なんとも、居心地が…いつもの天野と様子が違う。よくわからないけど、違う気がする。
そして、今日の天野は、
綺麗だ。
それから、少しして天野がお茶をつくりおえて、俺に出してくれた。
自分にも注ぎ、二人でお茶を飲む。
http://ice.prohosting.com/lemoekey/cgi-bin/moe2/img-box/img20011130192854.jpg それから、少しして天野は帰ると言い出した。
「今日はありがとうございました」
「ああ、俺もありがとうな。おいしかったよ」
「また、いつでも呼んでくださいね。つくりにきますから」
「そうだな、真琴も喜ぶだろう」
「ええ、真琴のためにも来ますけど…相沢さんに会う為にも来ます」
「…は?」
「ふふ、私、こう見えてもしつこいので、覚悟してくださいね」
戸惑う俺を、微笑んで見つめながら天野は続ける。
「真琴はこの事、知ったらどうするのかな?ふふ。楽しみ」
「お、おい。天野」
それはどう見ても、楽しんでいる様子である。
「では」
そして、天野は帰っていった。
どうやら、相沢祐一。平穏な日々はまだまだ過ごせそうに無い。