葉鍵板最萌トーナメント!!1回戦 Round45!!

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843名無しさんだよもん
『ん……』
 ふとんにもぐりこんで、胸にかるく触れる。
 あの人が触れた感触を思い出す。
 まだ感度の低い胸だが、触っているうちにツンと固くなる。

 昨日初めて知った快感。
 今日一日、昨日の秘め事を思い出してばかりでなにもかもが上の空だった。

 手がゆっくりと下りていく。
 おそるおそるパジャマに手を入れ下着の上から性器をなぞってみる。
 すでに少し湿り気をおびた下着。
 指が何かを引っ掻く。
「あっ……」
 痛いほどの快感で声が出てしまった。
 そっとふとんから頭を出して隣で寝ている弟と妹をうつろな目で見つめる。
 良太もひよこも安らかな寝顔でスウスウと寝息をたてていた。
844名無しさんだよもん:01/11/23 20:32 ID:omP6D2uq
 止まった手が動き始める。
 チュクッ

 ――入らなかった。
 昨日から何度、自分の子供っぽい体を恨んだだろう。
『藤田くん、ごめんね』
 つぷっ
 中指を入れてみる。
 少し入れたところで、強い抵抗を感じる。
『こんなんじゃ、藤田くんのなんて…』
「ふー、ふー」
 おさえても吐息があふれて止まらない。
 ぎこちない手の動きも今は精一杯。
 あの人が触れた場所を、確認するように刺激していく。
 チュクッ
 たった一度の経験だけど絶頂が近いとわかった。
『藤田くんっ』
 緩やかな絶頂が体を貫いた。
『んーーーーーっ、んんーーーーっ』
845名無しさんだよもん:01/11/23 20:32 ID:omP6D2uq
「ふぅ」
 もう少し余韻にひたっていたかったけど、下着の違和感と全身の汗が我慢できなくてそっと部屋を出た。
『あーあ、汚しちゃった』
 台所でタオルを湿らせて、パジャマの下と下着を脱いで汗と汚れを拭う。
 新しい下着を取りに行こうと部屋に入ると、
「おねーちゃん、おしっこ」
 ひよことばったり出くわしてしまった。
「え? っと、はいはい、もうちょっと我慢してね」
 一瞬躊躇したけど、そのままひよこをつれてトイレに行く。
「おねーちゃんもおしっこ?」
「あ、あはっ、あははははっ、そ、そーなの」
 ひよこが小さくてよかったと、心底感謝する理緒ちゃんだった。