり続ける。
……片手では無理かしら?
一向に温もりが戻らない。
私は諦めて、全身を動かし始めた。
……これで温もってくれたらいいんだけど……
「ん……。んぅ……」
しばらく続けると、ようやく茜さんから弱い声が漏れた。
私はその声に勇気づけられると、全身を回すように動かし続ける。
お互いの胸が触れあう。その瞬間に胸の先からしびれるような感覚が生じる。
「あっ……」
「ん……、あうぅ……。」
思わず、お互いが声を上げる。
茜さんの頬にピンク色が戻ってきている。
そして、体も。
私はそっと胸に手を当てると、ゆっくりと揉みしだき始めた。
「ん……、はぁ……」
体が温まってきたのか、意識のない茜さんの体から強ばりが無くなる。
足が徐々に開いていく。
私はもう一方の手を、そっと茜さんの下腹部に手を滑らした。
「あっ……」
くちゅり。
指の先からさわさわと柔らかい毛の感触が伝わる。そして、湿った感覚も。
私はそのまま、滲み出てくる入り口の周りをゆっくりと指でさすった。
「ん……。あん……あっ」
意識のない茜さんから漏れ出る声。意識が無くても、体は確実に反応していた。
胸をさする手には、乳首がゆっくりと持ち上がっていくのがわかる。
私はそれを指でつまんだ。
「あ、あん……」
かわいらしい声を上げる。
私はその声に気をよくして、両手を動かすスピードを上げていく。
そしてお互いの乳首を擦りつけるかのように、体も動かす。
「く……」
動かすたびに、私も声が漏れる。
ドアの外には浩平が居るのかもしれない。ドアに耳を立てて中の様子をうかがってるのかもしれない。
ひょっとすると、ドアの隙間から覗いているのかも……
そんな事を考えているといつの間にか、私の太股を熱い物が流れていくのを感じた。
「あ、あん……ああ……うん……」
茜さんから漏れる声は、いつの間にか苦しげなものではなくなっていた。
……もうそろそろかしら……?
荒くなってくる声を聴きながら、私はそっと指を中に差し入れた。
そこはすっかり熱くなり、奥からは熱いものがどんどんと漏れ出てくる。
私はゆっくりと両手を動かしながら、その入り口にある小さな突起を摘んだ。
「う……あ、ああぁぁぁ……」
茜さんは意識のないまま、全身を硬直させた。
そして体から一気に力が抜けたようだった。
……イっちゃったのかしら?
茜さんの体は、さっきまでの冷たいものではなく、全身から熱い何かを発していた。
……あら?何か目的が違ってしまったけど、でもいいわよね……?
はぁはぁと荒い息をする茜さんを見ながら、当初の目的を達した事に満足して体を起こした。
しかし私は、まだ体の奥に何かがくすぶっているのを感じていた……