葉鍵板最萌トーナメント!!1回戦 Round34!!

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325セルゲイ@CATV
―― 転載による援護射撃!! ――
冬弥「なんていうかさ、あったかいものとか美味しかったりするよね、最近って」
由綺「あ、するする」
 憶測だけど、由綺って結構、仕事場じゃこんな話できないんじゃないかな。こんな風に普通で、どうでもいい、下らない話なんて。
由綺「肉まんとかね」
冬弥「ぷっ」
 つい俺は吹き出してしまう。あの森川由綺が『肉まん』…。ファンが聞いたらどう思うだろう。
由綺「えっ? おかしい?」
冬弥「う、ううんっ。おかしくないよ」
冬弥「他には?」
由綺「…おでん?」
冬弥「ぷっ…!」
 また吹き出してしまった。俺の勘だと由綺は最後まで卵を残すタイプだ。
由綺「えっ? えっ? コンビニで買って食べるのって美味しいよねっ?」
冬弥「うん、美味しい美味しい」
 ますます田舎の高校生。由綺、高校の時から味覚変わってないのかな。それ以上に趣味も。
由綺「ジャンク…過ぎるかな…」
冬弥「ま、まあ…」
由綺は由綺で、全然違う部分で一人で勝手に反省してる。
冬弥「判ったよ。笑って悪かった。じゃあ、帰りに一緒にコンビニ寄って帰ろ」
由綺「う、うん…!」
冬弥「一緒に食べよ、その…肉まんをさ…」
 だめだ。『肉まん』って響きに笑いがこみ上げる…。
由綺「?」
冬弥「なんでもないって」
 ……そして俺達は、久しぶりに一緒に話をしながら帰った。
(おまけ: http://sakura2.room.ne.jp/~boogie/cgi-bin/img-box/img20011113011210.jpg
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