葉鍵板 最萌トーナメント!!一回戦 round26!!

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833あまとう
<茜と浩平の甘いもの食べ歩き物語・長森編>
電柱の影。
茜と浩平はそこに隠れていた。
二人の視線の先には長森がいる。
浩平「長森の奴、パタポ屋のクレープ持ってやがる……」
茜「……はい」
浩平「狙うぞ……!」
茜「……?」
浩平「作戦はこうだ」

<作戦>
1:長森のもとへ行く
2:俺が隙を見て長森のクレープをかじる
3:長森がひるんだ隙に茜が長森のクレープをかじる
4:逃走

茜「……」
浩平「どうだ?」
茜「さっきの月宮さんのときといい、今回といい犯罪臭が漂ってますね」
浩平「う、まあいい。いくぞ!」
茜「……」
834あまとう:01/11/06 16:50 ID:nAEg3+UM
浩平「よう、長森」
長森「あ、浩平」
浩平「長森、恋はしてるか?」
長森「ぶっ!!」
浩平「よし、今だ!!」
(ぱくっ)
長森「えっ?えっ?えっ!?あ、わたしのクレープがっ!」
浩平「やはりパタポ屋のクレープはうまいな」
長森「なにするんだよっ、浩平っ」
浩平「茜、今だ!!」
茜「ぱくっ」
長森「えっ!?……里村さん!?」
茜「おいしいです」
浩平「よし、逃げるぞ茜!」
茜「……すみませんでした」
浩平と茜はそのまま逃走した。
長森「……なんだったの…?里村さんてあんなキャラだったっけ…?」
835あまとう:01/11/06 16:51 ID:nAEg3+UM
浩平「ふう……うまくいったな」
茜「……」
浩平「どうだった?茜」
茜「……紙まで食べてしまいました」
浩平「はは、よくあることだな。取ってやるよ」
茜「……(口をあける)……」
浩平「ほら、取ったぞ」
茜「……ありがとう」
浩平「ふう……それにしても、やっぱあそこのクレープはうまかったな」
茜「はい。おいしいです」
浩平「また今度一緒に行くか」
茜「はい」
茜「……ちょっとまったりした雰囲気なのはいいんですが、私たちのやってきたことって
犯罪っぽいですよね」
浩平「それは気にするな(汗)」

<今回の収穫>
パタポ屋のクレープ(一口)