葉鍵板 最萌トーナメント!!一回戦 round12!!
瑞希:またパソコン〜? もう、オタクなんだから!
少しは自重してよね!
和樹:まあまあ瑞希、そう言うなよ。
いま2ちゃんねるで面白いことやってるんだよ。
瑞希:はぁ…今日も2ちゃんねる?こんなんだと本当に社会に復帰できなくなるわよ?
和樹:いやさ、葉鍵板でキャラ萌えトーナメントやっててさ、
今日はお前の勝負の日なんだよ。
瑞希:えっ、わ、私の!?
和樹:そう。相手はまじアンのなつみちゃん。
さて、今朝の段階ではどうなってるかなぁ…
お! 良かったな瑞希、お前勝ってるぞ!良かったじゃないか!
瑞希:わ…わたしはそんな勝負なんて関係ないもん?
結果がどうなろうと知ったこっちゃないわよ!
和樹:つれねぇなあ、瑞希…
お前の魅力を広くアピールする絶好のチャンスじゃないかよ?
瑞希:なに言ってんのよ!
だって、2ちゃんねるなんて、暗くてアングラでなんか怖くって
社会不適応者のオタクどもがひしめいてる闇の空間じゃないの!
和樹:…お前、そのオタクを見下した言い方、ゲームのオープニング以来だな。
なんか懐かしいぞ。
瑞希:う、うるさいわねぇ! ふーんだっ!
和樹:そんなこと言ってると、お前を支援してくれてる人たちに悪いじゃないか…
…ん?あ、あれれ!?
瑞希:和樹、どうしたの?
和樹:いや、このスレ、これまでお前が優勢だったのに、
なつみ支持勢力が猛攻をかけてきてるんだ!
瑞希:え、ええっ!?
和樹:やばいな、もう投票締めきりまで時間が無いっていうのに…
急激に差が詰められてる!やべぇ!
瑞希:和樹…あ、あたし、どうしたらいいのっ!?
和樹:げっ!数で並ばれた! 追いぬかれていくぅ!
締め切りまであと5秒!? こ、これはもう…!!
瑞希:和樹ぃ、和樹ぃ!! あ、あたし、あたし、どうすれば…!
和樹:……
ウソ。
瑞希:……
(゚o゚)
え?
和樹:だから、ウソ。
投票締め切りまで、まだ半日以上もあるよ。
ちょっと瑞希をからかってみたかっただけ。
瑞希:ううぅぅ…バカ…バカァ…
あ、あたし…
ホントに負けちゃうんじゃないかと…
和樹:わるかったな瑞希。お前のそんなかわいらしい姿が見たいばかりに
意地悪しちまった。ホントにゴメン。
でも…そういうお前の魅力はオレが一番よくわかってるよ。
そういう魅力が2ちゃんのみんなにわかってもらえたら、
結果はおのずからついて来るはずさ。
瑞希:かずきぃ…
和樹:いや、結果なんて本当はどうだっていいのかもしれない。
ただオレたちが瑞希に惚れるその想いを精いっぱいぶつけることができたのなら
オレたちに悔いは残らないはずって、そう思うんだ。
瑞希:和樹…和樹ィ
あ、ありがとう…!