葉鍵板 最萌トーナメント!!一回戦 round14!!

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12名無しさんだよもん
「き…ぁぅ…」
 ぶるぶるぶる…と、全身が震えて止まらない。今にも崩れ落ちてしまいそうな身体を、
葉子は必死に両腕を突っ張って支えていた。肘をかくんと折りそうになる度に、何とかして
耐性を立て直す。歯を食いしばろうにも、カチカチと震えてしまっていて無理だった。
 全ては、葉子を下から貫くごつごつとした異物感のためだ。まだ幼すぎる少女の狭い部分を、
強引に広げている男性器。
「う、うぅーっ…」
 ぽたぽたと涙をこぼしながら、葉子は懇願の目で下の男を見つめる。
「やっぱり狭いよな…入ってんのが嘘みたいだ」
「い、いたい…」
「当たり前だ。修練なんだからなー」
 男は葉子の悲惨な状況にも拘わらず、軽い声で言った。葉子は心の奥底からどす黒い恨みの
感情が沸き起こっているのを感じたが、それをぶつけるわけにはいかない。そうすれば、
さらなる惨い陵辱が待っているのは当たり前だ。そして、そういう恐怖への想像力について
子供は途方もない能力を持っている。
 血こそ出ていなかったが、傍目にも成長しきっていない葉子に侵入している太い肉棒は、
ほとんど切り裂いていると言っても過言ではないように見えた。事実、十日ほど前には実際に
葉子の中は切り裂かれたのである。今とほぼ同じ太さの肉棒によって。未開通であって当然の
箇所は、無理矢理に犯された。幼い頃からの英才教育という揶揄を浴びせられながら…
13名無しさんだよもん:01/10/31 00:56 ID:ryDKQLib
 ず…ずず…
「あぐっ…う…う…」
 葉子が腰を少しずつ持ち上げていく。それだけで膣壁に強い摩擦が走り、葉子は恐ろしい
ほどの痛みに耐えなくてはならなかった。涙をあふさせた瞳は虚空に向けられる。それは何かの
救いを求めているというより、理性の空白を直接的に示しているようだった。
 ずずず…
「ぎ…かはっ…」
 ある程度まで持ち上げたところで、また落とす。既に葉子はほとんど力が入らない。自分の
体重を支えきれず、肉棒は奥の奥まで勢いよく突き刺さった。
「いいなぁ…気持ちいい」
「ぐ…うっ…けほっ…げほっ!」
 もはや、葉子は呼吸すら困難な様子だった。痛みが体力を奪い尽くし、身体機能のコントロール
をおかしくしているのだ。
「ひくっ…うっ…ううっ…うううぅっ…」
 ずず…
 すすり泣きをしながらも、葉子は腰を再び持ち上げる。
 ずんっ。
 だが、それを支える力は残っていなかった。葉子の中を激しく肉棒が突き刺す。体重による
力だけではなく、男が合わせて腰を持ち上げたのだ。
「残念賞だ」
 男がにやにやしながら言う。葉子はもう自分の体重を支えられなくなっている事を分かり
切っていたようだった。
14名無しさんだよもん:01/10/31 00:56 ID:ryDKQLib
「あ…あぁ…あああぁ…」
 葉子はずきんずきんという痛みに、涙する事しかできない。意識がふつりと切れてしまっても
おかしくないほどだ。それを辛うじて支えているのは、脳裏にこびりついて離れない母親の姿だった。
 処女を散らされた時も、フェラチオを始めて強要された時も…側に葉子の母親がいて、それを
見守っていた。葉子が精錬の間に連れ込まれるときに、一緒に来いと言われていたのである。
 男達は葉子の母親に手を出すことはなかった。ただ、見ていろと言っただけである。しかし
葉子が泣き叫ぼうと、意識をもうろうとさせて床に倒れようと、母は助けようとしなかった。
 …むしろ、葉子を叱咤(しった)した。幼少の頃から我が子のスポーツを監督する、ステレオ
タイプの親のように…
 恐らく、その場で展開されたのはそういうスポーツ教育と大して変わらなかったものだろう。
なぜそうしなければ分からなくても、親に叱咤されれば子供は懸命に努力する。そして時折見せる
褒め言葉に、必死にすがりつくようになる。
「なんだよ。まだ少ししかしてないぞ」
「うっ…うあぁぁ…」
 葉子は嗚咽を漏らすだけである。
 ずっ、ずっ、ずっ…
「あああーっ!!」
 不満げな顔をした男が腰を突き上げ始めた。葉子は絶叫を上げて、天井を仰ぐ。口をぱくぱくと
動かし、泡を吹き出す。意識はもう限界の近くまで来ていた。
 しかし男はマイペースに腰を動かし続ける。
「…………」
 葉子は瞳から完全に光を失っていた。声を上げることもできない。ただ、地獄のように痛いだけ
である。
 それでも母の記憶は未だこびりついて離れなかった。
 葉子が何人もの男に交替で陵辱され、1時間近くもフェラチオをさせられたとき…最後の方で
上手くなったと言われると、葉子の母親はあまりにも場違いなほどの優しい微笑みを浮かべたのだ。昔一緒に暮らしていたときの記憶を思い起こさせるほどの笑顔だった。
 その瞬間、ちょうど十回目の発射が不思議と口の中で不快に感じられなくて、葉子は深く悩んだ。
 本能的に感じる快と不快と原則を突き崩される…そんな感覚だった。
15名無しさんだよもん:01/10/31 00:56 ID:ryDKQLib
「よし、出すぞ?」
 …びゅびゅ…びゅくっ
 男が言うと、すぐに生暖かい精液が飛び出してきて葉子の中をどろりと満たす。膣壁はもう
麻痺していて、精液の感触はあまり感じられなかった。
「ふーっ…よし、抜いていいぞー」
 ずぷるっ…
 そう言われると、葉子は無意識に腰を持ち上げ、やや小さくなった肉棒を引き抜いていた。機械
のような動きだ。
 ぱたっ。
 葉子は男の身体から一歩横に離れると、そのまま身体を床に横たわらせていた。肉棒を引き抜け
たのが不思議に思えるほど、体力が失われている。
「好きなだけ寝てろよ。次のヤツが来たら一緒にお楽しみだけどな」
 男が起き上がって、服を整えている音がする。
「しっかし、やっぱりガキはダメだよなー。狭いだけでちっとも気持ちよくなんないし。はあぁ」
「………」
 真っ赤な欲望が膨れ上がる。
 だったら、何故犯した?
 もし今葉子が凶器を持っていたなら、迷わず男に襲いかかって殺すまで攻撃したことだろう。
 だめなのだ。
 母が喜んでくれるためなら、自分が多少どうなってもいいと…上手いと言われたフェラチオを
積極的にするような、自分を辱める行為をしてもいいと…そう思っていた。
 でも、だめだ。
 肉体が傷つけられた瞬間、そんな生ぬるい判断は消し飛んでしまう。
 多分、もうお母さんと一緒にいられる時間は少なくない。
 これ以上傷つけられたら、自分が動ける状態で傷つけられたら、恐らく葉子は理性を飛ばして
男達を殺そうとしてしまうだろうから…
 そうなれば、葉子を待つのは死のみだ。
 でも、お母さんの誕生日くらいまでは…生きてみたい…
 儚い願いは、無機質な壁とグロテスクな白濁液の残骸に吸い込まれていった。