葉鍵板最萌トーナメント!!1回戦 round31!!

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696真琴萌へ
 CD屋にて
真琴「今日は祐一の誕生日・・・・・・・・・・」
 先日のうちに祐一が好きな曲は調べてある。
真琴「・・・・・・・・どれが祐一の好きな曲なんだろ?」
 だが、ジャケットを見ただけでそれを判断できるほど真琴は音楽に詳しい訳ではなかった。
真琴「あう〜。」
 CD屋の中をうろうろしながらそれっぽいものを探す真琴。店員に聞くなどの選択肢は真琴にはとても選べないものであった。
真琴「もう!大体なんで私が祐一のプレゼントなんて探さなきゃなんないのよ!」
 遂にキレてCD屋を出る。
真琴「・・・・・・・・・・・。」
 CD屋を出たところで立ち止まる真琴。
真琴「プレゼントしたら・・・・・・祐一喜んでくれるかな?」
 喜ぶ祐一の顔を想像すると、自然と自分の顔も綻んでくる。
真琴「う〜、やっぱり頑張る!」
 真琴は意を決して再度CD屋に入る。
真琴「あう〜、やっぱり見つからない。」
 ものの数分でギブアップ。だが、そこに思わぬ救いの手が現れた。
名雪「あれ?真琴?どうしたのこんな所で。」
真琴「あ!名雪おねーちゃん!」
名雪「捜し物?」
真琴「すごい!なんでわかったの!」
名雪『それは・・・・・・見てればすぐにわかると思う。』
 名雪はそう思ったが、口に出したのは別の言葉だ。
名雪「もしかして・・・・・・・祐一の誕生日プレゼント?」
真琴「えええ!!!!!な!なんで!なんでわかったの!」
名雪『・・・・・・・ごめん、香里。私いつもこんな感じなんだ。』
 我が身を振り返り少し鬱になる名雪。
真琴「べ!別に祐一なんてどうでもいいのよ!た・・・・ただ・・・・・その・・・・せ
   っかくの誕生日になんにもないのは可哀想かなって・・・・・・・」
 真琴の言葉に名雪は鬱を振り払って笑顔を浮かべる。