性行為、またはそれに類する事をしているのを見られた場合、普通の人はどのような反応をするのだろうか。
それも実の妹に。
恥ずかしさのあまり大声をあげる?
照れ隠しの笑いを浮かべる?
それとも何事もなかったようにその場からそそくさと立ち去る?
私の頭の中で一瞬の内にそういった考えが渦を巻いたが、次の瞬間に私のとった行動はそれらとは全く異なっていた。
常識に照らし合わせると、恐らく『異常』な行動なのではないだろうか?
だが、私の脳はその行動を起すべく肉体に命令を下した。
私は別に理性的な判断を止めたわけではないし、勿論反射的に身体を動かしたわけでもない。
これは紛れもない私の意思。
ふすまを半開きにしたまま、私が耕一さんにその届かない想いを必死で届けようとしている様子の一部始終を伺っていた初音に対しての。
私は耕一さんの顔に目を向けた。
先ほどと同じ、自分の意思を持たない人間の表情のままだ。
私はゆっくりと立ち上がり、硬度を失った耕一さん自身を惜しみながらも、しばしの別れを告げた。
二度も耕一さんの精を浴びたせいなのだろうか。私の膣内には納まりきらない耕一さんの精液が内腿を伝って垂れてゆくのが感じられる。
そして私は再び後ろにいる初音の方を向き、一歩を踏み出した。
初音の目におびえの色が浮かぶ。
自分の方向に歩を進めてくる実の姉に対してどうすればよいのかが解らないのだろう。
初音に近付きつつも、私は考えていた。
『どうして私は、これからとるであろう自分の行動が異常だと認めているのだろう?』
『どうして異常な行動をためらうことなく、且つ冷静にとれるのだろう?』
ここまで考えて、私は恐るべき事実を知ってしまった。
私は既に狂っていることを。
『エディフェル』の記憶を持ったまま生まれた『柏木楓』は。
私は初音の正面に腰を下ろした。
初音は腰を抜かしているのだろうか。両手を畳につけて立とうとしている。
私が自分の顔を初音の顔の間近に近づけると、初音は背中を反らして少しでも私から離れようとする。
実の妹に私自身が拒絶されたようで悲しいけど、私は初音を安心させたい一心で言葉を掛けた。
自分より遥かに大きい人間を目の当たりにしておびえる子犬に話し掛けるように。
「大丈夫…怖がることはないよ」
初音の瞳に安堵の色が浮かぶ。
だが次の瞬間、それは驚きへと変わった。
私が初音の唇に口付けたから。
大きく見開かれた初音の瞳は『楓お姉ちゃん!?』という声をあげているようだった。
私はそれに構わず、初音の口の中への侵入を試みる。
私は舌で初音の唇を味わいつつもその機会を窺ってはいるが、初音の歯によって固く閉ざされているのでそれはできそうにない。
口付けをしつつ、初音の胸に手をやった。
パジャマの上からも、膨らみかけたつつましげなその感触がはっきり分かる。
「あっ…」
初音が小さな声を漏らしたその瞬間を逃さず、私は初音の口の中に舌を入れた。
初音の上下の歯が私の舌を噛み切るかのように合わせられる。
だが、初音はそれ以上顎に力をこめることなく、私の舌をその小さな口の中に迎え入れてくれた。
それをいい事に、私は自分の舌を初音の小さな舌に絡める。
初音が私を迎え入れてくれたのを嬉しく思う一方で、私は興奮に身を震わせていた。
耕一さんのをカチカチに固くすることのできる私の舌は、初音の身体にどのような快感を与え、どんな反応を引き出し、どんな声をあげさせるのだろう…。
楓お姉ちゃんの舌が私の舌に絡みついてくる。
これって…キスなんだろうけど、普通キスって唇と唇を合わせるんじゃなかったっけ?
第一男の人と女の人との間でするんじゃなかったっけ?
でも、口の中をヌルヌルした舌で舐められるのは変な感じだけど、気持ちいい。
胸を優しく揉まれるのも。
楓お姉ちゃんが耕一お兄ちゃんの身体にまたがって変なことをしていたのを見てしまったから、恐いことをされるんじゃないかと心配だったけど、楓お姉ちゃんは怒らずにいてくれた。
怒るどころかこんなに気持ちいいことをしてくれている。
でも…これって…さっき楓お姉ちゃんがしていた怖いことと何か関係があるのかな…?
初音の身体から力が抜ける。
私は口付けを続けたまま、初音のパジャマを脱がせ始めた。
「あっ…」
初音は驚きの声を漏らすが、私はそれに構わずパジャマの上着の部分を脱がせた。
私は口付けをやめ、初音から顔を離して露になった上半身を眺める。
年齢は私よりも下で身長も低いが、そのぶん身体の膨らみが強調されているように見える。
ひょっとしたら、初音の身体は梓姉さん似なのかもしれない。
ほんの少し嫉妬の念が沸き起こる。
私は初音の胸の先端に息づく淡い桜色をした突起に口付けた。
「きゃっ」
くすぐったいのか、それとも気持ちいいのかは分からないが、初音は身を捩らせる。
初音は私の真意に気付いているのだろうか…?
初音がいたら耕一さんの目を醒まさせることができるかもしれないと思っている事に…。
私に初音という妹がいるのと同様に、エディフェルにはリネットという妹がいた。
遥か昔に於いて、リネットはエディフェルが次郎衛門と愛し合っているのを黙認してくれていたのだ。
地球に不時着したエルクゥの長…ダリエリにも隠して。
そうでなければ、エディフェルが仲間に隠れて自分の体組織を次郎衛門に植え付け、彼が回復するまで見守るという芸当はできなかっただろう。
リネットは下等な存在である人間を救ったエディフェルを異端の者として見るのではなく、姉として見ていた。
いや、彼女はエルクゥの中でも姉のエディフェル以上に『異端』だった。
争いを好まず、エルクゥの行く先々で繰り広げられる虐殺を嘆き悲しんでいたから。
そんなリネットだから、エディフェルの亡き後、悲嘆に暮れる次郎衛門を何らかの手段で救ったのかもしれない。
尤も、リネットが次郎衛門を救ったのかどうかを確かめる手段などないし、それ以前に初音がリネットであるという根拠など何処にもない。
だが、エディフェルの記憶を持って生まれたが故に耕一さんと距離をとって過ごさざるを得なかった私とは違って、初音は耕一さんにとって身近な存在であったことは確かだ。
ひょっとしたら…耕一さんには初音を懐かしむ心が残されているのかもしれない。
ここまで考えて、私は耕一さんとの心の距離が遠いことを再確認した。
仮にこれから始まる『ある事』が耕一さんの目を醒まさせたとしても、それは初音の存在によるもので、決して私の想いが通じたという事ではないから。
だが別に構わない。
不可能だと諦めていた、『耕一さんの心を千鶴姉さんから奪い返す事』が可能になるかもしれないから。
その後で、初めて私の想いを耕一さんに伝える事ができるようになるのだ。
そうすれば、耕一さんの全てが私のものになるかもしれない。
もし初音が私の心中を知ったならば、さぞ醜い物を見るような目でわたしを見るだろうが。
私は、初音のパジャマと下着を脱がせた。
さすがに一気に脱がせる事はできず、パジャマと下着は膝のところで止まったが、初音のアソコが露になる。
「あっ…」
全裸に近い姿になった初音は慌てて足を閉じようとするが、私はその太股を掴んだ。
全くの無毛でつるつるの恥丘が目に入る。
初音の純粋さと可愛らしさを表しているようだが、その下に走る縦筋は、私が耕一さんを求めていたのを見ていたためか、それとも私の愛撫のためかどうかはわからないが既に透明な液体でぐしょぐしょになっていた。
私は初音の股間に顔を埋め、その縦筋に舌を這わせる。
「ひゃっ!」
指を使って左右に初音の割れ目をこじ開けると、恐らく誰の目にも触れた事はないであろう、初音の桜色をした肉襞が露になる。
「あっ…んあぁ…」
私の舌が初音の綺麗な肉をちゅぷちゅぷと音を立てて舐めあげる度に、小さな穴からさらさらした愛液が滲み出してくる。
初音は先ほどのように、足を閉じようとはしない。それどころか自分から腰を蠢かし、更なる快感を得ようとしている。
年齢不相応に幼い容姿で純真ないつもの初音とはかけ離れた淫らな反応だ。
「楓…お姉ちゃぁん…」
「初音…全部脱いで…」
「はい…」
一旦、私が初音の股間から顔を離すと、初音はうっとりとした表情を浮かべたまま素直にパジャマと下着を脱いで仰向けになった。
「いい子ね…初音…」
頭を撫で、乳首に口付けると、初音は特に抵抗する事もせず私を受け入れる。
初音の乳首に口付け、空いた方の乳首を片手で愛撫しつつも、私はもう片方の手で
初音のアソコを撫で擦った。
初音の頬は紅潮し、喘ぎ声にも甘い響きが混じり始めている。
私は再び初音のアソコに口付けた。
「ひゃっ…」
今度は包皮に包まれたままの初音の突起を唇で軽く咥える。
「んッ、んはぁッ…」
くすぐったいのか、それとも気持ちいいのかどうかは分からないが、私が唇に力を加えてクリトリスに刺激を与えると、初音はびくびくと腰を振るわせた。
クリトリスを愛撫しつつも、初音の割れ目の奥に中指を差し込むと、やはりそこはぴたりと閉ざされている。
私は構わず、密着している肉同士を引き剥がそうと、中指の先を初音の更に奥に進めた。
「ひぐぅっ…いっ、痛いよっ! 楓お姉ちゃんッ!」
私の愛撫に身を任せきりだった初音から今度は苦痛の声が漏れる。
「初音…これはお仕置きよ…」
「えっ…!?」
「さっきからずっと覗いていたあなたへの…」
「で、でもっ…」
何か言いたげな初音だったが、私がクリトリスを咥えている唇に力を加えると、今度は甘い喘ぎ声が漏れてくる。
「はぁっ…んふうぅ…」
再度中指を初音の奥の部分に進めると、ぷちぷちと肉同士を引き剥がす感触がする。
「い…痛いよ…」
そう私に訴えかけてくる初音だが、先ほどよりはその声色も穏やかになっている。
純潔を奪われている痛み以上に、クリトリスに加えられている快感の方が強いのだろう。
そして、初音のアソコは私の中指の根元まで飲み込んだ。
「か…楓お姉ちゃん…」
「何…? 初音…?」
「なんだか…変だよぅ…」
「変って…どんな風に…?」
「痛いんだけど…気持ちいいような…」
「これからもっと気持ち良くなれるよ…」
私は、痛みを紛らわせるという意味でも話し掛けてくる初音に答える。
私は初音のクリトリスを啄ばみながらも、初音のアソコに中指を先ほどより激しく出し入れする。
ほんのりとした甘い匂い…ミルクのような匂いがするが、これは初音の女の匂いなのだろう。
同姓の私がいうのもなんだかおかしいが、母親に包まれているような、母性に満ちた匂い。
今、初音を責めているのは間違いなくこの私だが、逆にいえば私が初音に甘えているのではないだろうか?
初音は私を嫌がることなく受け入れてくれているから。
ひょっとしたら、エディフェルの死後にリネットは次郎衛門と一緒になって柏木家の遠い祖先になったから、私が初音に母性を感じてしまうのではないか…? とも想像してしまう。
「お姉ちゃぁん…わたし…」
初音の甘く、媚びたような声で私は現実に引き戻された。
中指を通じ、初音の膣壁がひくひく蠢動しているのがわかる。
「なんだか…怖いよ…」
「…」
私はそれに答えず、初音のクリトリスと膣壁に刺激を与えつづける。
「あっ…んはっ…ああっ…」
初音の息遣いが荒くなり、下半身がびくびくと小刻みに震え始める。
私が指の動きを止めても、初音は自分から腰を動かして私の指が膣壁をこする事によってもたらされる快感を求めている。
私は初音の膣内から指を引き抜いた。
「あはぁっ…」
初音は切なげな声をあげる。
どうして…? とでも言いたげな表情だ。
「初音…私のよりも、耕一さんの方がいい…?」
私の真意を理解したのだろう。初音は怯えた目で部屋の真中に横たわっている耕一さんの方に目を向ける。
そして、私にすがるような目を向ける。
私が笑みを返すと、初音は意を決したように立ち上がり、引き寄せられるかのように耕一さんのところへと向かった。
私が激しく耕一さんを求めていたのを覗いて興奮していた余韻が初音に残っていたのか、私の愛撫のせいなのか、それともただ単に、初音がこれ以上の快楽を得たいという欲望に駈られたためかどうかは解らないけど。
耕一さんに近付いたのはいいが、初音はさすがに自分がどうすればいいのかわからない様子だった。そんな初々しい姿を見ていると、初音が尚更可愛らしく思える。
初音は、おずおずと耕一さんの唇に口付けた。
「んぐうっ…んぐうっ…ちゅっ…ちゅぱっ…」
私にされたように、舌を耕一さんの口の中に入れているのだろう。
耕一さんの口を貪る初音を横目で見ながら、私は再び耕一さん自身に手を伸ばした。
初音の純潔を破った証の、血にまみれた私の指が触れた瞬間、耕一さん自身がぴくりと動く。
手の平で袋状になっている部分を揉みながら、サオの部分を優しく手でしごき、先端に口付ける。
力を失っていた耕一さん自身だが、だんだん固さを取り戻してゆくのが解る。
ちらりと初音の方を伺うと、初音は私が耕一さん自身を手と舌で愛撫しているのに見とれている。
私と目が合うと、初音は恥ずかしげに目を閉じた。
「初音…今度はあなたの番よ…」
私が促すと、初音は耕一さんにまたがった。
そろそろと腰を下ろし、耕一さん自身が初音のアソコに触れると、くちゅりと水音がする。
「ふあぁぁ…」
鼻に掛かった声を漏らす初音を見て、私は奇妙な興奮に襲われていた。
耕一さんの身体は誰にも渡したくはないが、初音が乱れるのも見てみたいという相反した感情が渦巻く。
初音はといえば、これ以上腰を下ろす事を躊躇している。
さすがに私の指と耕一さんの肉棒では太さが違うのを今更のように理解したのだろう。
だが、次の瞬間、初音は大きく息を吸って腰を下ろし始めた。
「うっ…うはあぁっ…!」
愛液が分泌されているとはいえ、小さなその孔に不釣合いな、大きく太い耕一さんの肉棒で余さず膣壁を擦られる痛みは相当なものなのだろう。
二度達した耕一さんの肉棒は、初音の奥に入ってゆくにつれて更に膨張してゆく。
耕一さん自身を半分ほど飲み込んだ後、さすがに痛みに耐えかねたのか、初音は腰を上げて抜こうとするが、私と初音の愛液を吸って膨張した耕一さんの肉棒は既に二度射精しているにも関わらずカチカチに勃起し、初音の小さな孔からはそう簡単には抜けなくなっていた。
「うっ、うあああ…っ。いっ、痛いよ…」
文字通り身体を貫かれ、引き裂かれるような痛みに初音は泣き声を漏らす。
泣き声を漏らす初音を見ていると、痛ましさと共になんだか不思議な高揚感と、苦しむ初音をもっと見てみたいという奇妙な感覚に襲われる。
多分、性行為の際には男の人もこんな感情を抱くのかもしれない。
初音が、耕一さん自身を抜き取ろうとしても、奥に迎え入れる時と同じ痛みに耐えなければならない。ならば早く耕一さんを絶頂に導いて初音を解放してあげようと、私は耕一さん自身に顔を近づけた。
初音が腰を動かすのをやめても、耕一さん自身はその固さを保ったままだ。
私は、膣内に耕一さんを迎え入れている初音のアソコを優しく撫で擦った。
「あっ…あんっ…」
固い耕一さん自身を飲み込んで限界いっぱいまで開かれている初音の割れ目からは、愛液と共に鮮血が流れ、小さな真珠のようなクリトリスが恥ずかしげにその顔を覗かせている。
私が豆のような肉芽を唇に含むと、初音は激痛と快感を交えた喘ぎ声を漏らす。
「お…お姉ちゃん…。楓お姉ちゃあん…」
「まだ痛い…?」
「う…うん…」
「もう少し我慢して…」
今度は初音の肉芽を歯で優しく噛んだ。
「あはぁぁ…」
多少強めにクリトリスを愛撫される事にも慣れたのだろうか。顎に力を加えるたびにびくびくとその幼い身体を震わせる。
「ふふっ…。エッチね…初音…」
私が初音のクリトリスに刺激を与える度に初音の腰は上下し、耕一さん自身が初音の秘肉を捲り上げる。綺麗な桜色をしていた初音の肉は真っ赤に充血し、流れている血もその赤身を彩っている。
私は初音の肉芽から口を離した。
すると初音は自分から腰を動かし、耕一さんの肉棒を飲み込もうとする。
両手を耕一さんのお腹の上に置いて、自分の姿勢を安定させた。
「どうしたの…? 初音…?」
「な…なんだか…体の奥が…痛いような…むず痒いような…」
そう言いながらも、初音は自分で腰を動かして耕一さん自身を貪り始めた。
互いの性器がいやらしい水音をたてて絡み合い、互いを絶頂へ導き合おうとしている。
「か、楓お姉ちゃん…わっ、わたし…んぷっ」
わたしが初音の唇に口付けると、初音は狂ったように舌を私の舌に絡めてくる。
痛みと快楽の狭間にあるので、更なる快楽を得て痛みを紛らわせようとしているためなのかもしれない。
わたしは、遥か昔の事を思い出していた。
わたしの前世…リネットが姉のエディフェルを失って悲嘆に暮れていた時、同じくエディフェルを失った事を悲しんでいる次郎衛門に出会ったことを。
次郎衛門の悲しみを少しでも掬い取ろうとして、一緒に過ごす事にしたのはいいが、エディフェルの事を忘れられず、慕い続ける次郎衛門の姿を見せ付けられるだけだったこと。
そしてわたしは、結果的だとはいえ、姉の恋人を死後に奪うという、最も卑しい事をしてしまったこと。
ひょっとしたら、エディフェルから次郎衛門を奪った罪を体に走る激痛という形で償わされていたのかもしれない。
そこまで考えたのはいいが、わたしにはどうしても理解できないことがある。
なぜ楓お姉ちゃんは、わたしが耕一お兄ちゃんで気持ち良くなっているのを許してくれているのだろう?
もう今は、さっきに比べて痛くなくなっているのに。
「初音…気持ちいい…?」
私は初音のクリトリスにちゅぱちゅぱと吸い付きながら聞く。
「わ…わたし…なんだか…」
初音の全身は赤く染まり、時折小刻みに震えて、絶頂が近いことを知らせている。
膣口も何度も何度も耕一さんを迎え入れるうちにすっかりほぐれてきたのか、初音は痛みよりも快感を貪っている状態だ。
初めて絶頂を迎えるのが怖いのかもしれない。私は初音を見上げながら囁く。
「大丈夫…怖くないから…」
そう言いつつ、私は先ほどまで吸い付いていた初音のクリトリスを思いっきり吸った。
「ひっ…ふっ、ふああああっ!」
初音が体を震わせるのと同時に、膣壁がきゅんと締まる。
それと同時に耕一さんの肉棒が脈動して精液を初音の膣内に放った。
膣奥に熱い精液を浴びた初音は全身の力が抜けたように耕一さんの体に倒れ込む。
そして耕一さんの肉棒が抜け、初音のアソコからは、初音の愛液と血と耕一さんの精液が混じったモノが溢れ出した。