葉鍵板最萌トーナメント!!1回戦 round30!!

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712応援SS 2/2

「そうだな、いやすまん」
「そうだよね。ごめん真琴」
 素直に謝ってくる二人に、流石にそれ以上責めようもなく、それでも不審の目を向けたまま菓子皿のせんべいに手を伸ばす。
『エサをやりすぎてはいけないんです。ペットは律儀ですから、主人に与えられた食べ物は苦しくても全部食べようとしてしまいます。それでお腹を壊してしまうんですね』
『ワウン、ワウン』
「…………」
「…………」
 せんべいを齧る真琴に集まる視線。
「……なあ真琴?あ、あんまり食べ過ぎても、ほら。良くないんじゃないか?」
「そ、そうだよ。苦しかったら、無理して食べたりしなくてもいいんだよ?」
「……別に無理なんかしてないけど?」
 不思議そうに応える真琴に、しかし真剣な目で迫る二人。
「今更遠慮なんかしなくてもいいんだ。俺たち、ほら、家族だろ?」
「そうだよー。真琴の気持ちは嬉しいけど、体が一番大事だよー」
「わあ、もう何なのよう〜!?」


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