葉鍵板最萌トーナメント!!1回戦 Round47!!

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10TEXT抽出、みさきシナリオ
そう思って扉を開けた所で、ばったり由起子さんと出会う。
浩平「…あ…おはよう…」
とりあえず朝の挨拶をする。
こんな時間なのに家にいる言い訳はその後だ。
おばさんはそんなオレを訝しげに眺めていた。
最初は学校に行かなかったことを怒っているんだろうと思った。
…だけど、それにしてはなにかがおかしい。
驚いた顔でオレを凝視してる。
浩平「…おばさん…?」
オレの問いかけに、由起子さんはふるふると首を横に振って、そのまま後ろを向いて階段を駆け下りた。
明らかに様子がおかしかった。
そして、オレには心辺りもあった。
…分からなかったんだ、オレのことが。
だから…。
オレは急いで由起子さんの後を追った。
階段を駆け下り、由起子さんの姿を探す。
リビングに入る。
そこでおばさんは、おびえたようにオレの方を見ていた。
それは明らかに他人を見る目だった…。
浩平「おばさんっ、オレだ!」
浩平「浩平だ。折原浩平だ!」
オレの呼びかけに、ゆっくりと頷く由起子さん。
そして微かに表情を和らげる。
まだ、完全にオレのことを忘れたわけではないようだった。

見事に台詞が無い(藁。