★ 校庭で父子が無理心中か 父親死亡
23日午前、東京・文京区の小学校の校庭で、49歳の父親が、息子と共に灯油のようなものを
かぶって火をつけた事件で、意識不明になっていた父親が、23日夜、死亡しました。
父親と息子は別居中だったということで、警視庁は、現場の状況から無理心中を図ったとみて、
動機などを調べています。
23日午前10時半ごろ、東京・文京区千駄木の汐見小学校の校庭で、父親が息子と共に
灯油のようなものをかぶって火をつけ、2人とも全身にやけどを負いました。
警視庁は、息子と無理心中を図ったとみて調べていますが、父親で近くに住む会社員の
茂木龍太容疑者(49)が、23日夜8時すぎに死亡したということです。
9歳の息子は、意識不明の重体です。
これまでの調べによりますと、父親と息子は別居中で、小学校で野球の練習をしていた息子を
父親が校庭の隅に連れ出し、頭から灯油のようなものをかぶって火をつけたということです。
去年5月には、母親が当時住んでいた台東区の警察署に、「別居中の夫が突然現れて、
子どもの手をつかんだ」と相談していて、警察署では、自宅周辺のパトロールや母親への
電話連絡を続けたということです。
その後、異常はなく、弁護士を通じて離婚調停も進められていたことから、去年12月に
母親や親族の了解を得てパトロールなどを終えたということです。
警視庁は、父親の動機やこれまでの行動などを調べています。
NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131223/k10014045471000.html