葉鍵板 最萌トーナメント!!一回戦 round12!!

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685駄文短文
――クチュクチュ…――
「あ…あ、やだ…」
 裸に首輪。後ろ手に縛られ健太郎に弄ばれる。
 ココロに娼婦のように寄り添われている健太郎。彼は片手で、ほとんど身動きの取れないなつみの秘部を刺激する。
「可愛い格好だね、なつみちゃん」
 名前を呼ばれ、見られていることを強く意識したのか彼女の頬が赤く染まった。
『気持ちいい…。もっとして…』
 追い討ちをかけるように、ココロがなつみの本音をしゃべる。
 赤かった頬が更に赤く染まった。
「やだ…、恥ずかしい…」
『もっと苛めて欲しいの…。苛められてるだけで、意地悪されてるだけで気持ち良くなっちゃうから…』
 いつもの愛し合いから派生したちょっとしたお遊び。
 そのつもりが、なつみは思いのほかはまってしまっているらしい。
「ココロの方は素直なのに、なつみちゃんは素直じゃないなぁ」
 いつもは感じない嗜虐心を刺激されたのか、健太郎はもっとなつみを苛めたいと強く思う。
「…やめよっかな」
 彼の手が秘部から離れた。
「あ…」
『やだぁ…やめたら嫌…』
 なつみの口から漏れたかすかな呟き。それに含まれた意味をココロが語る。
「でもいくらココロがなつみちゃんの本音をしゃべるって言っても、やっぱり本人から聞かないと不安になっちゃうよ」
 そこでにやりと笑い、続けた。
「なつみちゃんのこと大好きだから、嫌がられることしたくないし」
 ココロがなつみを抱きしめ、耳元で囁く。
『ねぇ、言っちゃいなよ。一度口にしちゃえば、後はどんどん気持ち良くなってくだけだよ』
 悪魔の囁き。
『もっと気持ち良くなれるよ…』
 なつみは、快楽のせいで少し虚ろになってる瞳で健太郎を見る。
 意地悪なことをして、自分を苛める彼。だがこの行為は心地よく、彼の目は優しい…。
「やめちゃ…いや…。もっと苛めて…」