ブギーポップは藁わない

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1超俺車
『AIRにエロが不足したときに浮かび上がってくるんだ』

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だから、名を              > ヽ 、  |  | V /   __/∧|
美凪の尻(ナギーヒップ)という /    \_|/ / W   /∧  //_|
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2   :01/09/18 13:07 ID:7pW5XJWg
2!!!!!
3名無しさんだよもん:01/09/18 13:15 ID:chRRZ9dw
この手の駄スレって、もしかして折原@地獄車が立ててるのか?
前にもブギーポップネタのスレを立ててたし、
朝から晩まで出没するし・・・
まぁ、違うとは思うが、微妙だな。
4名無しさんだよもん:01/09/18 13:18 ID:P7oyI.Qw
>>1
正直、ワラタよ。
5名無しさんだよもん:01/09/18 14:11 ID:zCzEEXy.
>>1
(・∀・)イイ!!
6名無しさんだよもん:01/09/18 14:19 ID:6xuEt.dg
ナギーヒップ…。
ワラタ。
7名無しさんだよもん:01/09/18 14:45 ID:so827BdA
妙なオモシロさがあるんですが。
8名無しさんだよもん:01/09/18 14:51 ID:fFDHqCOc
そーいえば涼元が絶賛してたな。
9名無しさんだよもん:01/09/18 16:47 ID:IpO64OCo
>>8
美凪の尻を?
10名無しさんだよもん:01/09/18 17:33 ID:MH.rQ3C2
名無しさんだよもんて人がいっぱいいるよ−全部同じ人なのスゲ−
11名無しさんだよもん:01/09/18 18:54 ID:sjaHj.BI
>>10
まさかお前は「名無しさんだよもん」ではないのか!?
12名無しさんだよもん:01/09/18 18:59 ID:WzWA.GWs
つーかあれだよね、名無しさんだよもんって奴ひきこもりなんだろうね
13名無しさんだよもん:01/09/18 19:07 ID:p17udybE
>12
おまえもな
14名無しさんだよもん:01/09/18 19:09 ID:oRY/KyVg
名無しさんだよもんは統和機構の回し者だろ?
15名無しさんだよもん:01/09/18 19:25 ID:MbCddb6.
「あんたって厨房なの?」
「そうとも呼べるかもしれないね」
「依頼者とかいるの?」
「会ったことも声を聞いたこともないね」
「じゃあ、煽ると、あんた自信何か得をするの?」
「いいや。全然」
「じゃあ、無料奉仕なの?」
「報酬みたいなものをもらったことはないね」
「なんで煽るのよ?」
「ひとつには、それが厨房の仕事だからだ。
 そしてもうひとつは、煽る相手が2chの敵だったりするからだな」
16名無しさんだよもん:01/09/18 19:34 ID:fFDHqCOc
>>1のファンネルです。
私の操縦士がこの様なスレを立てて申し訳ありません。
根は本当に良い人なのですが、疲れているのです。
最近、赤いものを見る度、「この感覚、シャアか!?」と叫んだり
若い女の子を見る度に「私を導いてくれ」と呟いたりするのです。
この間は、戦闘中に「この空域で一番ドキュソな奴を落とせ」
と、無茶な注文をしたりしました。
私は「そりゃ、あんただよ」とツッコミを入れようかどうしようか
迷いに迷いましたが、
私以上に戦いに疲れている>>1の事を思うと、どうしても言えませんでした。
これも皆、長引く戦争が悪いのです。
>>1が悪いのではありません。
そこの所を、どうか、どうか、ご理解頂きたく、書き込みさせて頂きました。
一介のファンネルが、この様な言い訳がましい事を言って申し訳ありませんでした。
これからも、1の事を、どうか、どうか、宜しくお願い致します。
17名無しさんだよもん:01/09/18 19:45 ID:dw.aGzQ2
やっと>>1の元ネタが分かった。
18名無しさんだよもん:01/09/18 19:52 ID:p17udybE
>16
1はニュータイプなのか…
19名無しさんだよもん:01/09/18 20:21 ID:rlpzlOtM
久弥:どうして麻枝は、僕に関心をもつの?
麻枝:いや、単に仲良くやりたいな、と思っているだけなんだけど。
久弥:作りたいの?
麻枝:は?
久弥:新作、作りたいのかしら、僕と。
麻枝:あ、あのね。
久弥:別にいいわ、作りたいならそう言って。
20名無しさんだよもん:01/09/18 20:36 ID:JeahBwz2
( ─── チェキ!(・∀・)荒らしってのは本当、厄介だよな……)
(厨房なんだから、まあいいじゃん)
21名無しさんだよもん:01/09/18 21:31 ID:nWiM3VUw
自動的なんだよね、結局
22名無しさんだよもん:01/09/18 21:36 ID:QzXqQrxI
ブギーポップ読んだこと無い
面白いの?
23名無しさんだよもん:01/09/18 21:44 ID:pufsK/N.
>>22
とりあえず読むことを薦めます。個人的にはかなり好きなほうに入る。
スレ内のネタも割と悪くないし、もしかして良いスレかも。
24名無しさんだよもん:01/09/19 00:29 ID:IrXCBBQ6
「夜明けのブギーポップ」は、なにげにAIRっぽいかも。
25折原@地獄車 ◆hGrdp//E :01/09/19 01:34 ID:UekfybVE
>3
俺はAA使わないよ。基本的に。
>9
世界的に各方面から大絶賛ですが何か?
…どの方面だ。

ホーリィ&ゴーストを今更入手。そのうちネタ考えよう。
26名無しさんだよもん:01/09/19 02:01 ID:YKaYxTDc


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 . >>1 は葉鍵板の敵だ  > ヽ 、  |  | V /   __/∧|
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27名無しさんだよもん:01/09/19 18:09 ID:FmaSsQQA
飛鳥井霞は飛鳥井仁の娘ですか?
28名無しさんだよもん:01/09/19 23:23 ID:4XKdu6c2
『キミが イイ!(・∀・)と言えばボクは ダメ!(・∀・)と言い
 キミが age と言えばボクは sage と言う』
        ────── レノン、マッカートニー <ハロー・グッバイ>
29名無しさんだよもん:01/09/20 00:08 ID:C1WlkXHk
無駄ageにはするなってっ事だよ。
個人的には好きな動物なんで、この言い方は嫌いなんだが……
どうしようもねえ相手にただ煽るだけじゃオマエモナーがオチだぞ
30名無しさんだよもん:01/09/20 22:08 ID:dMh2.jtg
誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も
誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も
誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も
誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も
誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も


永遠にはageはしない
31マンティコア:01/09/20 22:14 ID:KmzUKSik
ageられたからには、生かしてはおかぬ
32名無しさんだよもん:01/09/21 00:37 ID:9CbxMekw
長瀬祐介がMPLSで世界の敵だと言うのは周知の事実です.
とっとと殺しちゃってください、ブギーポップさん
33名無しさんだよもん:01/09/21 00:45 ID:dr3b/ppU
>>20

ワラタ
34名無しさんだよもん:01/09/21 23:54 ID:qf8Stjvs
『2ちゃんねらーにとって最大の快楽とは1000を獲る瞬間にある。
 そのとき2ちゃんねらーは世界すら征服したような気がするものだ。
 逆に最大の恐怖は、自分のしていること、してきたことが
 すべて未来に何の関係もないと知ったときだ』

           ─────霧間誠一 <2chの中の一つの真実>
35名無しさんだよもん:01/09/22 00:01 ID:MS8TEhmo
ブギーポップミッシング、ペパーミントの厨房
「この書き込みは……痛い」
人の痛みがわかる厨房が優良コテハンとなり
その後破滅して行くさまを描いた物語
36名無しさんだよもん:01/09/22 00:41 ID:DOfUuKR.
「どうです?今度立てた新しいネタスレなんですよ。レスしてみませんか?」
「……レス?このあたしに?あたしは煽る時は容赦しないのよ」
「へぇ?お姉さんもしかして固定ですか?」
「まぁ、そんなところね」
「それならなおさらレスしてみなくちゃいけませんよ。こいつは悲惨な1
なんですから」
「……なに、これ」
「どうです、面白いでしょう?」
「スレ立てた奴、何考えてるのよ?」
「何がです?」
「1レスに10日もかかるようなネタスレなんかageになるわけないじゃない!」
「だから悲惨な1なんですよ」
37スプーキーE:01/09/22 17:31 ID:fld7C75I
「コテハンは出来そこないで、名無しの奴らもなりそこないだ。
  まったく.....どうしようもねえな。
   俺達はどうせどこにも行けねえってのに、よ.....」 
38名無しさんだよもん:01/09/23 02:25 ID:m36rivtw
いったんマターリしはじめたスレッドは
新しく一から荒らしなおす以外決して元に戻る事は無い
39 :01/09/23 23:24 ID:elAVThZE
『世に、真に価値のないものがあるならば、
 それはさながらレスひとつ無い駄スレにこそ似て───』

           ─────霧間誠一 <ヴァーミリオン・ギコ>
40名無しさんだよもん:01/09/24 00:30 ID:SzXTGeu.
僕たちはレスをつける
たとえ、
それが駄スレであろうと―――
41名無しさんだよもん:01/09/24 01:45 ID:F/KpRJPI
「……なに?」
「……なんだ、これは?なんなんだ誰彼(それ)は?」
「……おまえは--そんな馬鹿なことが……おまえの"未来"なのか?それは--」
「それは--゛さながらLeafをすべて没落させるような゛--だと……?」
「じょ……冗談じゃない!そんなことに巻き込まれてたまるか!」
42名無しさんだよもん:01/09/24 03:54 ID:0YfQnSg.
意味が
43名無しさんだよもん:01/09/24 09:59 ID:Hy2hmBBM
ブギーポップ・オーバードライブ猥褻王
藁わないで味方だった、あの月島さんが…
44超俺車:01/09/24 13:13 ID:TTDx9XKY
こう見えても、ぼくのささやかな誇りは
これまで一度も駄スレを立てたことがないと言うことでね。
45名無しさんだよもん:01/09/24 14:24 ID:d7HKf39g
クソ! 何が誇りだ、あの厨房野郎! がいしゅつ野郎め!!
46名無しさんだよもん:01/09/24 18:19 ID:eCPsM2kA
>>44-45
ワラタ
47駄スレ王:01/09/24 19:56 ID:JpO.MAlY
やあ、僕は駄スレ王。君が2chに立てた駄スレに君臨するもの。
君が駄スレを良スレに変えることができるまで僕はずっと君のスレを荒らすだろう.
48ブギーポップ:01/09/25 01:21 ID:VUkBbR32
あいつは駄スレ王と名乗ったな
どうやら単純には逝かないようだ
今度は君の立てたスレを守れないかも知れないぜ
49名無しさんだよもん:01/09/25 01:55 ID:q9d05zPY
良スレも、駄スレも、ageも、sageも、
荒らしも、煽りも、マターリも、ゴルァも、
コピペも、宣伝も、駄スレ委員も、ヒロユキも、
コテハンも、名無しも、ステハンも、
アボーンも、チェキも、そして2chも、すべて―――
厨房がつくったものだ
厨房がつくったもので、厨房に壊せぬものなど無い

霧間誠一 ―ヒッキ―に至る病―
50名無しさんだよもん:01/09/25 02:03 ID:VUkBbR32
「そいつはO.N.E.の可能性があるなヒサヤ」
「オーエヌイー?なんだそれは」
「Osorosiku.Nannsennsuna.Eroge──つまり未完成で失敗作ということだ」
「だが話題性と破壊力は異様にあったぞ。奴等は"永遠の約束"とか呼んでいた」
「失敗作とされたからと言って優れていないとは言えないさ。
 逆にそれ故にdでもないセールスを記録することもある
 あるいは他に類を見ない奇妙なユーザーを獲得することもある。
 そう、たとえば君の古巣で見られたあるO.N.E.は...............」

                     「K外の戦士」より
51ジサクジエンデシタ:01/09/25 06:19 ID:t3f2/s2k
「あー、荒れたなあ」
「でも、今日はなんか楽しかったわね」
「荒らしが多かったからな、コピペでみんな鬱になってるんじゃねーの?」
「それは言えてるわね」
「でも、どんな時でも2chは楽しいですよ」
「そーそー!そうよねえ」
52名無しさんだよもん:01/09/25 08:44 ID:lSCXjkQw
複数の視点を組み合わせることにより浮かび上がる、同一時系列での事件の全体像。
知らないところで世界の破滅は勝手に始まり、
そして知らないうちに、どこかの誰かに救われてる。
そんな感覚が凄くいいなぁ。

にーとき「でも、私たち一人ひとりの立場からその全貌が見えることはない。
      物語の登場人物は、自分の役割の外側を知ることはできないのだ」

そんなこのノベルのテイストを、涼元ちんがどー料理してゲムにしてくれるのか楽しみです。
いつになるか知らんけど。
53名無しさんだよもん:01/09/25 19:18 ID:B3xz1G9s
君は2chに取り返しのつかないことはないと思うかい?
駄スレもどうにかして清算することができると思うだろうか。
それとも駄スレは、触れる事のできない暗部でどうしようもないのかな?
昔に立てたスレはその後のスレを決めて変えることはかなわないのだろうか?
54フォルテッシモ:01/09/26 00:46 ID:fF66kMms
「任務は終了だ。荒らしの可能性はゼロだ。──あ?なんでかって?」
 くたばってやがるんだよ、このスレは!──いや、俺じゃねえ、
 テメエでテメエをsageているんだよ!
 dat落ちだ!削除どころじゃねえ。わざわざ俺が出ることもなかった。
 dだ骨折り損のくたびれ儲けだ。──あん?dat落ちの理由だと?
 んなこと知ったことか!チョロい駄スレだったってことだろうよ!」
 以上だ!」
「くそ、少しは歯ごたえのある相手かも、とか期待させやがって…!」



「どうも、"削除忍"さん。お久しぶりです」
「なんだ三告平、何の用だ?ここはおまえの担当区域じゃねえだろう。
 俺はこれからやることがあるんだよ」
「いや、次の削除依頼です」
「おい、俺はたった今、ひとつの仕事を片づけたところなんだぞ」
「だから来たんですよ。片付いたから」
「くそっ、カキコする暇もねえのか」
「あなたに"カキコ"などされたら周りは大変ですよ。
 厨房チックなコテを見つけては、喧嘩を売ってまわるんでしょうからね」
「本気は出さねえよ」
「当たり前ですよ。あなたが本気なんか出したら板はメチャクチャですから」
55モ・マーダー:01/09/26 23:23 ID:QXo1czdA
「…惨いスレですね」
「あんたがそんなこと言うとはね、厨房のくせに」
「………」
「それで?見当はついたの。どうしてこんな荒らしかたをするのか、って。同じ厨房でしょん.」
「いえ」
「そう―――ならそれがあんたの今度の仕事.どうして犯人はこんな荒らしかたをするのかつきとめて、場合によっては犯人を晒せって、荒らしになれた同類なんだから何てことないでしょう」
56名無しさんだよもん:01/09/26 23:28 ID:WObZ0w7E
このスレ最高。コピペなのかもしれんが、めちゃめちゃワラタ。
57コピペ:01/09/27 14:05 ID:T795t.mI
君は本物を見抜くことができるかい?
自作自演のスレのなかにいる真性の既知外を見つけたことはあるかい?
これはたったひとりの既知外の物語だ。
彼はスレッドの1000番目取得を目指して、ひとりで書き込みを続けていた。
彼に罪は無い、そして元から責任能力もない。しかし――
「これ――ネオむぎ茶?」
テレビの中に僕の映像が現れたとき、
運命の車輪は高速道路を東へと走り出した……。
2chを一躍有名にしたキャットキラーの代表作、
彼の選択は救いか、それとも破滅か……?
58名無しさんだよもん:01/09/28 01:22 ID:oY0RhBa2
駄スレ、もしくは糞スレと我々が呼んでいるものの九九%まではコピペで、
書き込みは残る1%にすぎない。
しかも問題は、それが同時に邪悪でしかないことだ
          霧間誠一(VSにちゃんねら〜)
59名無しさんだよもん:01/09/28 01:31 ID:rdJTT8Gc
・・…チェキ!(・∀・)荒らしの話は、
僕にとってはかなり気の重いことである。
いまだに心の整理がついていない。
60名無しさんだよもん:01/09/28 01:48 ID:oY0RhBa2
「いいえ――あの、吉沢さん」
「なに?」
「もしも、戦う相手がKeyだったとしても…Tacticsはやっぱり戦うべきですか?」
 真剣な顔で訊かれた。俺は反射的に、
「なんであれ、だよ」
 と、またしてもきっぱりと言ってしまっていた。彼らが何故いなくなったのか何も知らないのに、
 断言してしまっていた。
「わかりました」
柏木るざりんは背を向けて、走り出した。
61名無しさんだよもん:01/09/28 01:52 ID:r8FPeJjk
>>56
激しく同意!このスレはかなりワロタよ
おそらく、ブギーポップ知らん人にはひたすら意味不明なのが残念だが
職人さん達、ぜひ頑張って続けてくれ。
62名無しさんだよもん:01/09/28 02:01 ID:CAI2X6W2
今のLeafで仕事を続けるのは容易いことだ。魂を無くせばそれですむ
                     霧間誠一(VSにちゃんねら〜)
63名無しさんだよもん:01/09/28 03:04 ID:TLgvQgQY
名無しさんだよもんは夢を見る
いつか萌える日々が来るのだろうか
もしも皆が同じ板に立ち
ネタ豊かな葉鍵が息を吹き返したとき
もはや荒らしは無く
ただ(;´Д`)ハァハァが世界に満ちるような

名無しさんだよもんは詩を聞く
奥深いところから洩れるそのチェキ!(・∀・)は
葉鍵板のどれもがその下にあり
忘れてしまったそれを思い出すとき
はっと我に返って
思わず両腕を止めて祈るような

名無しさんだよもんは海を思う
それは永遠の片想いの有様にも似て
伸ばした手は決して届かず
交わること叶わぬ境界が揺れるとき
鬱だと身を投げて
現実に生まれたことを後悔するような

名無しさんだよもんは夢を見る
見る夢の真実は誰も知らぬ
64BoogiePop Nagamori:01/09/28 13:39 ID:GBSmXqkk


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                   | /二¬ -  _ _ \
 __________    | | T>\  |.ヘ   | ̄
                \  ノ   |  |ノ   /      _
. 僕は自動的なんだよもん>. ヽ 、  |  |    ’  __/∧|
                /   \_| | ||   /∧  //_|
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    n――‐.  二二_// / ∨/ /
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                 |∧ ∧ ∧// ∨ _/ |   /
                   | ∨ ∨ / ̄ ̄   |/ ̄
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65名無し:01/09/28 13:43 ID:HVPIVA1k
つか、2ch関係のブギネタはかいしゅつ。

http://mentai.2ch.net/magazin/kako/965/965230997.html
66ブギーポップ:01/09/28 16:32 ID:uBykVm1w
「君は知っているかな?」
「何をだ?」
「ある種のネタスレとか、特別なキャラスレとか、そういうものは一番最初から
 うまく行くものではない。以前に似たようなスレを立てて、似たようなものを掴んでいながら
 失敗している者が大抵はいるものだ」
「────」
「ぼくが知っているだけでも >>65 のスレがあった。彼らにはとても豊かな才能があった。
 ブギーのセリフを2chネタに変換できた。しかし彼らはそれを使いこなせずに結局
 "倉庫逝き"になってしまった」
「大勢の者が、似たようなスレを立てながらそれぞれに失敗している。
 だが彼らは決して無駄になったわけではないとぼくは信じる。
 彼らの努力は次の者に受け継がれていく。
 たとえ彼が前スレのことなど知らなくとも、それが存在していたことは、
 彼に遠くとも確かな影響を与えているはずだ」
「──俺にも前がいる、というわけか?」
「君はここにこうしてスレを立てたが、これは決して君だけのものではない。
 君──君たちは知らずしらずして、多くの者たちが果たしえなかった
 突破″への意志を背負っているのさ」
「…………」
「俺が失敗しても誰かがこれを受け継ぐというのか?」
「かもね」
「だったら──ここで降りることはますますできないわけだ。
 こんなスレ″を他の誰かに肩代わりさせるのは悪いからな」
「なるほど、それが君の矜持か。後ろ向きだか前向きだかさっぱり分からないな」
「前にも後ろにも進めないんだから、ここ″で踏ん張るしかないだろう?」
「なるほどね──」
「少しでもバランスが崩れていれば、2ちゃんねるの敵になっていたところだったな」
「──おっと。そろそろ時間のようだ。
 えーと、なんだな、あんたはこのスレを削除する気なのか?」
「いいや。ぼくにはその理由も必要もないようだ。好きにしてくれ」
67Neris:01/09/28 17:36 ID:XHJwfHAE
「好き嫌いはないの…sageる資格、無いから」
ネタ探しのため、1冊目から再読中。織機がかわいい。最初の頃も、今も。裏山椎象、正樹。

>>44-45
爆笑。元ネタでも爆笑してたし。44=1だし。勝てない…。
68名無しさんだよもん:01/09/29 08:49 ID:kDXrlPJs
さあさあお話が始まるよ。お代は見てのお帰りだ。
良い子も悪い子もいらはいいらはい。こいつを見逃すと一生の損だ。
みっともなくて格好よく、みじめったらしく絢爛豪華、世にも奇妙な平凡さ、
へんちくりんのちんちくりんだ。ただし──期待だけは無しにしようぜ兄弟。
それでは始めよう、この物語を──

え?何の話かって?
おいおい──
ここまで来りゃあひとつっきゃねえだろう。勿論そりゃあ、
我らがリーフ帝国の栄光と没落の話だよ──
69健太郎:01/09/29 15:24 ID:eV/yQ/UU
凪とズンパンしてやる
70名無しさんだよもん:01/09/29 15:36 ID:kpzJTNIg
>60、>62、>68が燃える。葉鍵板ならではだな。
ボスもるざりん氏ももうタクにはいないけど。
71名無しさんだよもん:01/09/29 21:28 ID:O22xorRg
この手の駄スレって、もしかして折原@地獄車が立ててるのか?
前にもブギーポップネタのスレを立ててたし、
朝から晩まで出没するし・・・
まぁ、違うとは思うが、微妙だな。
72the seeker in key:01/09/30 00:37 ID:SxAC0sqE
営業部員「彼はさ、どこか自分でなんでもやらないと
  誰もやってくれないって思いこんでいるところがあったね」
 ──それはどんな風にですか?
営業部員「例えばこんなことがあったよ。  美少女ゲームを制作して
  商品として流通させる場合、どのくらい性的描写とか露出とかがあるかで、
  法的に"18禁"と呼ばれるか"非18禁"ってことになるかって色々あるんだよ。
  ところがウチの商品の半分くらいがそのテンでいうと実はギャルゲということにしか
  ならないんだよね。だから宣伝文句には抜けるって言葉使えなかったし」
 ──どういうことでしょうか?
営業部員「いや、だから萌えとか泣きの成分が多すぎてエロの割合が
  低くなっちゃってたから。いたる絵とか使いまくったしね」
 ──ああ、なるほどね。それで?
営業部員「いやこれはソフ倫の製作基準とか色々あるわけよ。はっきり言って
  PCがプラットフォームならエロゲーってことにしたほうが商売になるわけよ。
  でも麻枝君はそんなものにこだわる必要ないってさ、
  なんか他の会社と同業種で協力しあうとかまるきりなくて、
  よそ全部に喧嘩売ってるみたいなとこがあったんだよね。
  これで泣けるんだからいいんじゃってさ。久弥君とはその辺でいつも揉めてたよね」
 ──二人は仲が悪かったんですか?
営業部員「え?いやその逆。無茶苦茶気が合ってて、それで喧嘩も平気でできたヤツだよ。
  ほんと、俺たちはてっきりあの二人結婚するって思いこんでたもの。
  だから久弥君が急に辞めたときはびっくりしたなあ」
 ──それはやはり麻枝氏についていけなくなったからなんですかね。
営業部員「どうだろうねえ。もうわかんないことだけどさ。
  でも久弥君は麻枝君についてくも何も一緒に同じことやってたって感じだったからなあ。
  今でもあれは腑に落ちないね」
 ──麻枝氏はとっぴな人物でしたよね。
営業部員「うーん。だからまあ色々あったのかなあ。大っぴらに言えないような
  変な趣味があったとかさ。何とも言えないけどね」
 ──するとあなたのアイディアをかなり彼は採用していたわけですね?
音楽スタッフ「そうなんです。でも私の手柄ってことになったことは
  一度もありませんでしたね。
  全部音楽の作曲は社長がしているみたいな形でしたから。
  だから採用が出て、それで特別ボーナスが出るとか配当が入るとか、
  そういうのはあそこにはいっさいありませんでした」
 ──報酬面で冷遇されていたと?
音楽スタッフ「ありていに言えばそうです。基本給は平均的だったんですけど。
  昇給の規格とかはっきりしていませんでしたね。まあ、それ以前に
  会社がなくなってしまったということもあるんでしょうけどね(苦笑)」
 ──すると環境的には。
音楽スタッフ「はい、それは最悪でした。待遇や社内の人間関係はもとより
  無駄な部分に限って資金を惜しむ様子はまったくなくて、
  だったら社員の給料をあげてくれよ、っていつも思ってました。
  でもどんなものを作っても、最終的には全部社長のチェックが入りましたが」
 ──それで音楽の作曲は全て社長の仕事ということになるわけですか?
音楽スタッフ「ああ、それはちょっと違ってしまいますね。
  チェックと言っても、ただ曲を聴くだけじゃなくて、作り直しちゃうんです。
  私たちがやった仕事の過程を掴んで、一からやり直すんです。
  だから私達は、そういう意味では音楽スタッフというよりも──
  そう、まるで写真のモデルのようでした。写真は確かに私なんだけど、
  でもそれは撮ったカメラマンの作品だ、というような、ね。
  インスピレーションのサポート役という感じでした」
 ──ははあ、すると過程はどうあれ結果としてはあまりクリエイティブではない仕事だったと。
音楽スタッフ「やっていることは実験的でしたけど。でも、そうですね、
  創造的な達成感はあまりなかったように思います」
 ──高橋氏の退職もその辺のことでしょうか?
74名無しさんだよもん:01/09/30 03:10 ID:1uLJdkYY
>>72
おもしろいけど、男同士なんだから結婚はしないだろ(笑
75名無しさんだよもん:01/09/30 05:05 ID:Z1XUBafg
>>74
同時ネタかぶりのケコーンと考えれば(w
76名無しさんだよもん:01/09/30 06:51 ID:wcYKNPVI
>>72-73
妙に生々しくて面白いYO!
でも、ペパーミントの魔術師は確かにネタを出しやすいかも。
「コダワリ」の話だし。モノ作りの話だし。
77名無しさんだよもん:01/10/01 18:30 ID:y94ig8ck
めんて
78名無しさんだよもん:01/10/02 02:04 ID:3X5AWiyo
川上「……くそ、いったいどうなっているんだ」
ひとりがたまらないといった調子でいきなり喚いた。
川上「こみパが発売されてから一月以上経っているぞ。連中は何をぐずぐずしてるんだ!」
にのまえ「黙れ!」
川上「だってそうだろう!ドリキャスはいい金づるになるとかいいやがって
   ――虎の子のこみパまで吐き出したんだぞ、こっちは!」
にのまえ「しかたなかろう――あんな未完成の、バグだらけのソフトじゃあ、
     買ってくれるのは初回特典目当てのファンぐらいのものだ」
彼らの中で、最も上役らしい太めの男が言った。
下川「修正つきROMか、それに見合うものを送付しなければこの業界から撤退することもできん。
   PCではこれ以上のこみパの買い手は期待できないしな」
川上「くそ、おかしな業界だ!なんで萌えゲーの買い手はあるのに、バグつきとなると――」
がん、とテーブルを叩いた振動がみつみの床にまで響いてきた。
しかし彼女は無反応で、原稿を書き続ける。
79名無しさんだよもん:01/10/02 23:59 ID:8h0IsVvc
>>78
ワラタ

「どこかにブースを出しているはずだ。どこだ?
  Cut a dash には島中なんてものはない……
 すぐに見当をつけられるような場所だ…」
ひとりぶつぶつ呟きながら、下川はコミケの会場をふらふらと歩いている。
小脇に抱えているバッグにはこれまで集めた金や、まだ取引などに使える
版権、そして新作のデータディスクなどが詰められている。
これだけでも、それなりに持ち込み先次第で相当なものにはなる。
だが"絶対兵器"の323とは比較にならないだろう。
下川は彼女を諦める気はさらさらなかった。
80名無しさんだよもん:01/10/03 19:17 ID:ftLzk8G.
【往人】「ふんっ」
俺は道ばたで、朝の体操を始める。
野宿が続いていた頃は、こういう習慣があったのを思い出す。
そして、目の前に置いてあった牛乳を手にとる。
【往人】「ハングリーだった頃を思い出すな…」
きゅぽっと、キャップを指でねじ込んで、飲む。
ごきゅごきゅ…
【往人】「今も十分ハングリーか…」

【第一判例】
窃盗
他人の財物を摂取したものは、
窃盗の罪とし、十年以下の懲役に処する。(刑法第235条)
81名無しさんだよもん:01/10/03 23:53 ID:s.YwxoHw
>>80
ぎゃははははは。それ最高。
82名無しさんだよもん:01/10/04 00:06 ID:Qq1GboXs
>>80
何だ普通じゃんと思ったらホーリィ%ゴーストネタとは・・・
ワラタヨ
83葉っぱ:01/10/04 17:15 ID:prFPq1Tw
すっかり寂しくなっちゃったね……
あの活気、全部が夢か嘘だったみたい
84名無しさんだよもん:01/10/04 23:21 ID:S8TBGYSA
……暗闇の世界に、ふたたび静寂が戻ってきていた。
動くものがなくなった開発室の中で、
YET11という名を使っていた吉沢努はひとり座り込んでいた。
「………………」
吉沢はぼんやりと、宙に視線を向けている
その周りには無数のソフトが転がっていた。そしてデータが削除されたPCが
まるでばらまいたビラのようにそこら中を占めていた。
「………………」
動かない吉沢は、しかし口元に笑みを浮かべていた。
スタッフが移籍したことはネクストン社長とビジュアルアーツ馬場社長の会談と、
その後のKEY設立によってわかっていた。やるべきことはやったのだ。
「やれやれ、一苦労だったな……」
かすれ声で呟いた。この人的損傷がどこまで再生できるものか自信はない。
限界を超えている可能性が高い。そうなったら、彼もこのままここで朽ち果てる。
「なあ、みんな……今回はハードだったよね」
そこに仲間達がいるかのような口調でそういってみた。
そして視線を落とす。
しかし――
吉沢はずっと持っていた疑問をまた心に浮かべている。
(ぼくらは――何をしていたんだろう?)
あまりにも、まわってきたツケが大きかったような気がする。
ゲームで触れてはならない領域に無責任に入り、
ふざけ半分でやってはいけないことをやっていた――そうなのかもしれない。
だがそれにしても、まわってきた責任は重すぎた。
『えいえんのせかい』
そんなものにまで直面しなければならなかったというのは、すこし行き過ぎた。
85名無しさんだよもん:01/10/05 01:25 ID:.VnnwEq.
>>84
「パンドラ」だな。
86名無しさんだよもん:01/10/05 01:40 ID:OFPmif1s
リーフやタクティクスには
ブギーの退廃的な雰囲気がよく似合う…(w
87浩平よ、やすらかに:01/10/05 02:36 ID:Jats0I8M
――ごきっ、
――ぐかっ、
――めきょ、

……その音は教室の隅から聞こえてくる
長森「な、七瀬さん、そこまでしなくてもいいんじゃない?
88名無しさんだよもん:01/10/05 15:25 ID:yGKifnlg
>84
…泣ける。
>87
…わらた。
89名無しさんだよもん:01/10/06 11:24 ID:4WMBEvp6
「私は時折どうしようもなく”こんな会社辞めてしまえ”という凶暴な気持ちになることがある。
 そういうとき、あんなものを持っていてはつい早まったことをしてしまうかもしれない――
 専務に絶望してリーフそのものに殺意を感じたとき、何もかもを根こそぎにしたくなったとき、
 その側にあるべきもの――」

 陣内は原田に向かってニヤリと笑いかけてきた。

「それが”552.txt”だ」
90転ばぬ先のメンテ:01/10/06 22:10 ID:ZTtbd8eM
DATに良スレが落ちる事だってある
レスがついているスレだって板から落ちる事がある
91名無しさんだよもん:01/10/07 17:30 ID:McYo0AMg
>>89
ワラタ、漏れも2.14事件ネタで何か作ろうと思ったんだけど、
いいネタが出なかった。ロックボトムで来るとは…、いや、お見事。

>>90
あらゆるコピペ荒らしや、意外なdat落ちの危険は
全てのスレッドの上に平等にある、
問題はその中でどう生き抜くかだ。
92イマジネーター:01/10/08 06:38 ID:LJHmUoqU
2ちゃんねるには、決まりごとなんてホントは何もないのよ
93名無しさんだよもん:01/10/08 09:10 ID:DNOR9I2o
>>92
み、水乃星透子たんだ!(;´Д`)ハァハァ
94名無しさんだよもん:01/10/08 16:33 ID:qS4fiqx.
自分の仕事を疑うのはよしたまえ。
たとえどんなに意味不明で甲斐のない仕事に見えても、
実際にその通りだ≠ニいう事実に直面するよりはマシだ。

                霧間誠一(VSにちゃんねら〜)

青紫「なるほど。良いこと言うな」
下川「いや。お前は疑えよ」
原田「オマエモナー」
95下川:01/10/08 19:26 ID:/op8TcMQ
俺様の役に立たないならば、すぐにでも処理する。

…つまんないのでsage
96名無しさんだよもん:01/10/08 19:54 ID:eR85Zffk
やあ。君か、青紫。君なら問題なくLeafを消し
97青紫:01/10/08 23:33 ID:uD.qkcM6
……昔の話だよ。
そうだ、正直あんまし話したくないんだよ
あの事件のことは。
98名無しさんだよもん:01/10/09 01:14 ID:MieEpRiY
なんか往年の「魁!来栖マティ高校」スレッド化してきたな。
99みな☆:01/10/09 01:38 ID:4V8hozKA
すべては不確定で、どんなことだって「不自然」なことはない……
鳥が空から落ちることもあるし、葉鍵板にメビウススレができることだってあるのよ。
「だけど、このままだといずれこの葉鍵板もネタが尽きて
 閉鎖してしまうだろうなあ」
「残念だけど時間の問題ね。
 今のLeafやkeyが新作を出すことはないだろうし、
 もし出したとしても、こんな隔離板に新規住人が来ることはないわ」
「うーん、……もうちょっと、他のスレを調べてみよう」
「何を調べる気なの?もうここには厨房しか残ってないと思うわよ」
101霧間誠一:01/10/09 04:41 ID:Gft5DEhc
>>99
本当は、私はアリススレの方を立ててもらいたかったんだがね……
102_:01/10/09 04:53 ID:98BPRcOI
お前らやっぱりブギーポップも好きなんだねぇ〜
月姫も好きなんだろ?
103名無しさんだよもん:01/10/09 19:14 ID:yeoDInwU
月姫って設定がブギーのパクりだ、と思った時点でやる気が失せた。買ってない。
なんかその後すげえ人気が出たみたいだけど。

ブギーはマジでおもしれえ。
1巻以降失速してる感じはあったけど、H&Gは久々に面白かった。
104名無しさんだよもん:01/10/09 20:03 ID:wek/Mc0A
>103
まあ、時期的にパクりじゃないっていわれてるけど。
105名無しさんだよもん:01/10/09 20:31 ID:qrOK9CK2
>>103
パクリって…ああ、イナズマの能力ね
けっこうある設定だと思ったけど…
106名無しさんだよもん:01/10/09 23:49 ID:iwADvDu.
月姫もブギーポップも好きだけど、なにか?
107名無しさんだよもん:01/10/09 23:51 ID:YMq6gte.
いのちみじかし ネタふれ106
108名無しさんだよもん:01/10/10 01:11 ID:DuCgPL8M
「この地獄は何刻まで続くんだ――糞ったれが!」
        「板が吹っ飛ぶまでさ――他に何があるんだ?」
   

          葉鍵板――果てなき荒らしと煽りの連鎖
109名無しさんだよもん:01/10/10 09:06 ID:uHoXLqYI
っていうか103、読みもしないでそんなコト言うと恥かくよ。
110名無しさんだよもん:01/10/10 09:41 ID:OOuYEkF6
逃げるんだよォ、スモーキーッ!!
111名無しさんだよもん:01/10/10 23:44 ID:P.ylUbsk
かちゃん
112名無しさんだよもん:01/10/11 01:22 ID:4SaN8AI.
Leafは挫折した
それは完膚なきまでの大敗北だった
113名無しさんだよもん:01/10/11 07:21 ID:Re1dbVXc
クラナドでだれかねたキボン
114名無しさんだよもん:01/10/11 21:46 ID:xFlrM0ZA
>>109
だから月姫はやってないってば(w
ブギーは本当に全巻読んでますけど。
お気に入りはパンドラ。アニメは屑。映画は見てない。

全然違うならやってみてもいいんだけど、地方だから手に入れるのも辛いんで。

…板違いな話なのでsage
115名無しさんだよもん:01/10/11 22:52 ID:ZUJmQkNA
>>113
くらなど?
116名無しさんだよもん:01/10/11 23:46 ID:WuH.qWfI
>>115
だれかの方がわからんage
117名無しさんだよもん:01/10/12 02:40 ID:PmUBv1Do
>>103は、やりもしないでどうして月姫がブギポのパクリだって言ってるんだ?
別にスレと関係ないから、どーでもいいが
118名無しさんだよもん:01/10/12 06:09 ID:7GFGURx.
メンテ
119名無しさんだよもん:01/10/12 06:26 ID:kLBHvR6M
月姫はイナズマもそうだが、爆砕点穴だとか経絡秘孔とか龍穴とかに近いと感じたがなあ。
まあ要するにままあるネタってこったな。
スレ違いスマンsage
120名無しさんだよもん:01/10/12 14:27 ID:i62UKrGI
>>117
どうせ、志貴の設定だけみて「モノが壊れやすい線が見える」=イナズマか
「物の死を視る直死の魔眼」=ストレインジデイズ、と思ったんだろうて。

>>113
あれだけではどんな話なのかまだ分からんから無理だよ…>クラナドネタ
121名無しさんだよもん:01/10/12 15:15 ID:kFodPqjk
122名無しさんだよもん:01/10/13 00:58 ID:TA1IB8Sc
「すべてはこの小さな家族"CLANNAD"が存在するが故に―」
123虚空牙:01/10/13 22:17 ID:2VofG0Bs
"――麻枝だ "
"――また麻枝だ。またしても久弥の企画なるものの手がかりが消滅した "
"どこだ "
"どこだ "
"久弥はどこに "
"久弥はどこに行った "
"どこに―― "


(ていうか、やっぱクラナドネタはまだ無理だって……)
124ブギーポップ:01/10/15 01:06 ID:AdL4a+JT
にはは
125ブギーポップ:01/10/15 01:46 ID:uZqWdp2J
『それで、だ〜まえは君になんと言った?』
久弥「……CLANNADは、最低20万本はかなきゃならない、って」
『AIRは赤字だったのかい?』
久弥「そうよ!よくわからなかったし、すごく難しいことのようにも思ったけど、
   でもやらなきゃならないんだな、って思ったわ!
   あそこで企画を担当できるならどんなことでもしようって思ったわ!」
『いまでもそれができると思うかい』
久弥「わからないわよ!私はもうKeyにはいないんだもの!」 
126古河 渚  :01/10/15 02:12 ID:ffbWMqlO

「この学校は、好きですか」

頭部から2本の触角を生やした人影はぶつぶつと独り言を言っていた。
長い引き篭り生活が染みついていて、
数年に及び己自身を話し相手にしてきたために
彼女にそれを不自然なことだと思う心はすでにない。

「…それでも、この場所が好きでいられますか」
127名無しさんだよもん:01/10/15 02:40 ID:/Pa0NqPK
つうか月姫の前身の『空の境界』の初出は1998年だぞ。
ブギポをパクろうにもパクリようが無い。
128名無しさんだよもん:01/10/15 09:55 ID:9/usulnS
>127
ブギポがぱくったのか!(藁
129名無しさんだよもん:01/10/15 22:45 ID:g37XaaHS
「あんたは――いったい何なんだ?」
「"リーフの敵"をこの業界から消し去る者だよ。そして――」
「――君が、まさに"それ"というわけだね、今回は」
 冗談みたいに軽薄な、それは紛れもなく死刑宣告だった。
「そ――そんなことはない! 違うんだ!」
「ほう、何故だい?」
「お、俺にはもう、"そういう危険なもの"は何もないんだよ!」
「危険なもの? 具体的には何のことだい」
「だから――人の"作品"をパクるとか、そういう悪質な能力の事だよ!
 俺はもう、そんな前科は何もない、ただの竹林明秀なんだ!」
「だから?」
「いや、だから俺はそんな、リーフの敵とかそういう大層なものでは――」
 言いかけた彼を無視して、ブギーポップは唐突に口を挟んできた。
「君には、能力も何もなく、もうこれ以上リーフに何もすることはない、と、そう言いたいのかい?」
「そ、そうだよ!」
「それは、"嘘"だよ」
130名無しさんだよもん:01/10/15 22:46 ID:g37XaaHS
「え……?」
「リーフに対して、何もすることがないスタッフなんて存在していないのさ。
 君がそういう"何も出来ない"君である事が、それ自体が既にリーフに"枯葉"という可能性を作っているんだよ」
「……? ? 何を言っているんだ……?」
「問題なのは能力の有無なんかじゃない――そんなことは些細な事だ。
 問題なのは、君という存在が"そういう奴"であるということ――それだけだ」
「――――」
「能力が消えた、と言ったね。あるいは、それこそが君にとって最後のチャンスだったのかも知れない。
 だが結局、君はパクリをしようとするまいと……君でしかなかったようだ。君は自分が何なのか知っているかな」
「…………」
「君は"無為"なんだよ。何のためでもない存在なんだ。君というものがいることが、他のものにも、そして君自身にすらなんの意味もない――パクリの有無など、その事に比べればどうでもいいことなんだ」
 ブギーポップは彼から視線を逸らさない。
「君にはライバルが多いだろう。これまでも圧倒的なまでの才能に何度も対峙してきただろう。
 その度に君は生き残ってきた。君は従順で使いやすい、とか判断されて――だがそれは違う。
 君は従順なんじゃない。君は最初から"傑作"なんか作れないと、自ら作品を破壊してるんだ。
 そして……リーフに君という可能性を広げていく。
 先に何も残さないで、ただ雲散霧消していくだけの未来を――だから」
 ブギーポップはここで、彼の事を哀れんでいるような、憎んでいるような、左右非対称の奇妙な表情を浮かべた。
「だから――君は、"リーフの敵なんだよ」
131名無しさんだよもん:01/10/17 01:11 ID:vUm0WbGv
>129-130
上手い。フェイルセーフ=超先生はマジはまりかも。
132名無しさんだよもん:01/10/17 02:00 ID:rBnxvKdH
>>129-130
ワラタよ、傷赤ならほぼそのままで置き換えて使えるね。

「ぼ、僕はまだリーフの役に立てる!
 べ、別に裏切った訳じゃないんだ!
 害になるようなことは何もしていないだろう?
 "うたわれるもの"の完成まで待ってくれ!」

「もう"待って"いたのよ、ずうっとね――
 そしていま――時は尽きたのよ」
133名無しさんだよもん:01/10/17 04:59 ID:nOogGbF2
確かに「うたわれるもの」はあっちじゃないから時は尽きてるな(w
134名無しさんだよもん :01/10/17 15:10 ID:JPIcpXtt
椎原「ズンズン…」

中尾「なんだよ、あれ」
陣内「きもいー」
原田 (この会社にもこういうやつが出るようになったのか…)

椎原「パンパン…パンパン…」

竹林「君達はクビになった人を見てもなんとも思わないのかね!
あきれたものだ。これがリーフってわけか!エロゲ会社は スタップを見殺しにすることからはじまるってことかい。は!」
135名無しさんだよもん:01/10/17 15:12 ID:JPIcpXtt
「ねえ、麻枝くん、おぼえてる?」
「ん?」
「Tacticsから、前に出て来たときのこと」
いたるはぼそぼそと、半泣きになっている。気持ちは痛いほどよくわかった。
「ああ」
俺はうずなく。
「あたしたち六人ってさ……ひょっとしたら何かをしようとか、
何かを見つけようとか全然思ってなかったかもね……
もう、何でも作れそうで、あれ以上幸せとか、そういうものの必要なんか、
全然さ、その……」
声はとぎれかちでしかし言葉は止まらないようだった。
「そうだな」
俺もうなずき続けるつづけるしかない。
「門は開けられていた、ってかんじだな。本当に楽しかった」
ぽつり、と呟くと、そこに涼元が一言、
「……“Key”か」
と言った。
意味がわからなかったので、俺は彼に視線をむけたのだが、涼元は、
「いや、なんでもないんです」
と首を振った。
いたるはその間にも、まだ喋っている。
「―ホントにそうだったわ……あのときも、あの「吉沢さん」のときも、あたしたちは―」
136名無しさんだよもん:01/10/17 15:58 ID:8wMrkUnG
>134
マジワラタ!つーか泣けた…
137名無しさんだよもん:01/10/18 17:23 ID:xkqDyrFA
あとがき―――俺はビジュアルアーツを許さない

さて、あなたは親しい人間とケンカ別れになってしまって、
それっきりになってしまっていることはあるだろうか?
いや特別に仲がよかったとか、長いことつきあっていたという
ところまで行かなかった相手でもいい。
「もっとなんとかなったかもな」と時にふっと思ってみたりする相手
そういう人はいないだろうか?いない、と断言したあなた、
あなたのことは私は別に何とも思わない。
しかし「いるいる」「あるある」と思ったあなた、――今からでも遅くない。
どうしてその相手に「どうにかなんない?」と訊いてみないのか?
いや、もう手の届かないところにいるというなら(まあほとんどがそうだろうけど)
何故、近くにいるのヤツとはせめて同じ失敗をしないようにしよう、
とか思わないのか?
あなたはあの時の別れの切なさや気まずくていたたまれなくなった気持ちを
もう忘れてしまったというのだろうか?
138名無しさんだよもん:01/10/18 20:08 ID:Tu2ItNS+
『Leafが下川の定めで動いている歯車ならば、それは何者のために用意されているのだろうか?』

           ─────霧間誠一 <ヴァーミリオン・ギコ>
139名無しさんだよもん:01/10/19 14:49 ID:6Znf4/xH
 月島拓也の心の中では一つのメロディーがリフレインしていた。
 それは何故か、彼の好きなリーフの曲ではなく、彼も曲名を忘れてしまった、どこかで小耳に挟んだだけの曲だった。うろ覚えなので、フレーズの始めもはっきりせずに、同じところばかりがぐるぐると回っていた。
 それは奇妙な曲を得意とする、リーフ以上にマイナーな異色メーカー、サガプラの曲”恋愛CHU!”だった。
 開き直った題名と狂った歌詞によく似合うポップでアップテンポな曲を、いつしか彼は小声で歌い始めていた。
「……CHU! CHUCHU! CHU! CHUCHU! CHU! CHUCHUCHU! いえーい!(中略)」
 ひとりじめできるかなー、というサビのところに届くまで、彼は笑みを浮かべ続けた。
「Hey!」
140名無しさんだよもん:01/10/19 16:40 ID:73fTOH8i
>>139
ワラタよ
141名無しさんだよもん:01/10/19 21:38 ID:ETB8z87A
“君の言う、そのエロと萌えのバランスが取れたCLANNADという鍵ゲーがもしも発売されるとして――
では葉鍵板住人は何を妄想すればいいと言うのかな。CLANNAD自体にはもう、なんの不足もないんだ。
それ以上妄想することが何か残されているのか?
葉鍵板住人の目的が、君の言うようにエロを妄想で補完することにあるのだとすれば――
今の鍵ゲーは、実にそのバランスが取れているんじゃないのか?”
142名無しさんだよもん:01/10/20 01:10 ID:/Vc3fgMC
>>141
ワラタ、明言ですな。

アンバランスというのは―――原画だけが突出して、
中身の無いクソゲーに堕ちてしまった、「メモリーズオフ」の
ような存在のことを言うのさ。
143名無しさんだよもん:01/10/21 23:51 ID:y5dKXvYp
高橋「まあ分かりやすく言うとな、君みたいな特殊な才能を持っている人は
   世界中に他にも大勢いるらしくてね。で、俺が所属している"システム"は
   そういう人材を監視して、警戒している――危険ならば殺すし
   役に立つなら入社させる。
   だから君にも味方になってもらう。システムの――"リーフ帝国"のね」
少女「…エロゲの"才能"ならなんでもいいってわけなの?
   それがあんたたちの欲しいヤツと違っていたらどうするのよ?」
高橋「ああ、リーフ帝国はとにかく今は"スタッフ"を集めることこそが
   先決だと考えているらしいから、その中身までは問われないのさ」

しかし彼が言ったのはこの辺りまでのことである。
このわずか1年後にはリーフ帝国は"下川・中上ショック"と呼ばれることになる
"折戸の脱走"事件に遭遇し、以後の"規制"を一層厳しくすることになるからだ。

高橋「ええと、名前はなんて言うのかな?改めて教えてくれないか。
   ちなみに俺には"高橋龍也"という名前が付けられているが」

この問いに少女はちょっと息を吸いこんで、
そしてわずかな決意を語尾ににじませながら言った。

少女「青村早紀」

それは誰にも悟られてはならぬ決意である。
今、彼女がやっているこの"演技"を決して見破られてはならないという――
そう、すべては口からでまかせなのだった。
萌えるキャラが書けるとか、それで人を感動させられるとか、
そんなものは全部嘘っぱちなのである。
144129-130:01/10/21 23:53 ID:NJZoICyw
>>143
上手すぎ。超ワラタ。やっぱ傷赤はえーなーw
145名無しさんだよもん:01/10/22 00:05 ID:FWHAf2uG
ここは不思議泡だけ?
ほかのラノベ(瑞人とか都市)は、駄目かい?
146名無しさんだよもん:01/10/22 00:07 ID:8MOASc16
>>145
都市と瑞人が何をさしてるかしらんが
冥王と獣のダンスは入ってるみたいだぞ
147名無しさんだよもん:01/10/22 00:09 ID:l6oprspC
>145
イリヤの浅羽母の正体は秋子さん!!(早苗さんでも可)
この訴えは特に意味はないです。
148名無しさんだよもん:01/10/22 00:11 ID:FWHAf2uG
>>146
http://www.mediaworks.co.jp/users_s/d_hp/new/main.html
とりあえず、このへん見れば分かる
149名無しさんだよもん:01/10/22 00:24 ID:8MOASc16
>>148
作者違うんだったらチト無理なんでないかい?
スレタイトルも「ブギーポップは藁わない」だし
つーか、俺が知らんだけだが。スマソ
150名無しさんだよもん:01/10/22 02:27 ID:QGiSRwHo
このスレでそれやるのはジョジョスレや刃牙スレで少年漫画だから、
と言うくくりでネタをやるのと同じ位不自然な事だと思われ。
こういうスレの場合同じ作家の作品までだろ。
15189/139:01/10/22 08:42 ID:jr3KiOXT
…それはちょっと了見狭すぎないか?
ここもあまり大量にネタを生産できるスレじゃないんだし。
この際、小説系ネタスレッドに発展するのもありだと思うんだけど。
152名無しさんだよもん:01/10/22 10:01 ID:cGnED++j
ネタが無くなった時の最後の手段じゃないかなぁ
文章の雰囲気がかなり違うし
15389/139:01/10/23 12:52 ID:Pnw7xu2g
うーん、でも、他のライトノベルネタではスレッドを維持できないと思うんだよね…
だからいっそライトノベルネタ総合スレッドにしたいなあ、と思ったんだけど…ダメかなあ。
154名無しさんだよもん:01/10/23 18:17 ID:7tPd258Q
>>153
駄目だと思われ
155 :01/10/23 18:32 ID:evbWicgC
ライトノベルというくくりで何でもアリアリにしていくと、
段々とネタのわからない人間が出てくると思われ。
今現在ブギーポップで統一しているから良いものの、
そうなってくると肌に合わなくなって常駐する人間が
減って来て、廃れてしまうかもしれん。

ブギー(というか上遠野作品)でまとまっているからこそ
読み手と書き手の差が無くなっていて、すんなりと楽し
めるのが現状のこのスレではないかと。
156冥王と獣のダンスより:01/10/23 18:56 ID:evbWicgC
「リーフ的新時代と言えば聞こえは良いけど、結局関西本部では新しい事はな
 んにもしてないんだからねぇ、なぁ?」
「こないだ発表の『うたわれるもの』だって東京開発部だ。キャラクターデザイン
 もシナリオも東京で作っている。リーフ的新時代とか言っているけど、実際の
 ところ僕らは何にも実現しちゃいない。ははは」

ここまで書いたけどオチが思いつかん(´Д`) スマソ
157ペパーミント:01/10/24 23:46 ID:WWWCElxD
「でもすごいよそれ。サウンドノベル形式でエロゲをやろうなんて、
 そういう他の人がやらないようなことに挑戦するなんて、高橋さんは立派だよ本当」
 久弥は尊敬の目で高橋を見た。だが彼は首を横に振って、
「いや、それは逆だよ久弥くん」
 と意外な返答をした。
「え?」
「君の方が、みんなの欠落を大いに埋めていたと思う。バニラアイスやたい焼きのような甘ったるい奇跡でね」
 高橋の言葉に、久弥は目をしばたいた。
「そんなつもりは……なかったよ」
「結果としてそうなっていたよ。君のプレイヤーを感動させて泣かせるKanonというのは、
 私の作品よりもずっと優れた方法だったかもしれないな」
 高橋は真剣に言った。
「……そうかな」
「君はおそらく、自分で思っているよりも遥かに人々に認められていたし、必要とされていたんだと思うよ」
「……どうだろうね。認めたくないけど、しょせんはエロゲだぜ。こんなことは言いたくないけど」
 久弥は投げやりだ。
「僕はものすごく真剣にやっていたけど、でもみんなは抜くだけだったんじゃないか?」
「そうかな、君はその言葉を、君を育ててくれた吉沢さんにも言えるか?」
 高橋の少し怒ったような言い方に、久弥ははっとした。
「そうだね――その通りだ。こんなことを言ったら吉沢さんに悪い」
 素直にうなずいた。その様子に、高橋は微笑んだ。
158名無しさんだよもん:01/10/25 03:43 ID:rMF420cA
>>157
YETボスをもってくるところが上手い。
「甘ったるい奇跡」にワラタw
159名無しさんだよもん:01/10/25 03:45 ID:rMF420cA
>>157
書き忘れた。あれじゃ流石に抜けないだろw
160誰彼(゚д゚)ウマー!:01/10/25 18:03 ID:Uf2fieLZ
他の五人が寝静まったことを確認すると、麻枝は青紫の傍らに立った。
その愛らしい寝顔にかまわず、じろじろと、無表情に観察する。
と、突然彼は青紫の上に覆い被さって、自らの唇を彼のそれに重ねた。
それだけではなく、舌で青紫の口の中を乱暴に掻き乱した。
眠っている青紫の体が、反射的に唾液を分泌すると、麻枝はその味を確かめるべく
舌をさらに二、三度うごめかせた。味はすなわち、成分のデータである。
「.....!」
顔色がかわる。
蒼白になる。
「......」
彼は青紫からゆっくりと体を起こすと、その唇を手の甲でぬぐった。
そして呟いた。
「知っていて、造ったのか・・・?いや、そうじゃないだろう。自分たちでも何を造ったか
知らなかったんだ。おそらくは、今でも本当の威力には気づいていまい。」
それは絞り出すような声で、自分に確認しているというよりも、
言わずに胸にしまっておくことに耐えられない、そんな感じの独り言だった。
「なんてことだ・・・・・・失敗作だ。それもとんでもない代物だ。」
その奥歯が、抑えきれないでかたかたと鳴っていた。
むろん、純然たる恐怖のために。
161名無しさんだよもん:01/10/25 18:36 ID:QAOBn7Of
>160
ワラタ。麻枝×青紫サイコー。
162名無しさんだよもん:01/10/25 19:15 ID:9bqTa6Kb
>>160
サイコーだYO
ほかの面子はいったい誰だ(w
163(゚д゚)ウマー!:01/10/25 22:18 ID:0hYkd7ei
僕はさっきから一度も話に参加していない。ただ聞いてるだけだ。
仕事に集中しているから、ということもあるが、それ以上に僕は---河田優は他の誰よりも
この話に動揺していたのだ。
これはリーフの未来を決定する話だ。
それは僕が欺瞞だと嫌悪し続けてきた高橋たちが言っていることそのものにほかならなかった。
その鍵を僕が握っているのだ。
僕がこの企画を通しあれを造ればどうなるだろう?
麻枝は死なないかもしれないが、僕らは死ぬ---323も死ぬ。
そうすればリーフの運命を僕が決めたことになる。
下川は薄汚い奴であり、リーフに存在しないほうがいいという考えは世界中にいる
葉っ派の中では珍しくともなんともない。
そこでそういう滅ぼし手はそのまま救世主となる。
この僕が、本当に救世主になってしまうわけだ・・・・・たったこれだけでいとも簡単に・・・。
「・・・・・・・・・・ふふ、ふっふっふ・・・・・」
気がつくと、僕は笑っている自分に気がついた。
「・・・・・ふふふ・・・・ぶはははははははははっ!」
最初はくすくす笑いだったのが、いつのまにか大声で爆笑しているのだった。
「---ぶあはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!はははっ!」
「お、おい河田?」
中尾が心配そうに悲鳴混じりの声を上げた。
かまわず笑い続ける僕は、心の中で椎原のことを考えていた。
彼は文字通りの救世主だ。かれがいなかったら今頃リーフは終わっていた。
その彼は、死に際に何を言おうとしたのだろう?あの途切れた言葉は何を言いたかったのだ?
(なあ、椎原・・・君は我が身を犠牲にしてリーフを救ったんだ。その君はいったい、何を言いたかったんだ?)
そう、心の中で叫んでいた。
164名無しさんだよもん:01/10/26 02:33 ID:1R9pZZmS
>>163
サイコー。希美は誰だろう…w
165名無しさんだよもん:01/10/26 03:44 ID:ztYxb8TS
しかし、ネタ出しが難しいせいか、本数こそ少ないものの
レベルはかなり高いな、このスレわ。

>>164
話は逸れるが、パンドラで「辻 希美」が出た時は、もう爆笑だった。
166名無しさんだよもん:01/10/26 22:26 ID:g/OcOJfY
>>165
それは傷赤で再登場して笑ったんじゃないの?
167名無しさんだよもん:01/10/26 22:58 ID:B8Bg1rem
>>166
確か、パンドラ発売された時はまだ辻希美はモ―娘にいなかったと思う。
>165は割と最近パンドラを読んだんじゃない?
168名無しさんだよもん:01/10/28 00:53 ID:r3kp9KeJ
キュッ キュキュキュ キュキュ
ハラダ ウダルハ ライターヲ ヤメロ
アンナヤツ イラナイ

……その音は、町の隅の暗がりから聞こえてくる。
「……しかし、早紀。なにもそこまでしなくてもいいのでないか?」
男の声がそれに被る。
「念には念を入れないとね。それに、もしかするとあの”サムライ”、もう既に
「突破」しているかもしれない。用心に越したことはないわ」
女の声もする。
「しかし……うまく引っかかるかな?」
不安そうな男に対し、女は自信たっぷりに、
「あの手の男はよく知っている……自分ができることをやらないという我慢
できないタイプだ。必ず、奴は自分から罠に飛び込んでくることになる。
”自分は強い”っていう、うぬぼれたっぷりにね」
「……」
169After:01/10/28 00:54 ID:r3kp9KeJ
「どう?」
そのテキストが、さっきまでと違う、もっと幼い感じの文体になっていた。
「……まるで区別がつくまいよ」
男がそのテキストを読んでため息をつくのが聞こえた。
170名無しさんだよもん:01/10/29 10:52 ID:DuSd7zYJ
 マルチは学校をお掃除するために作られたロボットである。
 マルチを作ったのは変態科学者の長瀬博士だ。彼はおねえさんタイプの傑作メイドロボである”セリオ”シリーズを開発していたりもした趣味人だった。
 マルチ制作ははっきりと、彼にとっては暇つぶしに属する遊びだったようだ。
「いいかい? マルチ、掃除は気合いだ」
171名無しさんだよもん:01/10/29 10:53 ID:DuSd7zYJ
 マルチは伊丹の地下に広がる凍りついた倉庫を歩き出した。
 どこまで行っても、そこには不良在庫が充満している。埃を被った誰彼はどれ一つとして、二度と出荷されることはないのだ。
「なんだか悲しいですー」
 マルチは寂しげな声を上げて、これをどうしようと思った。ゴミとして処分するしかないだろうが、どうも――どう処理したらいいのかよくわからない。(これは燃えるゴミ、だろうか?)
「こんなに空しい景色は初めてですー」
172名無しさんだよもん:01/10/29 20:08 ID:3AbW7hme
>170-171
元ネタなんだっけ?
173名無しさんだよもん:01/10/29 20:57 ID:qGfGGDyW
>172
たぶんペパーミント。
つーか、元ネタタイトルをメール欄に書くの推奨で。
174名無しさんだよもん:01/10/29 22:06 ID:RF7Rx40g
>172-173
「わたしは虚夢を月に聴く」だと思われ。
175名無しさんだよもん:01/10/30 01:05 ID:V5ziwN5F
あ、ウサギの話か…
俺も一瞬ペパーミントかとオモタ…
176 ◆hGrdp//E :01/10/30 10:17 ID:zHSm0D6h
正直すまんかった。
ロボつながりで解るかなーと思ったのだが…(無茶だっつーの)
177名無しさんだよもん:01/11/01 11:16 ID:9rxcL8r5
>>176
(まあいいじゃん)
178 ◆hGrdp//E :01/11/03 13:00 ID:yorm+Zt1
(こいつはなんなんだ?)
 往人は、さっき佳乃にした質問をもう一度自分の頭の中で繰り返した。
 見たことのない動物――それも、なんとなくだが、人工物のような感じがする。化学繊維の臭いがするような、
ペットショップでは決して売っていないような――不自然な動物だった。
 体も、ふさふさしているというよりもあからさまに毛糸玉だ。目も鼻もプラスチックみたいな質感をしている。
「………」
「ぴこぴこ」
 そんな往人の様子を、一緒に河で遊んでいた佳乃は面白そうに見ている。
(なんでそんなに、まるで晩ご飯でも見ているみたいな目でじっくり観察してるんだろうねえ?)
179名無しさんだよもん:01/11/04 21:26 ID:/LK0KsCT
>>178
ホーリィアンドゴーストの感想はどうよ?
180名無しさんだよもん:01/11/04 22:26 ID:qWLwdrXX
なんとなくですが、青紫はそういう悪夢の領
域に属しているしているような気がする。自
分で自分の最も大切なことを踏みにじってい
ることに馴れきってしまったことから生じた
誰彼――そんな気がするんですよ、僕にはね
181 ◆hGrdp//E :01/11/05 10:27 ID:9ZPTN2aq
>179
んー、ゴーストって、ちょっと俺と発想が似てるかな、と思った。
ていうかスリム萌え。
182名無しさんだよもん:01/11/05 18:35 ID:rN5wPn1F
自堕落なところはそっくりだね、
んでいつまで待っててもいざって時が来ないから自分で作っちゃうところもそっくりじゃない?
183名無しさんだよもん:01/11/05 23:49 ID:A/sQOCWe
>181
投票スレの1人1票ルールを疑うのはよしたまえ。
たとえどんなにあからさまな重複投票に見えても
実際にその通りだという事実に直面するよりはマシだ

─────霧間誠一 <VSオマエモナー>
184 ◆hGrdp//E :01/11/06 10:52 ID:AgFqxI1J
>182
…俺よりネタを批評してくれよ。
でも正直痛いところ突かれた。
>183
…そうっすね。
185名無しさんだよもん:01/11/07 16:04 ID:+yWcsAXQ
ベンチには1人の男が座っていた。ひどく疲れたような顔をしていて、ぼーっ、と空などを眺めている。
少女は男に、ゆっくりと近づいていった。
そして、その顔を見つめる。
ん、と男――高橋龍也も彼女の方をみる。
しばらく二人はそうやって見つめ合った。
やがて高橋がかすかに微笑むと、少女が口を開いた。
「おじさん――」
「なんだい」
「おじさん、もうすぐクビになるわ」
「知ってる」
「知ってるのに平気なの?」
「知っててもどうにもならないことはあるものさ」
「どうにかする気はないの?」
「実はもう、どうにかしたからこうなってるのさ」
「ふうん……」
奇妙な会話だったが、不思議と噛み合っていた。
少女は高橋が見ていた空を見上げて、
「何を見ていたの」
と訊いた。高橋は、
「鳥のだよ。鳥ののことを考えていた」
と答えた。
「鳥のがなんなの」
少女は首をかしげた。
186名無しさんだよもん:01/11/09 00:09 ID:Spiio9qX
>185
ワラタ
なんかそのテンプレはかなり汎用性が有ると思う。
椎原とか陣内とか…
187川名みさき:01/11/09 03:17 ID:f/we+SbW
「右」と「左」はやめておけ ――――
急所しか見えないから手加減できんぞ。
188名無しさんだよもん:01/11/09 03:32 ID:5zEGX91b
ベンチには1人の男が座っていた。ひどく疲れたような顔をしていて、ぼーっ、と空などを眺めている。
少女は男に、ゆっくりと近づいていった。
そして、その顔を見つめる。
ん、と男――椎原旬も彼女の方をみる。
しばらく二人はそうやって見つめ合った。
やがて椎原がかすかに微笑むと、少女が口を開いた。
「おじさん――」
「なんだい」
「おじさん、もうすぐクビになるわ」
「知ってる」
「知ってるのに平気なの?」
「知っててもどうにもならないことはあるものさ」
「どうにかする気はないの?」
「実はもう、どうにかしたからこうなってるのさ」
「ふうん……」
奇妙な会話だったが、不思議と噛み合っていた。
少女は椎原が見ていた空を見上げて、
「何を見ていたの」
と訊いた。椎原は、
「はぎやだよ。はぎやのことを考えていた」
と答えた。
「はぎやがなんなの」
少女は首をかしげた。
189名無しさんだよもん:01/11/09 03:36 ID:WasTykSE
このネタさらに続行するのか?(w
190名無しさんだよもん:01/11/09 08:03 ID:8YLSZkzt
こいつはライターの話だ。
そうして詐欺師の話で、ついでに作家の話でもあり、
さらにはゲテ物の話ですらある。
しかし何よりも、どんな言い方よりも、こいつを表すのに最適な言い方がある。
これは、愚か者の物語だ。

・・・・・つまるところは、まともじゃないってことだ。
こいつにゃ、うまく行くことなんか何一つない。どれひとつ取っても
まっすぐに進むことができることなんざ何もない。
どいつもこいつもテメエが何をしてるのかわからず、そのくせ自分がやってることが
どういう結果を招くのかロクに考えもしねえ。
状況の中で影のようにつきまとう下川はそもそもなんにも考えてないし、
俺たちははそんなものがいることは早く忘れたい。
だが、まー、やっぱりそんなことはどーでもいいっちゃどーでもいいんだろうぜ。

さあさあお話がはじまるよ。お代は見てのお帰りだ。葉っ派も鍵っ子も
みんないらはいいらはい。コイツを逃すと一生の損だ。
みっともなくて格好悪い、みじめったらしく唯我独尊、世にも奇妙な天才作家、
へんちくりんのちんちくりん。ただし・・・期待だけはなしにしようぜ兄弟。

え?なんの話かって?
おいおい・・・
ここまで来りゃあひとつっきゃねえだろう。勿論そりゃあ、
我等が超先生の栄光と没落の話だよ・・・
191 ◆hGrdp//E :01/11/09 12:42 ID:8AW3FhAU
うーん…
俺的には、パッブリックエネミーNO.1には高橋氏がしっくり来るなあ(w
全ての、始まりだから。

>190
これも良いなあ(w
192名無しさんだよもん:01/11/10 01:18 ID:MXoZVfEf
>>187
ビートのディシプリン。イナズマタン復活マンセー。
193名無しさんだよもん:01/11/10 16:15 ID:7oJ0//5D
           ∧_∧
         < `ш´>
       _φ___⊂)_
      /旦/三/ /|
    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
    |会社の敵第1号|/
194名無しさんだよもん:01/11/10 22:37 ID:St4m3WfZ
面白いからage
195名無しさんだよもん:01/11/11 00:52 ID:CfgAVsvu
>192
そういやディシプリンはまだ単行本化しないんだろか?
ページ数的にはもう1冊分オーバーしてるはずなんだが…。
それとも上下巻に分けて出すつもりかね。
196高橋:01/11/14 00:31 ID:KMFTktlN
あれは青紫がやった。結局のところ
197高橋:01/11/14 00:35 ID:LJt1xe+Z
「そいつは、俺の前に立ち、何もかもぶち壊していき、そして―――
198名無しさんだよもん:01/11/14 00:47 ID:QGwAuVWq
>>196-197
激しくワラタ!
199名無しさんだよもん:01/11/14 05:01 ID:qGLO9UIP
下川はさっき青紫に掴まれた手のひらを開いてみる。
そこからは、ぶすぶすと煙が立っていた・・・灼けていた。
青紫がつかんでそうなったのだ。
もはや間違いない。
成長痛というのは正しい。しかしそれが半端な成長ではない。
進化しかけているのだ。
彼はまぎれもなくLeafが草の根を分けても探し続けている天才作家の一種だ。
しかし、その進化は彼の精神を破壊しかけていた。流れに乗ることができない。
”なりそこない”なのだ。進化の途上でよくある失敗作なのである。
このままではどうあがいても彼に未来はない。
「・・・・・」
下川は灼けた手のひらを見つめている。
下川はぼんやりと、
(とうとうやったか・・・)
と考えた。とうとう任務を果たしたのだ。天才作家を発見した。
本来の使命を大きく達成したのである。
たとえ”なりそこない”であっても、天才作家は貴重なサンプルとして研究対象となるのだ。
社内に連行されて、数々の実験をされて、ぼろぼろになったあげくに解雇されるだろう。
(とうとうやった・・・俺がヘボ社長に化けていた甲斐があった。駄作なんかに精神を
すり減らしていたのも無駄じゃなかったわけだ・・・)
とうとうやった・・・・・そのはずだ。そのはずなのに彼の顔にはちっとも喜びが浮かんでいなかった。
「・・・・・はっ」
それが、いきなり顔がひきつるように笑った。
「・・・・・は、はは、はははははは・・・・」
力のない笑いが唇から漏れる。
「はははは、はは、ははははは・・・」
その抜け殻のような笑い声は、社内の廊下の気温を下げるような揺れ方をしていた。
寒々とした響きで、ぼんやりと周囲に広がっていった・・・
200185:01/11/14 16:27 ID:Bg6XIcC6
少女が首をかしげた。高橋はちょっと眉を上げて逆に聞く。
「鳥のがなんでヴィジュアルアーツで仕事をしているのか、知っているかな?」
「絵がかけるからでしょう?」
高橋は首を振った。
「他に背景をかけるものが少ないからさ。ぢんとかがせいぜいで、
 事実上鳥の以外に背景を自由に書ける人材はいない。だからだよ」
「いたるは?」
「あんなものは背景書きとは言えない」
「鳥のが背景を書いている。それがなんなの」
「他にいなければ、争いもなくそうやって生きていける。
 背景は鳥の縄張りだけど、邪魔する者はいない。鳥のはずっと昔からそうやって生き延びてきたんだよ」
「昔ってどのくらい?」
訊かれて、高橋は唐突に言う。
「知っているかな。Leafのこと」
「Leafがどうかしたの?」
「鳥のはあそこにいたんだ。鳥野正信という名前を聞いたことがあるかな。
 だから、鳥のはずっと昔からいるわけだ」
いきなり講義になる。しかし少女はちゃんと話についてきた。
「ふうん……でもLeafは没落しちゃったわね」
「ゲーム界には他にも色々なソフトハウスがあるからな。その中で生き抜くことに失敗したんだよ」
「人間関係が最悪だったんじゃないの?」
少女がそう言うと、高橋は笑った。
「あれはおとぎ話だ。たとえ人材が流出したとしても、
 それだけでLeafが滅びるなら他のメーカーも滅びる。
 Leafはただ単に、他のメーカーに蹴落とされただけだ。他に理由などない」
201名無しさんだよもん:01/11/14 16:28 ID:Bg6XIcC6
青村早紀のゲームは売れない。
シナリオライターとして2chではかなりの人気を持っていて、
スレッドも毎週のように立っているのにも関わらず、
青村が"これぞ自分の本職"と宣言し、実際に最も情熱を傾けているゲームは、
あきれるぐらいに売れない。
彼が色々な雑誌に載せる志保ちゃん文章や、もっと自己満足めいた異能者の小説なども出してるが、
見られるのはそれらばかりだ。
青村のかなりのファンにも、超先生のゲームはつまりませんとかはっきり言われる。
彼にしてみれば、志保ちゃんや小説はあくまでゲームのための構想の副産物で、
自分で自分のための資料を作成しているというつもりなのだが、
どういうわけかネタとしてしか人は評価してくれない。
202名無しさんだよもん:01/11/14 16:28 ID:Bg6XIcC6

青村は気になったので、自分について書かれた文章をあらためて見直してみた。
すると、どうも似たような文章が多いことに気がついた。

"感激しました。できっこないと思わなかったことがやれそうです(藁)"
"これまで我慢してましたが、その必要すらない感じが今はしますゴルァ(゚д゚)"
"力をもらえたみたいです。一歩を踏み出す勇気が湧いてきました(゚∀゚)アヒャヒャ"

……これまではただ、こんなに喜んで貰えて本望だな、と単純に感動していた書き込みであったが、
どうもこれらの裏にある共通のニュアンスが存在することにやっと思い至る。
それは、本当はどういう意味のことだったのだろう?
青村は、とりあえず遅まきながらも、目に付いた彼らのアドレスにメールを出して
近況をしらせてくれと頼んでみることにした。
――そのほとんどが、"宛先なし"として返送されてきてしまった。
アドレスが「sage」とだけしか書かれてなかったからだ。
203名無しさんだよもん:01/11/14 16:51 ID:7svDFMYD
パブリックエネミーNO.1祭りですか?
上手いなぁ。
204名無しさんだよもん:01/11/16 01:16 ID:5psh84lh
メタル・グゥルー
ロンドン・コーリング
死神を待ちながら
チャリオット・チューグル
(枢機王狙撃)
単行本化を説に希望するであります
でも、しなさそうだなぁ…
205名無しさんだよもん:01/11/16 01:33 ID:aEBhD9R4
>>204
書き込み内容がそれだけだと板違いじゃないか?(w

枢機王の名を見て思ったが、シェンムー枢機王と、
青紫フェイルセイフって気がした、なんとなく(w
206名無しさんだよもん:01/11/16 03:50 ID:wkV2w35b
(ライター生命が)死んでも名前のストックが幾つもあります(w
207名無しさんだよもん:01/11/16 23:11 ID:gOiIO51P
>>207
うまい!
208名無しさんだよもん:01/11/17 00:53 ID:ybEP+n1a
>207
自画自賛?
209名無しさんだよもん:01/11/18 05:13 ID:Ggcf0Z4r
>>207
うまい!
210名無しさんだよもん:01/11/18 23:26 ID:S6YTfRXj
原田宇陀児がどうなったか、真剣に探ることができた者は誰もいなかった。
彼の姿は雲のように消えていた。
211名無しさんだよもん:01/11/18 23:38 ID:S6YTfRXj
……なんつうか、まあ、ひでえ話ってことになるんだろうな。こいつは。
笑っちまうよーな間抜けさもあるし、泣ける人情沙汰もねーわけじゃないし、
血飛沫が舞い散る結構ハデな人間関係っつーか、そういうのもあるこたあるが
――まー、全部どーでもいいっちゃどーでもいいんだろう、きっと。

こいつは芸術家の話だ。
そうして貴族の話で、
ついでにゲーム会社の話でもあり、
さらにはひねくれ者の話ですらある。
しかし何よりも、どんな言い方よりも、こいつを表すのに最適な言い方がある。
これは、愚か者の物語だ。

……つまるところは、まともじゃないってことだ。
こいつにゃ、うまく行くことなんか何一つない。どれひとつ取っても
まっすぐに進むことができることなんざ何もない。
どいつもこいつもテメエが何をしてるのかわからず、そのくせ自分がやってることが
どういう結果を招くのかロクに考えもしねえ。
だが、まー、やっぱりそんなことはどーでもいいっちゃどーでもいいんだろうぜ。

さあさあお話がはじまるよ。お代は見てのお帰りだ。葉っ派も鍵っ子も
みんないらはいいらはい。コイツを逃すと一生の損だ。
みっともなくて格好悪い、みじめったらしく唯我独尊、世にも奇妙な平凡さ、
へんちくりんのちんちくりんだ。ただし――期待だけはなしにしようぜ兄弟。
それでは始めよう。この物語を――

え?なんの話かって?
おいおい――
ここまで来りゃあひとつっきゃねえだろう。勿論そりゃあ、
我等が原田宇陀児の栄光と没落の話だよ――
212名無しさんだよもん:01/11/19 15:05 ID:mAsb4OKb
「盗作ってのも――案外、退屈なもんねぇ」
「退屈じゃない仕事なんてねーよ」

「誰彼のシナリオライターってのも――どってことないもんねぇ」
「売れなきゃ、そんなもんゴミ屑だろ」

「…………」
「――――」

「ねえ、あんたって――何かに動揺するコトってあるの」
「あんたの突拍子もない性格には、割とビビッてるぜ」

「――それは、どー考えてもこっちの科白なんだけど?」
213名無しさんだよもん:01/11/19 18:32 ID:RmtW6k+s
>>212
青紫と竹林?
214エンブリオ浸蝕P56:01/11/19 21:28 ID:AEjBq+Al
「おまえは・・・・・・持っていないな。」
 青紫の男は静かに言った。正しい日本語ではない。
「…………!」
 ホクトの顔から、どっ、と冷汗が吹き出すように流れ出た。
「では”あれ”を持っているのは今、誰なんだ・・・・・・?おまえは、それを知っているのか?」
「う、ううう……!」
「誰が”真の誰彼シナリオ”を持っている?あの原田というライターはなかなかのライターだった。
 致命傷を受けながらも奴は俺から逃れた。そして誰かにあれを託したはず・・・・・・それは誰だ?」
 青紫の男はここでにやり、と笑った。
「そう、俺には興味がある・・・・・・あれだけのライターが最後に、命懸けで守る気になるシナリオとは
 果たしてどんなシナリオなのか。そしてそいつは、この俺にとってパク、参考にし甲斐のある代物なのかどうか?
 ・・・・・・とな。」
「うう……お、おまえは、も、もしかして……」
 ホクトは、震える声で言った。
「陣内から聞いたことがある……そ、その盗作に対する飽くなき執念……おまえはもしかして、
 あの“超先生”と言われている……!」

※ホクト……552文書に登場。原田氏の友人。
215魔術師37-38:01/11/20 00:16 ID:3nxBd8Q+
高橋龍也は目を開いて原田の方を向く。
「――企画は他にもたくさんあるわけだな?」
「もちろんさ」
「それはいい……どうだ原田。君は自分の才能を世に問うて見る気はないか」
「え?」
原田は目をしばたいた。
「なんのことだよ?」
「ゲームシステムのことなら、なんとでもなるさ……ごまかす方法などいくらでもな。
 君はこのWHITE ALBUMで世界を征服してみる気はないか」
「……からかってるのか?」
原田はちょっと怒った顔になった。しかし高橋は静かに、
「いいや。いたって真剣だよ」
と両手を広げてみせた。
「とりあえずは私の所属する企業体LEAFに新規ゲーム部門でも設立するとしよう。
 君がそこの王様になるんだ」
「…………?」
何を言われているのか訳がわからず、原田は目をぱちぱちさせるだけだった。

……かくして原田宇陀児の没落は始まった。
216魔術師:01/11/20 00:26 ID:3nxBd8Q+
おいらの名前は陣内ちから。陣内って呼んでくれ。この物語の語り部だ。
平凡な名前だって?まあいいじゃねえか。なんとなくこの響きが気に入ってるんだ。へへへ。

さて――
我等が原田宇陀児にとって、のっけに出くわした人間が高橋龍也だったこたぁ、とんでもねえ幸運だった。
本来なら文句なく追い出されるところを助けてもらっただけじゃなく、
その才能を発揮できるための場所まで用意してもらったんだから。
そして、同時に高橋に会っちまったことは原田にとっては底なしの不運でもあった。
なぜなら高橋には本質的に未来がなく……タチの悪いことに本人もそれを知っていた。

おいらの見るところ、高橋は最初っからテメエの属している会社を心の底では裏切っていた。
忠誠心なんてこれっぽっちもなかった。だからこそ優秀だったとも言える。
優秀だったから、高橋は原田のことをこんな風に専務に報告した。
”彼を使い捨てにするのは惜しい。その人を引きつける文章を作り出せる才能はLEAFの<商品>に大いに利用できる”
――ってな。
217名無しさんだよもん:01/11/20 22:41 ID:0K2+JNa6
シナリオライターを名乗るならしかるべき仕事を果たしてからにしろ。
話でユーザーを惹きつけるのが君の仕事だろう。
感感俺俺で話題にされるなど本末転倒もいいところだ。
218名無しさんだよもん:01/11/21 04:17 ID:gtvMurxx
「萌えとは、かわいいということではない。頭がいいことでもない。
胸が大きいことでも変な口癖があることでもない。気が弱いということも
どんくさいことも意味しない。萌えとは結局のところ、他の何物とも
関係のない、それ自体が独立した要素であり、それを
真に手に入れようとするならば、記憶や生命といった他の全てを
犠牲にすることを覚悟しなくてはならない」

                     ―― 霧間誠一 「葉鍵と信念」
219名無しさんだよもん:01/11/21 06:37 ID:RdepC7Rp
「あ、あの! あのその――」
「なんだい?」
「ま――また会えるかしら?」
 あたしがそう言うと、ウェブマスターはちょっと不思議そうな顔になって、そして言った。
「ぼくなんかとは、二度と会おうなんて思わない方がいいのさ」
 そう言われては返す言葉がない。それでもあたしは食い下がる。
「じ、じゃあさ――もし、もしもよ。あたしがさ、その……あんたの敵になったら?」
「ん?」
「さ、さっき言ってたわよね、あんた。”LEAFは寛容じゃない”とかなんとか――
でもあたしは、あたしはやっぱり、あたし自身はろくでなしだけど、でもLEAFには
”ユーザーの批判を受け止める度量の広さ”があって欲しいと思う。それはあんた
の考えとは違うんでしょう?
だったらあたしはやっぱり、あんたの敵になるかも知れない――」
 自分でも何言ってんのかよくわからない。
「…………」
 ウェブマスターは無言であたしを見つめている。その視線を受け止めながら
それでもあたしは喋りつづける。
「そ、そうなったとき、敵になって、OHPの掲示板を荒らしたら――そうしたら
あんたは、またあたしの前に出てくるんじゃないの? そうすれば会えるんでしょう?」
「――メアド晒しなんか恐くない、と?」
 面白がるように言う。
「そうよ!ちっとも恐くなんかないわ!」
 あたしも、半分へらへらしながら答えた。
すると次の瞬間、あたしはなんだかすごく珍しいものを見たような気がした。
滅多にないものに遭遇したように思ったのだ。
 ウェブマスターが「ニヤリ」と笑ったのである。
「――そのときは、僕も君に容赦しないと約束しよう」
220 ◆hGrdp//E :01/11/21 14:06 ID:8W3ZuMp2
良いスレになったなあ。
っていうか、215のキャスティングははまりすぎだよなあ(w

…ところで、このスレってどのくらいの人数が常駐しているんだろう?
一度点呼を取っていいかい?
221名無しさんだよもん:01/11/21 19:13 ID:F8Us2eyA
はい、1
でも、スタッフネタは僕にはレベルが高いんで読み手に専念してます
222名無しさんだよもん:01/11/21 21:00 ID:6gExhEi1

あんまりネタ書いてないけど
223名無しさんだよもん:01/11/21 21:56 ID:gd/lSVJn
3。
書いたネタは>>141>>157の2つだけ。
もっと書きたいけどなかなかネタが思いつかない。
224名無しさんだよもん:01/11/21 22:18 ID:J2oW5UMh

と言っても214でデビューしただけの若輩者です。
text-Aomulize(文章の青紫化)の極意を見出したらまた来ます。
225名無しさんだよもん:01/11/21 22:34 ID:1m5kPW08

1つだけネタ作りました。
周りと比べると明らかにレベルが低いんでちょっと鬱。
226名無しさんだよもん:01/11/21 23:52 ID:gtvMurxx

まだ1つだけ…
にゅう。
227魔術師:01/11/22 00:24 ID:D6albOBP

78、84、185、200-202、211
とりあえずこんなとこかな。他のは省略。
それと>>220さん、215の件ありがとうございます。
やる気がでるので、そう言っていただけるとはげみになります。
228名無しさんだよもん:01/11/22 12:42 ID:MkGs2hyi
読み専だけど、8?
229名無しさんだよもん:01/11/22 12:58 ID:7M3XV/Ts
9。このスレはROM。
230 ◆hGrdp//E :01/11/22 13:27 ID:g6lQvqli
十。
これだけの数のネタ職人が揃っていたとは…。
ROMの人も一言感想をくれるだけでも嬉しいので、よろしく。

>227
レベル高いな…
俺は89、139、171…あとは署名してある。
231ホーリィ&ゴースト:01/11/22 14:39 ID:K21hySXq
YEAH葉っ派&鍵っ子! 君たちは萌えキャラが好きかい?
我が名は超俺車 自慢じゃないがボクは平和主義者でね
荒っぽいことは大の苦手だ
しかし君たちがどうしてもって言うのなら考えないこともない
めくるめく葉キャラと鍵キャラ
投票と集計とCGとSSが渦巻くレスのオンパレード
そこに君たちを案内しよう!
そこは気の抜けるようなシンプルなスレッド
予想なんて信じなくていいから裏切られることもなく
人気なんて最初っから無いなら悩むこともなく
周りのヤツらはみんなカモでネギだ
気の食わないヤツも 気のいいヤツも 気の違ったヤツも
気を悪くしたヤツも 気のせいなヤツも
みんな萌えキャラの前では馬鹿ヅラ下げた獲物に過ぎない
掠め取れ 奪い取れ 騙し取れ
大切にしている票も 投げ捨てたいと思っている票も
かまうこたねーから根こそぎエロCGでサラって来ちまえ
投票に情けは無用だ 投票に遠慮は無用だ それが君たちの流儀だ
HEYそうとも 我らが板の祭典最萌トーナメント!
君たちはフリーダムだ 君たちはゴージャスだ 君たちはヒロインだ
世界なんぞ萌えキャラで踏みつぶしてしまえ!

ただし―多重投稿だけには気ィ付けた方がいいかも、な
232231:01/11/22 14:43 ID:K21hySXq
ROMでしたが初めてのネタの11人目です。
スタッフはあまり詳しくないんで、またROMに戻ります。
233名無しさんだよもん:01/11/22 16:03 ID:PalLrltf
荒らしや脱線がなかったわけじゃない。
首をかしげたくなる不出来なネタだって、そりゃあ、ある。
けれどこのスレには心がある。確かにある。
元ネタへの敬意、対象への愛。そんなものが満ち満ちている。
「ハートレス・スレッド」だなんて、誰にも呼ばせやしない。

……ごめん。上はブギーから引用した文章じゃなくて即興のオリジナル。
ただ「ハートレス・スレッド」って言いたかっただけなのさ。
スレ汚しスマソ。
234名無しさんだよもん:01/11/22 22:20 ID:1sE3EHKe
>232
別にスタッフネタじゃなくても良いんじゃないかと。
キャラネタでも結構行けると思うんだけどね。

>233
個人的には結構雰囲気があって(・∀・)イイ!と思うけど?
俺のネタよりはよっぽどいい感じ。
235名無しさんだよもん:01/11/22 22:24 ID:1sE3EHKe
レスだけじゃ何なのでつまらんネタを一つ
ホーリィ&ゴーストより

空に縛られし翼人は夢を見る
いつか静かな日々が来るのだろうか
もしも皆が同じ場所に立ち
緑豊かな大地が息を吹き返したとき
もはや争いはなく
ただ静寂だけが世界に満ちるような

優しき少女は歌を聴く
奥深いところから洩れるその囁きは
地上の誰もがその下にあり
忘れてしまったそれを思い出すとき
はっと我に返って
思わず両膝をついて祈るような

法術使いは空を思う
それは永遠の片思いの有様にも似て
伸ばした手は決して届かず
交わること叶わぬ境界が揺れるとき
淵から身を投げて
生まれたことを懺悔するような

物語を紡ぐ者たちは夢を見る
見る夢の真実は誰も知らぬ

なんかAIRっぽい感じがしたので作ってみた。
あんまりAIRの事は知らないんですけどね(w
236名無しさんだよもん:01/11/23 10:42 ID:Xy31mo3S
>>235
(・∀・)イイ!
237207:01/11/23 23:43 ID:SFkxj/n2
11人目!
あの自画自賛は実は>>206にやるはずでしたが間違えたという
愚行だったので次からここでのコテハンは自画自賛でいかせていただきます。
今まではROMでしたがこれからは積極的にネタ出しに協力していきたいと思ってます。
238名無しさんだよもん:01/11/23 23:45 ID:YNJUFrv1
>>231,>>233,>>235
(・∀・)b グッジョブ!

しかしブギーネタのみでここまで続けられるたぁスゲエよ
239名無しさんだよもん:01/11/24 01:32 ID:KI/J6asU
「ホーリィ&ゴースト」帯のアオリ文より。

いたるを
使え──
       それが
        鍵だ!

(原文は「死神を使え──それが鍵だ!」です)
240青村早紀:01/11/24 20:52 ID:5lFeCmOY
文章には、決まりごとなんてなんにもないのよ。
241最萌男トーナメント:01/11/24 22:18 ID:G/Oj9DTL
「ジョージといっしょ!!」を使え――
 それが鍵だ!
242231かつ241:01/11/24 22:24 ID:G/Oj9DTL
他にも考えようかと思ったけど、
手元には「ハートレスレッド」以降しかないや。
243名無しさんだよもん:01/11/24 22:47 ID:u5TshhMT
もしも君が普通の葉鍵ファンたろうとするなら、
葉鍵板などには関わらぬことだ。
そのスレッドはほとんどの場合、歪んだ方向にしか向いていない

葉鍵板最萌トーナメントをするのは人の勝手だ。私としては、
それが互いの萌えのつぶしあいにならぬことを祈るだけだ

いったん崩れ始めたブランドイメージは、
新しく一からブランドを立ち上げる以外決して元に戻すことはできない

問題は、安易にわかりやすい解決と結末をAIRに求める君の根性のなさだ。
それが世にAIR批判のはびこる最大の理由だ。
終わりなどプレイヤー一人一人が勝手に決めてしまえばいいのだ。
そうでなければ、いつまで経ってもAIR萌えを始めることは出来ない

─────霧間誠一 <VSイマジネーター(妄想者)>
244名無しさんだよもん:01/11/24 23:49 ID:Wwn4f8By
>>241
(・∀・)イイ! 。最燃男トーナメントか。あの展開にはワラタ。
参考:>>216からの展開。
http://game.2ch.net/test/read.cgi/leaf/1006347841/201-300
245名無しさんだよもん:01/11/25 00:15 ID:WBmMDI2d
「ペパーミント」帯のアオリ文より(違ったらスマソ)。

その社内事情は──
        痛い!
246カウントダウンの最後らへん:01/11/25 03:58 ID:VoiGx+6E
「観鈴!ジュースだぞ!」
 しかし、いつもならすぐに喜んで飛びついてくるはずの娘が歩いていくので、
彼は虚を突かれた。
 娘は、ぼろぼろと涙を流していたのだった。
「……ううう」
 声にならず、呻きながら泣いている。
 口の動きと態度から見て、ママ、ママ、とかそういうことを言っているらしいのだが、
言葉にならないのだ。
 娘を抱きよせた母親も、目元を押さえている。
 男は振り上げたジュースのやり場に困り、しかし彼自身も目を真っ赤にして、
口をもがもがとさせることしかできないのだった。
 若いカラスは、その光景を見てなんとなく「いいねえ」とか思って微笑んでいた。
247名無しさんだよもん:01/11/25 08:01 ID:vQmw4Czf
>245
シンプルにまとめたな。ワラタよ。
248名無しさんだよもん:01/11/25 08:02 ID:vQmw4Czf
上げてしまった・・・ごめんなさい
249名無しさんだよもん:01/11/25 10:41 ID:bJqo6/8z
遅ればせながら点呼に応じてみる。たぶん13人目。
書いたのは>>129-130のみですが。
250名無しさんだよもん:01/11/25 22:14 ID:ekuNs57J
(これまでのあらすじ)
 初めての完全オリジナル企画『誰彼』を任されることになった原田ウダル。
 スタッフとの顔合わせに臨むのだったが…。

「相変わらず苦労してるな、ウダルくん」
 その声を聞いて、ウダルの顔がぱっと明るくなった。
「カワタさん? 今回の原画はあなただったんですね!」
 彼はカワタヒサシの元に駆け寄った。
 カワタも顔を上げ、ニヤリと笑うとウダルと握手を交わした。
「いやあ、助かりました。あなたの企画だったんですね。実は不安だったんですよ」
「俺の企画じゃない。君の企画になったんだろ、ウダル」
 旧知の仲らしい二人に、グラフィッカーたちはまたぽかんとなった。
「チーフ――お知り合いで?」
「ああ、こいつは命の恩人でな。二年ほど前に浮気ゲーの企画が行き詰まった時に、まだアルバイト上がりの新入社員だったこいつがメインシナリオに抜擢されて、『ホワイトアルバム』として完成させたことがある」
「アルバイト上がりの新入社員? てことは、コネ入社の坊ちゃんじゃなくて――」
 ろみゅとねのつきが目を丸くした。
「おう、新人募集に応募してきた同人出身の叩き上げだ。こいつはこう見えても文学青年崩れで……」
「ま、まあいいじゃないですかそんなことは!」
 ウダルはあわてて言った。スタッフに過去の葉系同人活動のことを知られるのは恥ずかしいという気持ちもあるのだ。
251名無しさんだよもん:01/11/25 22:16 ID:ekuNs57J
「前に会ったときは月給13万だったよな」
 しかしカワタは続けた。
「え、ええ。それよりカワタさん、スタッフの皆さんを紹介してもらえませんか?」
 高橋&水無月の方をちらりと見ると、二人は痕以来の腐れ縁の青紫と何やら話し込んでいて、こっちを向いていなかった。
「ねえ高橋さん、ホントにウダルくんって下川専務相手に怒鳴りつけたんですかぁ?」
 とか訊く青紫。
「ああ。実に勇気のある青年だね」
 それに高橋が笑って答える。
「へえ。やりますねぇ」
 青紫はニタリと笑い、これは面白くなりそうだ、という目でウダルの方を見た。

 ウダルは頭が痛くなってくるのを感じた。
 このチームで彼の命令を聞かなければならない立場の人間は誰もいないのだ。CG班はあくまでもカワタの部下で、しかも直接に企画そのものには関わらない命令系統が別の立場の者たちだ。青紫は彼より地位が上だし、高橋&水無月に至ってはどう扱ったものやら見当もつかない。
 自分の下に誰もいない企画のリーダー役という、亀に追いつけない走者の如き絶対矛盾が今の彼の立場であった。陣内をシナリオ補佐に起用できるかどうか以前に大変なことになってしまった。
 勘が鋭くなくても、誰彼の前途が多難であることは容易に想像できるのだった……。
252魔術師:01/11/25 23:03 ID:JCp6iCb1
葉鍵板創設に際して

LEAF・KEYは、エロゲー界にとどまらず、ゲーム界の流れのなかで"小さな巨人"としての地位を築いてきた。
古今東西の名作を、廉価で手に入りやすい形で提供してきたからこそ、
人は葉鍵ゲーを自分の師として、また青春の想い出として、語り継いできたのである。
その源を、文化的にはLEAFの雫に求めるにせよ、規模の上ではKEYのKANONに求めるにせよ、
いま葉鍵ゲーはユーザーの多様化に従って、ますますその意義を大きくしていると言ってよい。
LEAF・KEYの意味するものは、激動の現代のみならず将来にわたって、
大きくなることはあっても、小さくなることはないだろう。
「葉鍵板」は、そのように多様化した対象に応え、歴史に耐えうる作品を収録するのはもちろん、
あたらしい世紀を迎えるにあたって、既成の枠をこえる新鮮で強烈なアイ・オープナーたりたい。
その特異さ故に、この存在は、かつてエロゲーがはじめてゲーム業界に登場したときと、
同じ戸惑いをプレイヤーに与えるかもしれない。
しかし<Changing Time,Changing Networking>、時代は変わって、ネットも変わる。
時を重ねるなかで、精神の糧として、心の一隅を占めるものとして、
次なる文化の担い手の若者たちに確かな評価を得られると信じて、ここに「葉鍵板」を設立する。

199X年 ひろゆき
253魔術師:01/11/25 23:17 ID:JCp6iCb1
霧間凪「――あながち"蟹ミサイル"は伊達じゃないわけか」
九連内朱巳「それは非論理的です」
254魔術師:01/11/25 23:20 ID:JCp6iCb1
宇治木貢「あの鉢を届けてくれ。あれはいいものだ」
ドクター「男の俺でもどうにかなっちまいそうだぜ」
傭兵隊長「わかりますわかります」
255名無しさんだよもん:01/11/26 01:19 ID:TIlylXAs
『キミが(・∀・)イイ! と言えばボクは萎え(;´д`)と言い、キミがsageと言えばボクはageと言う』
――――――――――名無しさんだよもん<葉鍵板>
256ホーリィ&ゴーストより:01/11/26 09:16 ID:PBwfGMYO
「デートするはずだったの。久しぶりに」
 彼女は投げやりに言った。
「でもお互いのスケジュールが何か合わなくて、結局またの機会になっちゃって」
「あらら。彼氏も受験生なの?」
「つーか――受験よりも難易度の高い、鍵の新作のシナリオを作らなきゃなんなくなったらしくて」
 彼女は空を見上げて、またため息をついた。
「これがなかなか、難しいっつーか――自分の方も勉強しなきゃならなくて忙しいわけだし、相手のことを一方的に責めるわけにもいかないし。あーあ」
 なかなかに微笑ましい。普通の少女の、普通の悩みという感じだ。青紫と下川が置かれている立場からすると平凡と言える。
257名無しさんだよもん:01/11/27 11:29 ID:t59vwtH4
ナイト雀鬼も、フィルスノーンも、雫も、痕も、東鳩も、ホワルバも、
こみパも、まじアンも、誰彼も、うたわれるものも、そしてP/ICEも――
LEAFがつくったものだ。
LEAFがつくったもので、LEAFに壊せぬものなどない。

――下川直哉<天空に至る病>
258名無しさんだよもん:01/11/28 03:20 ID:eZlwvbIF
>>257
いっしょ、ないしょ、いこう!は?
259名無しさんだよもん:01/11/28 03:24 ID:raQVG0tU
>>258
スマソ。忘れてた。あとナイトライダーも。
ちなみに超個人的なことだが、「WORM BADTRANS.B」というウィルスに感染してえらいことになってます。アウトルックを使っていて、
メールを閲覧するだけで感染するタイプ。みなさんも気をつけてください。
260名無しさんだよもん:01/12/01 04:11 ID:r+ZJx33Y
気楽になるのは容易いことだ。魂を無くせばそれですむ。

 出典: 大耳モナー「信者さん・リターンズ・VS青紫Part1」
261名無しさんだよもん:01/12/02 10:37 ID:62MGs3kP
こう見えても、ぼくのささやかな誇りは
これまで一度も多重投票をしたことがないと言うことでね。
262名無しさんだよもん:01/12/02 14:00 ID:iqGFneHT
age
263名無しさんだよもん:01/12/02 14:47 ID:+BjG1npI
・・・・・・な、なにが、プライドだ・・・・・・!
─あ、あの多重野郎・・・・・!
・・・・・・>261の大嘘つきめぇッ!
264名無しさんだよもん:01/12/02 16:15 ID:bX/a5HZJ
>>261>>263
一番ワラタ
265名無しさんだよもん:01/12/02 17:58 ID:dL9TTRwU
>>261-264
>>44-46
「――君は知っているかな?」
「ある種のパロディだとか、原作のネタだとか、そういうものはがいしゅつと言わ
れないことはほとんどない。以前に似たようなネタを書き込み、似たようなウケを
取っていながら、あっさり忘れられているものが大抵はいるものだ」
「ぼくが知っているだけでも“超俺車”がいた。彼にはとても豊かな才能があった。
人の神経を逆撫ですることができた。しかし彼はそれを使いこなすことが出来ずに
結局ただの“雑談系コテ”になってしまった」
「大勢の職人が、似たようなネタを振りながらそれぞれに失敗している。だが彼ら
は決して無駄になったわけではないとぼくは信じる。彼らのネタは次の者に受け継
がれていく。たとえ彼が過去ログのネタのことなど知らなくても、それが存在して
いたことは、彼に少なくとも確かな影響を与えているはずだ」
「――俺のネタはがいしゅつ、というわけか?」
「君のネタは確かに面白いが、がいしゅつと呼ばれても仕方のない性質のものだ。
君――君たちは知らずして、パロディ系ネタスレはいくら繁栄しようとも、むしろ
それゆえにいずれはネタ枯れに陥り、滅び去ってきたという壁を”突破”しなけれ
ばならないという宿命を背負っているのさ」
266261:01/12/02 23:40 ID:2kkOjPPQ
>>263,>>265
期待通りの反応ありがと。
>>44-46のことは知ってて書いたよ。
何となくやってみたかったんだ(w
267265:01/12/03 00:13 ID:vVl4Lt9a
>>266
どういたしまして。やはりネタ返しは職人の基本(w
まあ、本当にネタが尽きるまで細々と盛り上げていきませう。
268名無しさんだよもん:01/12/03 00:53 ID:aTj4c439
>>261-265
本物同士の様に通じ合ってる感じがカコイイ(・∀・)!
269263:01/12/03 00:55 ID:kSxh70DO
   |
   |
   | ∧  君らはまだ誰も気づいてないが、
   |Д゚)  葉鍵板に、いやこのスレにネタを振られたんだ。 
   |⊂   だから、ぼくがでてきたんだ。
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   |
270静かなる中条:01/12/03 01:45 ID:ODibZdqh
【第八犯例】
盗作

@著作権の存在する他人のアイデアを奪取した者は
盗作の罪とし、無期懲役に処する。
A前項の理由により、財産上不法の利益を得、
または他人にこれを得させた者も、同項と同様とする。
271名無しさんだよもん:01/12/03 02:27 ID:jHXKrfzH
「君は、Leafとかに興味があるかな?」
「Leaf、ですか?」
「そう。そういう噂話とか、好きな方かい?」
「嫌いじゃないですけど…なんでそんなこと訊くんですか」
「いや、まとめて同人誌にしようって思っているんだけどね」
「Leafの話なんかまとめてるんですか?」
僕のことを不思議そうな顔で見るだけだ。
「そう。面白いかな、って思って」
「面白いですか?」
「君は面白くないのかい?」
「いや、社外の人がそういうの、珍しいなあって思って」
「たとえばさ、この辺で社員の退職というか、噂になっていることって何かあるかな?」
僕が訊くと、彼女は何故か急にくすくすと笑い出した。
「それって、なんの話ですかあ?」
「え?いや、なんの、って――」
「もしかして、高橋・水無月組ですか?」
僕は彼らが完全に退職したと思っていた。だからぽかんとしていたに違いない。
「すごいですよ、高橋・水無月組は――なんてったって"高彦達哉"ですからね」
彼女はなおもくすくす笑う。
「――なんなんだい、その高彦……彼らはまだいるのか?」
しかし彼女はとぼけて教えてくれない。
「どーしよっかなあ…教えてあげよっかなー、やめとこっかなー……」
272271:01/12/07 01:31 ID:nDqSHwoy
「リーフと言えばさ、この前まで大騒ぎになっていたろう?あのスタッフたちが大量に抜けて」
「あー、あれはねー、まいたよねー……あそこしかエロゲーやってなかったからさ。
 いなくなっちゃったときはショックだったわ。その後の誰彼もさんざんだったし」
 彼女は深々とため息をついた。
「みんな馬鹿みたいよね。超先生とあかさあ。2ちゃんの情報も、あれって結局社員の自作自演か何かだったんでしょう?
「そうらしいね。でも誰彼は原田さんが行方不明になっちゃったのが致命的だったよ。
 代わりのライターがよければすぐに信用回復になったのにな」
「そうだったの?」
「ああ、まじアンの後いなくなっちゃったんだよ」
「どうして?」
「それがわからないんだよ。関係者によると、原田さんは天才肌の芸術家みたいなところがあるから、
 人間関係にショックを受けすぎて失踪したんじゃないかって言うけどね」
「ふうん。詳しいんだ」
「一応2ちゃんねら〜だぜ。調べたんだよ」
273名無しさんだよもん:01/12/07 09:28 ID:QcOa2Z49
『ときどき浮かび上がるんだ。まるで不気味な泡のように』

                       |             .|
                       [ト囗、o         |
                       |ノ o 囗、       |
                      ∠_    囗-囗-囗-|]
                      | /二¬ -  _ _ \
     __________    | | T>\  |.ヘ   | ̄
                   \  ノ   |  |ノ   /      _
葉鍵への期待と不安        > ヽ 、  |  | V /   __/∧|
ある意味、僕もそれと同じか  /    \_|/ / W   /∧  //_|
                   /    n――‐.W 二二_// / ∨/ /
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  _匚]__/∧ ∧// ̄ ̄  /
                     |∧ ∧ ∧// ∨ _/ |   /
                      | ∨ ∨ / ̄ ̄   |/ ̄
                       ̄| ̄ ̄ ̄        |
274名無しさんだよもん:01/12/07 11:01 ID:ybK8ZkVF
http://www.google.co.jp/search?q=%83u%83M%81%5B%83%7C%83b%83v%82%CD%95%A5%82%ED%82%C8%82%A2
「駄ネタ…だよね?」
ああ。果てしなく既出。ファンならうんざりしているはずだ。
二件程度とは言え、検索で引っかかるのがまさにその証拠。
こういうブギーネタを思いつくのは…ブギーを知らない者ばかりだ。
「この文だって元ネタがないし。適当にそれっぽく書こうとしてるだけ…」
そんなことは一行目からわかっていたことだ。
それに、このスレの趣旨からずれているネタだとさえ言ってしまってもいい。
だが…少なくとも…俺はお前以上にこのネタに相応しい人間は知らない。
「でも…『ボク』と『僕』は違うんだよ? 偉い人にはそれがわからないんだよ!」
すべての人にフェチを求めてはいけない。
それに…そういうことじゃないのはお前もわかっているはずだ。
じゃあ、聞いてみようか?
上のリンクを押す前にネタに気付いてしまった人が何人いるか。
「…うぐぅ」
275名無しさんだよもん:01/12/07 19:42 ID:1h1xrvgb
彼らは互いを罵倒した。

鍵っ子は葉っ派を
「もはや過去の遺物でしかない、水無月作品の
残滓にしがみつく未来なき回顧主義者ども」
となじり――

葉っ派は
「いたる絵などという、所詮はシナリオの力無くしては萌えることすら出来ぬ突然変異の産物にすぎぬ物を、
あたかも一般的な萌え絵であるかのごとく虚言を弄する詐欺師ども」
と鍵っ子を完全否定し――

両者にはまるで妥協点の共有はなかった。
276 :01/12/07 20:08 ID:2T38cceh
>>275
ワラタよ。てか、はまりすぎ。
277名無しさんだよもん:01/12/08 08:07 ID:lbQdKltQ
ぼうじぃぱっ
278名無しさんだよもん:01/12/09 09:52 ID:twKuFPX6
>>275
(゚Д゚)ウマー
279名無しさんだよもん:01/12/09 23:18 ID:LzKDVZtS
                    
280名無しさんだよもん:01/12/10 02:35 ID:OTVPCTj6
生き残ったか…
281名無しさんだよもん:01/12/10 16:03 ID:R3VpdCE7
ほげー
282水乃星 透子 :01/12/13 01:52 ID:3BZiH8YS
「このスレッドが本当に沈むのにまだ時間があるわ。
それまでにあなたはレスをつけることができるかしら?」
283名無しさんだよもん:01/12/14 01:25 ID:MlMiyBVR
東京開発と伊丹開発

運命が追いかけてくるのか
運命が追いかけているのか
わかっているのはただ一つ
スタッフには疾走の宿命を
停めるつもりが一切、ない

果てに待つものが嘲笑でも
ひたすらに徒労が続いても
スタッフは何処かを目指す
脇目も振らず息せき切って
向こう側にと、走り続ける
284名無しさんだよもん:01/12/15 21:54 ID:3NPwFXV+
 
285 :01/12/16 21:40 ID:3EHqc48H
 
286名無しさんだよもん:01/12/17 12:22 ID:/PYhg0P3
1がにこにこしながら紹介したその少年は、なんだか存在感に欠けるというのか、
個性がないというか、おどおどした線の細い男の子だった。
「ど、どうも名無しです」
彼氏は肩を縮こませながらぼそぼそと言った。そこそこ顔立ちはいいようだが、
でもそれでも特に魅力的という訳でもない。オタクっぽい子だ。
「はじめまして。1の母です」
それでも一応、彼女の方も挨拶はする。
「お母さん、名無しくんはこう見えても(萌えの)好みがうるさいんだからね。
ちゃんとしたおもてなしをしないと」
1はなんだか、妙に浮き浮きしているように見えた。
「い、いえそんな。おかまいなく」
名無しさんとやらはあわてて首をぶるぶると振ったが、その態度もなんだか頼りないというか、
断るなら断る、お願いするならするではっきりしたらどうかと思う。
287名無しさんだよもん:01/12/18 01:29 ID:euHuA8nC
>>286
ワラタ。
288名無しさんだよもん:01/12/18 01:47 ID:Z0g8rBqW
葉鍵ネタじゃないが(・∀・)イイ!
289286:01/12/18 01:48 ID:d5myW6Cf
「……なんなのよあれは?」
「何って、2ちゃんねら〜に決まってるでしょ」
1はしれっとした顔で言う。
「ネットにつなげているんだから、
 2ちゃんねら〜の1人や2人掲示板に連れてきたって不思議じゃないでしょう?」
「そりゃそうだけど……なんであの子なのよ」
「あら、干渉すんの?」
「そりゃあ……心配はするわよ。あんまり荒らされても困るしね」
「カキコの趣味が悪いと、あぼーんするわけ?」
十四歳の少女はニヤニヤしながら不適に言い放った。
「…………」
あぼーんするかdat落ちするか、常に削除人が天秤に掛けているというのに、
1はそのことにびくびくしている様子は欠片もない。
「……それぐらいじゃ、"削除"の理由にはならないわよ」
290名無しさんだよもん:01/12/20 00:38 ID:TARv52QB
>>286
ワラタよ!
291名無しさんだよもん:01/12/21 19:28 ID:/rdTjlza
「青紫、儂はなあ、ときどき自分がものすごく悪いヤツじゃないかと、そう思えてならんことがあるよ」
下川専務は誰彼をプレイし終わると、ため息と共にそう言った。
「へえ? 専務はどんな悪いことをしたんだい? 知りたいね。 教えてくれよ」
青紫は好奇心をあらわにして上司に訊ねかける。
「まあ、色々あるがな。 まず、儂はみんなを騙しとるんだ。 儂の周りにいる人間達を、みんなみんな騙して嘘をついとる。
儂の下で働いてる部下達は誰一人として自分達が本当はどんな仕事をさせられているのか知らないんじゃよ」
292名無しさんだよもん:01/12/22 00:29 ID:NYghY8I9
巧すぎ。
本物のシェンムーは懺悔なんぞせんだろうが…
293名無しさんだよもん:01/12/22 05:21 ID:5U4qRjyX
「真実はいつだってシンプルなところにあるんですよ。常に原点は大切なのです」
「原点ね」
 ふん、と下川は鼻を鳴らした。
「そうです、原点です―― どうして人はゲームを作り出したのか、なぜ今も作り続けているのか……それは自分の胸の奥にある痛みを少しでも忘れるため。そして我等、運命の失敗作たる魔法使いはいつもその間隙に棲んでいる……」
「え?」
 急にとんちんかんなことを言い出したので、下川はオルゴールから顔を上げて道化の方を見た。
 彼は相変わらずにこにこ笑っているだけだ。
 下川は、なんとなく釈然としない物を感じつつも、その特製のオルゴールに耳を傾けた。
 それは本当になんてことのない、どうでもいいような安物だった。それは下川の耳には簡単にわかった。
 だが……どうしてだろう。それを一小節聞いたとたんに、彼の眼から涙がぽろりと落ちたのだ。
 彼はその瞬間、急に思い出したのだ。
 散り散りになった昔の仲間のことを。その彼らが在籍していた頃に作った失敗作の曲の、その音を。
(あ……)
 そうだ――
 どうして忘れていたのだろう?
 その思い出があったから、彼はゲームを作ってきたのではなかったか。あのとき仲間達が与えてくれた喜びのために。それは決して出世するとか部下に偉そうに怒鳴るためではなかったはずだ――。
294名無しさんだよもん:01/12/22 23:40 ID:5U4qRjyX
 ……かつて、一人のライターがいた。
 そのライターは、別にそれ自体では悪くもなんともない人間だった。
 だが彼は実はリーフの敵だった。
 なぜなら彼には"書くこと"というものに対して本人も気づかぬ根深い憎悪があったからだ。それでもそのまま書いていたとしたら、あるいは何でもないまま、普通に書いていったかも知れない。
 だが彼は運命のいたずらで"盗作"と出会ってしまって、自分のことをはっきり知ってしまった。
 彼自身が"盗作をするもの"になってしまった。
 高橋の方は、それを単に参考程度にとどめてオモイデ教をパクったが、彼の方は改変らしい改変もなく、ただただパクり続けた。彼にはオリジナリティという発想がなかった。
 もし今でも書いていたら、彼は完全に"うたわれるもの"を作り出して、リーフを破壊していただろう。
295名無しさんだよもん:01/12/22 23:41 ID:5U4qRjyX
 ……そして一人の原画屋がいた。
 彼女はデッサンの歪んだ萌え絵を描くことができた。
 それ自体ではなんでもない能力だった。抽象画関係やギャグマンガなどの方面に進めば、役に立てることが出きる能力だったのかも知れない。
 しかし彼女はその"萌え"を絶対的な物だと考えてしまった。
 鍵っ子から"萌え"を取り出して寄せ集めて、何か巨大な物が創れるという考えにとりつかれてしまった。
 それが18禁という限界を"突破"することだと思ってしまった。
 素晴らしいものに近づけるなら、エロである必要などない、という立場に立ってしまい、そして業界の敵になってしまった。
 "萌え"をまったく恐れないように人の心をつくりかえてしまおう、とまで思うようになってしまった。
296名無しさんだよもん:01/12/23 01:49 ID:HSE5qBjW
キャラを精一杯応援することが出来ない、勝った事を素直に喜べない、
そんなトーナメントはそれ自体で間違ってる。
でもそのことと戦うのは、残念ながら僕じゃない。
君や名無しだよもん自身なんだ。

と言ってみるテストw
297ならば釣られてみる:01/12/23 02:23 ID:UK9IWp4r
>>296をうけて以下に続く・・・

言葉だけなら、いやその投稿名も含めて完全に道化としか思えない。
なにせ名前は「名無しさんだよもん」なのに集計人の口調と態度なのだ。

しかし僕は、彼が道化ならば俺も道化になりたいものだ、とか、ふと思った。
298リィ国崎:01/12/23 23:24 ID:8TxPgDYj
「“最高”の俺がようやく見つけた敵は、しかし―――」
299高槻亨:01/12/23 23:33 ID:F2Y+RQtq
「そいつは、俺の前に立ち、何もかもをぶち壊していき、そして――」
300名無しさんだよもん:01/12/24 00:32 ID:4IAO8nMH
しばらく停滞してたと思ったらやけにアツイネタ連発だな。
良過ぎ。>>293辺り痛いよ。
301名無しさんだよもん:01/12/24 00:44 ID:kLImEG4k
>>293のネタで魔術師役は誰なのか気になる。
オルゴール→音楽→もうLeafにいないスタッフということで折戸でいいのかな?
302名無しさんだよもん:01/12/24 01:20 ID:NgP3xH2k
この手のネタスレは、そうそう頻繁にネタが出せるものでもないしなぁ。
このスレは、いつdat落ちしてもおかしくないよ。
303名無しさんだよもん:01/12/24 04:16 ID:4z+EWTsF
「君の能力――多重投票による票の操作というヤツには、どうしようもない後進性がある」
 集計人は厨房を見おろす。
「君には"萌え"という観念が欠落している。人を突き動かしている根源的な存在、とでもいうべきものを意識できていない。ただスレの上に、乱暴なコピペを書きこんでいるだけで、決してトーナメントに決定的な変化を与えることができない。葉鍵板住人としては二流だ」
304名無しさんだよもん:01/12/24 13:52 ID:4z+EWTsF
>>157 のネタに敬意を表しつつ

高橋は彼の頭をぽん、と叩いた。まるで優しい兄が弟にするような動作で、久弥はくすぐったいような気持ちになった。
「そうそう、お土産があるんだ。CLANNADとはいかないけどね。それに近い物さ」
高橋は雑貨屋でもらったゲーム雑誌のことを話した。久弥は胸の奥がずきり、とした。
「……KEYの新作か」
「まだ完成しているわけじゃないだろうが、彼らが頑張っているという確認になるんじゃないかと思ってね」

(中略)

「雑誌を見ようよ。せっかくもらってきてくれたんだからさ」
と、大きな声を出した。
二人はページをめくって、CGを一目見た。
「――うん、なかなか可愛いじゃないか」
高橋が感心して言った。実際そのヒロインは可愛かった。
だが――
「…………」
久弥は、その一枚を目の前にしたその瞬間から、身体を硬直させていた。
高橋が、その彼のただならぬ表情に驚く。
それは怒りだった。
彼は、目を見開いて、頬をぶるぶると震わせて、今にも暴れ出しそうな感じで怒っていたのだ。
「……なんだこれは?」
呟いた、その声も尋常でなく震えている。
「これが……これがいたるのCGだって言うのか? そんなバカなことがあるか!」
怒鳴った。
高橋が唖然としている間に、彼は残りのページを目にしていって、そして親の敵のように破りとって、投げ捨てるとまた叫ぶ。
「これは……こんなものがいたるの、彼女が見つけようとしていた絵であるはずがない! これは……これは普通に萌えるじゃないか!」
そして彼は立ち上がると、風のような速さでログハウスから飛び出していった。
305名無しさんだよもん:01/12/24 19:04 ID:22h8fOIF
>304
>これは……これは普通に萌えるじゃないか!

ワラタ。普通に萌えるなら問題ないだろ(w
306名無しさんだよもん:01/12/25 22:47 ID:KGsDe2PC
>>304
いたるはいったいどんなシロモノ目指してたんだ(w
307名無しさんだよもん:01/12/27 14:18 ID:3OlhOBZz
>>304
かなりワラタ。高橋は風のような速さでどこへ行ったんだろう(w
308名無しさんだよもん:01/12/27 15:00 ID:6XPjllf5
>>307
久弥の方だと思われ。
309 :01/12/27 18:49 ID:GHHRHBEL
この場合、スクイーズは誰になるのか?
310名無しさんだよもん
>>309
そりゃ、第10回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞した
涼元センセしかいないでしょ。