葉鍵板 最萌トーナメント!!一回戦 round12!!
スゥ……
「どう?」
少女は、わずかな光りを纏い、自らの手元に納まった湯のみを少し得意げに掲げる。
「心配ないみたいだな」
「ふふ……心配してくれてたんだ」
「そりゃそうだろ? 恋人の事を心配しない男がどこにいるっていうんだよ」
「ふふっ……ありがと」
なつみのとろけるような笑みと、自分のセリフに、みるみる赤くなる健太郎。
「なんにしろ、うまくいってるみたいでよかったよ」
思いっきり話題を変えようとする健太郎に、クスクスと笑みをこぼしながら
「でも、うまくいってるのは、きっと健太郎さんや、スフィー達のおかげだよ」
一口お茶を飲み、年上の恋人を見つめる。
「ありがとう」
「なんだよ、改まって」
「なんとなく言いたくなったの」
そう言って店内を見回す。照れ隠しに顔を逸らしたようにも見えるけれど。
505 :
名無しさんだよもん:01/10/29 01:24 ID:EtNkDNqC
>>466は精神的ブラクラな。見ちまったよ鬱だ……
>>498 いいじゃん別に。
今までの対戦でも、がいしゅつ画像はみんな散々だしまくってるぜ?
この対戦でも既に
>>496以外にもかなり重複出てるしな。
「スフィー、必ず帰ってくるって約束してくれたよね」
「ああ、あいつは約束は守るヤツだからな。 きっと戻ってくるさ」
「プレゼントをくれるとも言ってたけど……なにかな?」
いつものように、軽やかな微笑みを浮かべるなつみ。
「俺にはなんとなく想像がついてるけど……」
「どんな?」
「それはヒミツ。 スフィーだってお楽しみって言ってたしな」
いつものお返しとばかりに意地悪な態度をとる。
「もうっ……」
「ははは……怒った顔のなつみちゃんも可愛いよ」
「……はいはい」
「あ、つれないなぁ〜」
五月雨堂にながれる、のどかな空気。
幾日も同じような日々は続いていき……
……そして
「ハッピーバースデー、なつみちゃん!」
「おめでとう」
「おめでとうございます」
「おめでとー♪」
なつみシナリオエピローグへ
あの覗き込み表情、素直じゃない属性の持ち主、
しかも淫乱モードのおまけ付。なにげにシナリオは高橋。
「店長さん」一度でいいから呼んでくれ。
答えは決まっている。なつみに一票。
508 :
ケーブルだYO!:01/10/29 01:25 ID:ITZTBvmi
うむ、明らかに瑞希が優勢なようだが
それでもやっぱり瑞希に1票いれさせていただく。
やっぱ…91a…ハァハァ(;´Д`)
ミスってる( ̄□ ̄;
504、506の一番最初にくるのはコレ
ウイィィン……
「あ、いらっしゃい。 なつみちゃん」
「こんにちは、健太郎さん」
自然にこぼれる笑み。
正午を少し下回った時間帯。骨董品屋「五月雨堂」にはのどかな空気が漂っていた。
「お茶、飲むかい?」
「うん」
「最近の調子はどう?」
2人ぶんのお茶を用意しながら、店内を包む空気に身を委ねていた少女に問い掛ける。
「まあまぁ……かな?叔父さん達ともうまくいってるし、学校のほうも問題ないよ」
「あっちのほうは……?」
「見てて……」
クスリと笑みを浮かべ、小さい声でモゴモゴと何かを呟く。 すると……。