葉鍵板 最萌トーナメント!!一回戦 round11!!

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「まったく……ここどこなんだろ……」
ティリアは一人、迷宮を行く。
罠にはまって、サラやエリアともはぐれてしまい。
「それにしても……」
迷宮を左右に見回し、露骨に顔をしかめるティリア。
「なんなの?このシュミの悪い彫刻は……?」
彫刻というか、人面彫り。
壁に張りつきし無数の人面が、いやらしく口元を歪めている。
「なんか嫌だなぁ、コレの目つき……」
人面彫刻を眺め、ティリアは心底嫌そうに呟く。
まるで、自分の身体を舐め回されてるようなネットリとした嫌な目付き。
ただの彫刻のはずなのに、この気持ち悪さは一体何なのだろうか。
「あ………」
行き止まり。
壁に阻まれて、ここから一歩も先に進めない。
「あっちゃ、また戻らなきゃ……」
頭をポリポリ掻きながら、きびすを返すティリア。
行き止まりの壁にもあった、歪んだ笑いの人面彫刻に背を向けて。
そのとき。

「キャッ!?」
887886:01/10/28 11:04 ID:6jeA/tAr
「キャッ!?」
咄嗟に手を後ろに回して庇う。
「なに……? なんなの、今の?」
お尻を触られた。
ソロリと撫で上げられた気味の悪い感触が、突如ティリアの尻を襲ったのだ。
「これって、一体……………ひゃあぁあ!」
迷宮に響くティリアの悲鳴。
触られた。
いや……触られている!
「な、何なのコレ!?ひゃあ!」

ティリアの胸を、後ろから半透明の胸が揉みほぐしている。
「くっ………離れなさいっ!」
不埒な侵入者を振り払わんとするティリア。
しかし、半透明の腕に触ることも出来ない。
「あっ……うっ……そ、そんな……物理攻撃が、利かないの?……く…」
サワサワと動く半透明の10本の指は、ティリアに嬌声を漏らさせるため動く。
優しく揉み上げ、乳首を弄り、さすり。
「や、やだ………コイツっ……」
振り払う術もないまま、いやらしい指の動きに、ティリアは反応させられる。
888886:01/10/28 11:05 ID:6jeA/tAr
「くっ………こうなったら……!」
光の力。
邪悪なるものを浄化する力。それならこの淫らな腕も。
ティリアの瞳の色が変わる。浄化の光を召喚せんと。
「我、光の子の名において……………ひゃああっ!」
詠唱が中断させられる。
後ろから。
後ろから両脚を潜った腕に、股間を触られたのだ。
「光の子の名……はぁあう!イヤ!」
股間に潜り込んだその腕は、ズボン越しでさえじっとりと、ティリアにダメージを与えて
いく。
「うううっ!」
ズボン越しの肉芽の刺激に、たまらず股間を押さえてしゃがみこむティリア。
もう召喚呪文の詠唱どころの騒ぎではない。
「ふあっ………ふあああっ………!」
股間に気を取られていると、乳房をネットリ触られて。
上下の同時攻撃に、立て続けに積み重なるティリアのダメージ。