葉鍵板最萌トーナメント!!1回戦 round27!!

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51詩子さん ◆idAGiMOo
「おつかれさま、茜っ、差し入れだよっ」
あたしは控え室のドアを開く。
茜は嬉しそうな顔でこっちに振り向くけど、
何で折原君は苦虫を噛み潰したような顔してるんだろう?
「ありがとう、詩子」
「あと1時間、頑張ろうね…はいっ、折原君にもだよ」
「おう、悪いな…って、なんだこれ?」
「珈琲だけど?」
茜はもうおいしそうに飲み始めてるけど、
折原君は不満そうにあたしと缶を見比べてる。
「おい、柚…」
「なぁに? 大輔君、ボクを呼んだ?」
「…誰だ?」
「やだなぁ。ボクだよ、柚子だよ、七城柚子」
「…柚子、天使さんは見つかったか?」
「なに言ってるの? 折原君」
「…」
「茜、おかわりあるから、ほしかったら言ってね」
「本当にありがとう茜」
嬉しそうな顔をする茜。
あたしも一緒になって飲み始める。
やっぱり茜の応援にはMax珈琲だよね。
でも、せっかくの差し入れなのになんで折原君飲まないんだろう…?

…ごめん、あたしにギャグは無理だった。
えいえんのせかいにいってくるよ…