AF団十尻衆の諸君!!

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57贄・一夜目
夜、寝静まった柏木家。
ときたま思い出したように自動車の音が聞こえてくるだけの部屋に、俺と梓の息遣いが響く。
「あの」事件以来、毎晩のように身体を重ねあう俺たち。
すべては二人の微妙な距離を力づくで踏み破った、あの一夜の反動なのだろうか。
皆が自室に戻ったあと、梓は俺の部屋にやってくる。
抱くべきか抱かざるべきか迷ったのははじめのうちだけ、今では俺が彼女の肌におぼれているのだろう。
いつものように目で促すと、梓は俺のそれを咥える。
「耕一が気持ちよくなってくれるんだったら」、彼女は最初の晩にそう言った。
その目はまるで何かに憑かれたように。それを彼女にゆだねる俺もまた何かに憑かれたように。

俺のそれを咥えている彼女に、俺はささやきかける。
「今夜は、いっしょに気持ちよくなろうぜ・・・・・・?」
顔を上げた彼女を褥に誘う。仰向けに身を横たえた俺の腹に、彼女が滑らかな肌を合わせる。
ただし、頭の向きだけは逆にして。 心地よい重みだ。
俺のそれを再び彼女は咥える。顔を上げれば彼女の秘所が俺の眼前にあった。
開いた足に引かれて薄く開かれた割れ目は、月明かりの輝きをわずかに映していた。
「ん・・・、んん・・・・・・」と彼女がのどを鳴らす。だんだんその音にも熱がこもってきたのを感じる。
おもむろに、俺は梓のそこに舌を這わせた。「ん、・・・んっ」と、彼女の声がうわずる。
口の中に広がる梓の味。俺が彼女自身に吸い付くたびに、彼女の声が高くなる。
熱く濡れた媚肉に、しとどに濡れた陰丘に、しみひとつない内股に、俺は舌を這わせる。
もうはっきりと存在を主張している肉の突起を舌で転がすと、ひときわ高い嬌声とともに彼女の腰が跳ねた。
きっと姉妹たちにも誰にも聞かせたことのないだろう、その鼻にかかった高い声が俺の耳をくすぐる。
そのまま激しく彼女のしたたりを吸い上げながら、俺は激しく顔を振った。
「ふぁっ、あっ、んっ、んあっ、・・・・・・耕一ぃ、耕一ぃ!!」
もうとうに梓の唇は、俺のそれから離れている。
それを握る彼女の手の強さが、熱に浮かされたような声の上下に合わせて強くなったり緩んだりするだけだ。
58贄・一夜目:01/10/19 23:26 ID:q7sraXkU
彼女の腰は跳ね続け、姿勢は徐々により淫猥なものへと変わっていく。
腰だけを高くあげ、俺の目前に秘所を、そして双尻をさらすような姿勢へと。
日中の彼女からは想像もつかない、あまりにも淫靡な姿。
その双尻の谷間、そしてその間隙で蠢く菊門までもが、俺の唾液だか彼女の淫液だかでぬらぬらと光っている。
俺はそのまま彼女の双尻に顔を埋めた。
くすぐるように、こじるように、なぜるように、貫くように、俺は舌で彼女の菊門を弄んだ。
「は、はぅん、ああ、んっ、そ、そんな、とこ・・・・・・」
ますます高くなる梓の声。俺は一言、
「梓がよくなるんだったら何だってするさ」と囁き、さらに彼女の穴を責める。
すでに俺の顔も手も、ぬらぬらとした生暖かい液体ですっかり覆われている。
彼女の菊門をさんざん味わいつつ、空いた指で彼女の陰核を転がす。
もう梓にいつもの表情は無い。ひっきりなしに嬌声を上げつつ、襲いくる感覚の波に耐えているだけだ。
ふと俺は思いついて、もう一方の人差し指を彼女の菊門に這わせてみる。
ちょっと力を入れるだけで、濡れた指は第一関節あたりまで彼女のなかに入り込んだ。
「はぁうっ!!」さらに高い声が彼女の口から漏れる。驚いた俺はわずかに指を戻した。
ちょっと身体をずらし、彼女の陰核に再び舌を這わせる。彼女の腰が跳ね、菊門に触れたままの指がふたたびそれを犯した。
「く、くぅん、ん、ん、んん、んっ・・・・・・」
彼女の腰の動きはもう止まらない。俺の指を彼女の菊門の肉の輪がしごき続ける。
その接触の快感に彼女はすっかり溺れきっていた。ひたすらに声をあげ、腰を振りつづける。
そんな彼女の姿に、俺の高潮はもう限界に達しつつあった。
身体を彼女の下から抜き、そのまま背後から彼女を組み伏せる。
菊門の刺激を奪われて一息つこうとした彼女を、そのまま俺は感情の高ぶりに任せて貫いた。
ふたりの激しい動きに合わせ、呼吸するかのように蠢く梓の菊門。
これだけ狂ってくれるのなら、そのうちこちらも俺の欲望を満たしてくれるかもな。
背後から彼女を貪りながら、俺はふとそんなことを思った。
夜は、まだ始まったばかりだ・・・・・・。