葉鍵板 最萌トーナメント!! 一回戦 round6!!

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546ー`)
∀` )みんな疲れて帰り始めたところでヒソーリと援護射撃

「ああ、、、瑞穂」
鮮やかな春の空気も、すこし気だるい重みを香奈子に与える。
風に吹かれ、瑞穂のスカートが風にゆれた。
「香奈子ちゃん、帰ろ?」
「う...」
上を向いた表紙に差し込む日差しがまぶしい。
生まれ出づる「香り」が喉の奥、香奈子の奥底をそっとくすぐった。

「きゃっ?!」
くい、と引っ張ると、なんの警戒心も抱いていなかったのかあっさりひっくり返る瑞穂。
「か・・・香奈子ちゃん?」
そのまま瑞穂を抱き寄せると、包み込むように腕に力をこめる。
「、、、」
「・・・うん・・・・・・」

白い雲が流れていく。
いつのまにか、二人の寝息が聞こえてきた。