葉鍵板最萌トーナメント!!1回戦 round42!!

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579G.T.R.@応援ss
飲み屋。
英二「…だから、理奈は鳥なんだよなぁ、青年」
冬弥「英二さん…酔ってるでしょう?」
英二「しかしだ、あれで昔はかわいい所もあったんだぞ。例えば──

 理奈「…」
 英二「ん、どうした?…おい、そんなに制服の裾引っ張らないでくれよ」
 理奈「…っ」
 英二「うちの中学は遠いんだから、のんびりしてると遅刻するんだって」

英二「いくら聞いても表情を硬くして、答えてくれない。で、その頃はこっちも
 思慮が足りなかったから、強引に振り払ったんだな。そうしたら途端にもう、
 わんわん泣き出した。『お兄たんのばか』ってさ」
冬弥 煤i;゚Д゚)(お、『おにぃたん』!?)
英二「…分かって欲しかったんだな。でも、プライドが高いから自分から『助けて』
 なんて言えるはずも無い。結局、原因はお気に入りのリボンが見つからない
 とかだったか。まあ、理奈も当時は小学生だったからなあ」
冬弥(;´Д`)(リボンをなくしてわんわん泣く、小学生の理奈ちゃん…)
理奈「兄さん、何くだらない話してるのっ!」
冬弥「あれ、理奈ちゃん!?今日オフだって」
理奈「迷惑かけてごめんね冬弥君。この飲んだくれたひとを迎えに来たの」
英二「あぁ、理奈…そういえば、あのリボンって見つかったんだっけ?」
理奈「ええ、兄さんの机の引出しからね」
英二「ははは、若かったなあ、お互い」
冬弥「……」