葉鍵板 最萌トーナメント!!一回戦 round11!!

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705名無しさんだよもん
>エリア 「一応…ただ、どんな方が来るかはわかりませんし、
>     そんなに連続して使える魔法でもないので…何回できるか
>     どうかわかりませんけど、試してみる価値は少しはあるのではと」

 ぶぅんっ…
郁未「え?」
 その時、郁未の視界がゆがんだ。
 ぶぅんっ…ぶぅっ…ぶぅ…
郁未「な、なに!?」
 郁未は慌てて椅子から立ち上がろうとしたが、それはかなわなかった。全身の
感覚がまるで狂ってしまっていて、思うように身体を動かすことができない。
そして見つめていたディスプレイの画面がぐにゃっと歪んで、耳鳴りのような
わんわんとうなる音が聞こえて、全身が総毛立つ…
 ぶしゅぅっ!
 空気が一気に吐き出されるような音がした瞬間、郁未の姿は跡形もなく消えていた。
 後には、モニタの立てるジー…というかすかな音だけが響いていた。