葉鍵板最萌トーナメント!!1回戦 round29!!
「ほら、圭子?」
「う、うん…雅史君…」
「雅史君じゃないでしょ。今の圭子はメイドロボなんだから」
綾香が、圭子の耳の所を撫でる。そこには綾香の言うとおり、滑らかな
フォルムをした、メイドロボ用のセンサーがあった。
「は、はい…雅史様…どうか、私にご奉仕させてください…」
「た、田沢さん、何を…」
雅史が、かしづくような姿勢で近づいてくる圭子を怯えたような視線で
見つめる。しかし後ろからセリオにがっちりと羽交い締めにされた雅史は、
ろくに動くこともできなかった。
「セ、セリオ…離して…お願いだから」
「………」
耳のセンサーを外し、完全に少女と同じ外見となっているセリオも、
無表情さは普段と全く変わらない。そして、綾香の命令に完全に忠実で
ある事も変わらない。
「佐藤君、圭子に何をして欲しい? 何でもするわよ」
「そ、そんな…ズボンとパンツを返してくれたら、それで…」
「だめっ。終わるまでは返さないわよ」
「来栖川さんっ…」
「圭子、佐藤君の一番喜んでくれそうな事をするのよ」
「う、うん」
しゃがんだまま、圭子は制服をたくし上げていく。既に下半身の着衣は
全て脱ぎ払われて、雅史の学生ズボンとブリーフと一緒に畳まれていた。
ぷちっ…ぷちっ…
そして圭子がゆっくりとブラウスのボタンを外していくと、圭子の脚の
ラインからお腹に至るラインまで、つややかな肌がずっと露出しているという
淫靡きわまりない格好になっていく。
…ぱさっ。
「あ…」
さらにブラジャーが取り払われた瞬間、そのいやらしさは頂点に達した。
雅史の口から、乾いた声が漏れる。
「佐藤君も、圭子のこういう格好見ると興奮するんだ」
「そ、そんな…」
雅史は否定したが、既にペニスを剥き出しにされている状態では言い逃れの
しようがない。普段の元気な様子とは打って変わった圭子の様は純な雅史にも
どきりとするものを感じさせたし、何より雅史にとって同年代の女の子の裸は
生まれて初めて見るものだ。
「ま、雅史様」
「だ、だめっ…田沢さん!」
圭子の指がペニスにかかると、雅史はビクっと体を跳ねさせた。セリオは
さらに雅史の体を強く抑え込む。
「私の口で、奉仕させてくださいっ…」
「そ、そんなことしちゃ…」
「佐藤君も、ぜひしてほしいそうよ」
「ち、違うっ…」
「ほらっ、もうぐだぐだ言わないっ!」
びっ!
「!!」
綾香の拳がいきなり雅史の顔の前に飛び出して、寸止めする。
「…ね?」
「あ…あっ」
次の瞬間、綾香は猫なで声に戻っていたが、雅史は一瞬の間綾香が見せた
強烈な気迫にすっかり参ってしまった。混乱した表情で、少しずつ近づいてくる
圭子の顔と微笑んでいる綾香の顔を交互に見比べる。
…ちゅる
「ああっ…!」
そして圭子の舌がペニスに絡んだ瞬間、雅史は情けない声を出してしまった。
ちゅっ…ちゅく
「だ、だめ、田沢さんっ…」
いつもきゅっと引き締まっている圭子の唇に、雅史のペニスが段々飲み込まれていく。
にわかには信じがたい光景だったが、溶けそうなほどの快感は確実に現実だった。
「セリオ、これでいいと思う?」
「手の動きも加えた方がよろしいかと思われます」
「だって、圭子」
…しゅっ、しゅっ…
「あっ…ああっ…」
圭子は綾香の声に応えて、ペニスの幹の部分を指で包み込んでしごき始める。
心なしか、機械的な動きだった。
しゅっ、しゅっ、しゅっ…
ちゅく、ちゅく…
「あ…あっ…うう…」
その機械的な責めが、雅史の快感を効果的に煽っていく。セリオの拘束と綾香の監視と
圭子のマニュアル通りのしごき立てが、雅史にロープで縛られてでもいるかのような
被制圧感を感じさせていた。
ちゅる…くちゅくちゅくちゅ…
それに加えて、やや不器用さも感じさせる、それでも懸命な先端部分への口づけ。
可憐な唇に敏感な部分を包み込まれて、雅史が冷静でいられるわけがない。
「っあっ…ああっ」
「…佐藤君、普段から自分じゃあんまりしないんでしょ?」
「そ、そんなこと…」
綾香が雅史の耳元に口を近づけて、ささやく。
「溜まってるのよね?」
「………」
「いいのよ、圭子の口の中に出しても」
蠱惑的に、綾香が囁き続ける。
「で、でもっ…」
ちゅく、ちゅく、ちゅく…
雅史は眼下にいる圭子のショートカットを、苦しげな表情をしながら必死に見つめていた。
既に限界というのは図星らしい。
「気持ちいいわよ…女の子の口の中でイッちゃうの…」
綾香は雅史の顔を自分の方に向かせて、危険な笑みを浮かべながら瞳をのぞきこむ。
「うっ…うううぅ…」
ちゅくっ、ちゅく…ぺろっ、ぺろ…じゅる…
しゅくっ、しゅこ…しゅっ…しゅくっ…
圭子の口と手の動きは、微妙にスピードを増している。しかも、さっきよりも雅史のペニスを
深くくわえこんでいた。圭子も、放出がいつ来てもいいように準備をしているのだ。
「………」
「あっ…」
その時、圭子が不意にペニスをくわえたまま顔を上げて雅史のことを見上げる。
活動的なブラウンのショートカットはいつもと変わらない。まるで、どこかで偶然出くわした
圭子が突然こんな行為に及んできたと思っても不思議ではないほど、いつも通りの元気な雰囲気を
感じさせるショートカット。
しかし、その横には奉仕者としてのメイドロボ・センサー。嬉しそうな涙に潤みきった圭子の目。
まるく開かれて、ペニスをくわえている桃色の唇。
「あっ…!」
びゅるっ!
「んっ…んううううーっ」
びゅっ、びゅっ、びゅぷっ、ぶぴゅ…びゅ、びゅっ、びゅる…
現実味と淫靡さの交錯に揺さぶられ、ついに雅史は快感を爆発させてしまった。
「んっ…はうむっ…んんっ、んう…んうんうーっ」
圭子はくぐもった声を出しながら、雅史の出した濃厚な白濁液を必死で舐め取ろうとする。
口から飛び出して髪や目の回りにかかった精液も、何とかしてこそげ取って舐めようとしていた。
「佐藤君の、どう?」
「あぁ…雅史君の…雅史君の、すっごいおいしいよぉっ…雅史君…」
圭子が、感情のこもった声で喜びを口にする。媚びきった目が、雅史のことを見上げる。
http://uri.sakura.ne.jp/~denpa/img-box/img20011109150515.jpg 「た…田沢…さん…」
白い液にまみれたメイドロボ姿の圭子は、雅史にとっては強烈すぎる刺激だ。ダメだ、と思って
も再びペニスが膨れ上がってきてしまうのを抑えることは出来ない。
「ふふ…佐藤君、そうだって…もう1回、圭子に飲ませて上げたら?」
綾香は呼び方が「雅史君」に戻ってしまった圭子を、もちろんとがめる事はなかった。