葉鍵板最萌トーナメント!!1回戦 round40!!

＜プロポーズ＞

浩平「なあ、長森」
瑞佳「ど、どうしたの浩平。いつになく真剣な顔をして」
浩平「オレに毎朝母乳を飲ませてくれっ！」
瑞佳「ブーーっ。げほっ、ごほっ。こ、浩平突然何言い出すんだよっ」
浩平「牛乳を噴き出すなんて、汚いやつだなぁ」
瑞佳「浩平が突然変なこと言うからだよっ」
浩平「変なこととはなんだ。れっきとしたプロポーズじゃないか」
瑞佳「ええーっ。プロポーズ！？　今のプロポーズだったの？」
浩平「ああ、そうだけど」
瑞佳「今ののどこがプロポーズなんだよっ」
浩平「ほら、『君の朝食が毎朝食べたいんだ』とかいうプロポーズあるだろ？
　　　どうせだからそれをオレなりにアレンジしてだなぁ…」
瑞佳「アレンジなんかしないで普通のプロポーズでいいもんっ」
浩平「そうか？　せっかく考えたのに…」
瑞佳「もうっ、感動のシーンのはずなのに全然嬉しくないよっ」
浩平「一応、返事を聞きたいんだが…」
瑞佳「もっと普通にプロポーズしてくれなきゃいやだよ」
浩平「………分かったよ、じゃあ改めて。……オレと結婚してくれ長森」
瑞佳「うんっ、もちろんOKだよっ（笑）」
浩平「よしっ、それじゃあ明日から毎朝『森永牛乳』ならぬ『長森母乳』を頼むぞっ」
瑞佳「何ですぐに変なこと言うんだよっ。こういう時くらいずっと真面目でいてほしいよ、もうっ」
浩平「悪い、つい癖で…」
瑞佳「はぁ。……まあ、ずっと真剣な浩平なんてわたしにも想像できないけどね」
浩平「あ、それはちょっと失礼だぞ長森」
瑞佳「そんなことないよ」
浩平「むぅ」